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「HOUKAGOキッチン~Teacher’s~」は川越駅徒歩5分の餃子専門店。プロの餃子焼き師としてグルメ餃子にこだわる代表井上さんの見つめる未来

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越
プロの餃子焼き師による絶品グルメ餃子専門店!!

 

川越駅からすぐの餃子専門店で、全国の有名餃子も多数!人気某餃子フェス・某グルメフェスの大人気メニューも川越で楽しめます!将来的には障がいをお持ちの方でも働けるそんなお店を目指されています!

今回はHOUKAGOキッチン代表の井上さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~が川越に立ち上げられた経緯について、教えてください。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

井上:私は、通信制の高校などをはじめとした教育事業を展開する会社に現在も勤めております

現在HOUKAGOキッチンがある建物は別の会社が運営されているのですが、現在私が勤める会社の会議などで普段2階を使用させていただいておりました。
そんなタイミングでその建物を運営される会社の会長さんから、「1階で飲食店をやろうよ」というお話をいただき、HOUKAGOキッチンがスタートした形です。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越
餃子を扱うことになったのは、私が18歳の頃から池袋の餃子スタジアムに出入りをして、餃子焼き師として活動をしてきた背景があります。
大学を卒業して一般企業に勤めていましたが、土日は餃子スタジアムを手伝うこともよくありました。
飲食店のお話をいただいた時も餃子なら自信を持ってお客様に提供できるかなという想いがありましたね。

餃子の世界には様々な繋がりがあって、私が働いていた餃子スタジアム内のお店は既に閉店してしまったのですが、その隣のお店やさらにお隣のお店から「ちょっと手伝ってよ」という形でお声がけいただくことも多々ありました。

そんなお繋がりから駒沢公園などで行われる「餃子フェス」でも働くことになり、今HOUKAGOキッチンでも餃子を提供させていただいている「でんでん」さんともそこで知り合いました。
「でんでん」さんの餃子は「餃子フェス」で1日に7,000食も売れる超人気餃子ですが、その味をHOUKAGOキッチンでは味わうことができるようになっています。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~のこだわりや特徴について教えてください。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

井上:「でんでん」さんの餃子をはじめ、ここでしか食べられない他店の餃子が食べられるということももちろんHOUKAGOキッチンの魅力ではあるのですが、私としては「肉汁鶏餃子」を強く推していきたいと思っています。

私が以前池袋の餃子スタジアムで働いていたお店は現在は四国へ戻られてしまったのですが、鶏をアレンジした鶏餃子が大人気のお店でした。
また、現在私がお手伝いをしているお店は近江牛などを使ったグルメ系の餃子が人気でこちらもオススメのできる餃子です。

現在HOUKAGOキッチンで提供をしている「肉汁鶏餃子」はこの2つのお店の良いところを中心に私のこれまでの経験を存分に注ぎ込んで開発した商品となっています。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越
これまで様々な餃子を食べ、餃子スタジアムなどでも大人気だった商品なども間近で見てきました。
その結果、粒が大きく肉汁がよく出てさっぱり、皮ももちもちして、ニンニクや化学調味料を使用しない今の「肉汁鶏餃子」が完成しました。
将来的には、工場へ発注をして大量生産ということも考えていますが、今はお店で1つ1つ丁寧に手作りをしています。

今は、私と母で仕込みや調理、店舗運営を中心となってやっていますが、現在勤めている会社のスタッフも店舗運営やイベントの際には手伝ってくれたりもしています。
現在、HOUKAGOキッチンは私の自営業という形態ですが、今勤めている会社で見ている小学生や中学生の子供たちが18歳になった時には就労継続支援B型のお店として餃子屋さんをやりたいと思っています。

まずは私が個人として繁盛店を作り上げて、「川越で餃子といえばHOUKAGOキッチンだよね」と言われる状態にしてから、就労継続支援B型のお店として実はこの餃子を焼いているのは障がいをもった人たちでしたという形にできればいいですね。
今は、障がいがある方が就労継続支援B型の施設でフルタイムで働いても月に15,000円ほどしか貰えないという状態だそうです。
それではなかなか自立した生活をすることは難しいのかなと思っています。まずは自立して生活できるくらいのお金をHOUKAGOキッチンで稼げるように、そして将来的には餃子フェスのようなイベントなども手伝ってもらって、1日に数百万円の売り上げを一緒に作ってさらに稼いでもらう。そんな世界を想像しています。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

今私が勤めている会社が放課後等デイサービスを立ち上げたのは2022年1月になります。それまで私は様々な施設のお手伝いをさせていただいていたのですが、もともとお知り合いだったここの会社の社長が放課後等デイサービスを立ち上げたいということで私が申請から何まで立ち上げをさせていただきました。

放課後等デイサービスに通っている子たちはいわゆる「グレー」な子たちがたくさんいて、そういう子たちは将来通信制の高校に通ったり、支援学校に通ったりすることになるのですが、その先の進路はあまり整備されていません。
通信制の高校を卒業した後に一般の会社勤めをすることもあるのですが、なかなか難しく、結局は就労支援施設などに行くことがほとんどでした。
ここの出口が極端に狭い現状があります。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

放課後等デイサービスは川越に70施設ほどあるそうですが、就労支援となると極端に少なくなります
そういった現状があるのであれば、私が就労継続支援B型の施設を立ち上げて、放課後等デイサービスの時から一貫して寄り添うことができれば、その子にとっても保護者にとっても安心できる素晴らしい環境だなと考えるようになりました。こういったことから、就労継続支援B型の施設を立ち上げようと考えるようになりましたね。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越
ただ、HOUKAGOキッチンとしては最初から障がいのある方が焼いている餃子としては売り出したくなく、あくまで餃子フェスで4000食売った私がやっているお店として大きくしていきたいと考えています。

私がこれまでの餃子に関する経験や知見を全てこのお店に注ぎ込んでお店を大きくしていき、その上で実は障がいのある方が餃子を包んでいました、焼いていましたという形にしていきたいです。
初めから障がいのある方が作っていることを全面に押し出すのではなく、あくまで餃子屋として勝負して、評価を得たいと思っています

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~井上さんが苦労されたことについて教えてください。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

井上:HOUKAGOキッチンの立ち上げは本当に大変でしたね(笑)。
1人で飲食店を立ち上げたことなんてもちろんないですし、どうしたらお客さんに飽きずにきてもらえるのか、どうしたら普通とは一味違うグルメ餃子を仕入れ続けられるか、といったところには本当に苦労しました。

「肉汁鶏餃子」だけでは面白くないなと考えていましたし、これまで餃子スタジアムなどに長くいたからこその繋がりは生かすべきだなと考えていました。
せっかくこれまで餃子で生まれた繋がりが多くあるので、日本各地の特色ある餃子を

HOUKAGOキッチンでは扱って、HOUKAGOキッチンの中だけで、餃子スタジアムが完結するようなそんなお店を目指すことにしました。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~井上さんが働かれていて喜びを感じる瞬間について教えてください。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

井上:自分で開発をした「肉汁鶏餃子」が「美味しい」「こんなの食べたことない」と言われた時は嬉しいですよね。
今HOUKAGOキッチンにはありがたいことに常連さんが多くなってきました。
他にも様々な繋がりから有名な方にご来店いただいたこともありますし、都内の方からも多くご来店いただいています。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~が今後伸ばしていきたい部分について教えてください。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

井上:みなさんが想像される餃子は中華屋さんで出てくるような醤油とラー油をつけて食べるようなものだと思うのですが、私がこれまで見てきた、餃子スタジアムに出店しているようなお店はいわゆるグルメ餃子というもので、「何もつけず、そのまま白いご飯と一緒に食べてください」というものになります。

「餃子は醤油をつけて食べるもの」そんな常識を変えてみたいですね。
もちろん醤油などをつけないということはそのままの味で勝負することになりますので、本当に美味しい餃子じゃないと成立しないと思います。
肉汁が溢れ出て、思わず白いご飯が欲しいと思うようなグルメ餃子を広めていきたいですね。
だからこそHOUKAGOキッチンでは一見普通じゃないようなグルメ餃子を扱っています。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越
また、HOUKAGOキッチンには、会社で運営している放課後等デイサービスの子供たちや同僚が食べにきてくれたりもしますし、HOUKAGOキッチン~Teacher’s~の名前の通り、学校の先生が食べにきてくれたりもしています

普段は触れ合わないようなお客さん同士がHOUKAGOキッチンがきっかけで繋がって、そこから関係が発展していくということもありました。そんな繋がり、交流も生まれる場にこれからもしていきたいですね。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~井上さんが思う川越の魅力、好きなところについて教えてください。

HOUKAGOキッチン~Teacher’s~川越

井上:川越は人の繋がりを大切にされている方が多く、暖かい方が本当に多いですね。HOUKAGOキッチンに来てくださっている方も、良い方がとても多いです。

お客さんの中にも私自身に興味を持って話を聞いてくださる方が多くいらっしゃって、私自身としても居心地の良い場所ですし、そういった方々を喜ばせるためにもっと頑張りたいなとも思いますね。

住所 〒350-0046 埼玉県川越市菅原町11−27 SSJビル 1階
営業時間 営業時間
月・火・木・金曜日
19時30分~22時30分
土・日・水曜日休み(不定休)
アクセス

川越駅から徒歩6分

公式SNS https://www.instagram.com/houkagokitchen/