川越は小江戸として有名な一面のほかに、さまざまな場所で花が楽しめることでも知られています。
そこで今回は、川越で花を楽しめるおすすめスポットを8つ紹介します。

公園や花手水が美しい神社など、花が見られる名所を中心に取り上げ、季節ごとの花や見どころを詳しく解説。
川越観光に訪れる方や、写真映えスポットを探している方、また花のある風景でリフレッシュしたい方に最適です。

公園や神社できれいな花を楽しめるスポット

公園や神社できれいな花を楽しめるスポット
この章では、公園や神社などで四季折々の美しい花を楽しむことができるスポットを紹介しています。
ゆったりとした空間で自然の美しさを感じたい方や、散歩やピクニックを楽しみたい方、季節ごとの風景を写真に収めたい方におすすめの内容です。

1.四季折々の花を楽しめる「安比奈親水公園」

安比奈(あいな)親水公園は、自然豊かな公園で、春の桜や夏のアジサイ、秋のコスモスなど季節ごとの花々が楽しめます。
入間川の河川敷に位置し、テニスコートやサッカー場、ドッグランも完備。

特に秋には野草園で一面に咲くキバナコスモスとピンクのコスモスが訪れる人々を楽しませます。

入場料は無料で、芝生広場でお弁当を広げることも可能です。
口コミでは、訪れる人が少ない穴場スポットとして人気があり、静かな環境でリラックスできると評判です。
また、公園近くには古民家カフェ「あいな茶屋」や北欧風カフェ「Rikas」もあり、散策後の休憩に最適な立ち寄りスポットです。

2.桜がきれいな「御伊勢塚公園」

御伊勢塚公園は、市民の憩いの場で、特に春には桜の美しさで人気を集めるスポットです。
公園内にはソメイヨシノが多く植えられており、特に南西にある「おいせ橋通り」では、両側に500メートルにわたる桜並木が続き、見事な桜のトンネルを楽しめます。

公園内には雑木林や、カッパをテーマにしたユニークなモニュメント、ひょうたん型の池、多目的芝生広場も整備されており、もちろん桜だけでなく四季折々の自然も満喫できます。

3.ひまわり畑が人気の「川越市農業ふれあいセンター」

川越市農業ふれあいセンターは、川越市の伊佐沼に位置し、夏になると約2万本のひまわりが咲き誇る絶景スポットです。
このひまわり畑では、ひまわりの摘み取り体験も可能で、大人も子供も1人100円で参加できます。
摘み取り放題となっており、ハサミも貸し出してくれるため手軽に楽しめますが、花瓶を持参すると便利です。

センター内には人気のカフェ「glincoffee」もあり、美味しい揚げパンやドーナツと共にコーヒーが楽しめるのも魅力です。
川越観光の際に立ち寄りやすいアクセスと共に、家族連れやデートにもおすすめのスポットです。

4.家族そろって楽しめる「川越運動公園」

川越運動公園は、家族全員が楽しめる川越市の人気スポットです。
広大な敷地内にはさまざまな運動施設が整備されており、スポーツを楽しむ人々でにぎわいます。

特に桜の名所としても知られており、4月上旬から中旬には八重桜が美しく咲き誇ります。
競技場周辺の小さな広場では、桜の下でゆったりとした時間を過ごすことができ、写真撮影にも最適です。

公園内には専用の無料駐車場があり、車でのアクセスも便利。
公共交通機関を利用する場合も、川越駅や本川越駅からのバスで簡単に訪れることができます。

5.ソメイヨシノとしだれ桜が美しい「喜多院」

喜多院は、川越市にある歴史深い寺院で、桜の名所として有名です。
境内にはソメイヨシノやしだれ桜が美しく咲き誇り、特に多宝塔を背景にした桜が絵になるビュースポットとして人気です。
桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬で、夜桜やライトアップはありませんが、日中の明るい光の中で美しい花景色を楽しむことができます。
また、数店の露店が出店し、文化財に配慮した上で21時まで宴会も可能です。

入場料は無料ですが、寺の拝観は大人400円、小中学生200円です。
静かにお花見を楽しみたい方にぴったりのスポットです。

6.コエド川越春の舟遊が人気の「新河岸川沿い」

川越氷川神社裏を流れる新河岸川沿いには約500メートルの桜並木が続き、4月上旬には満開の桜が川をトンネルのように覆います。

「小江戸川越春の舟遊」のイベントでは和舟に乗り、川から眺める花筏や桜のトンネルを楽しむことができ、川面に花びらが舞い散る様子はまさに風情たっぷり。
乗船には料金がかかりますが、詳細は未定です。
アクセスも便利で、川越駅や本川越駅からバスで氷川神社まで簡単に訪れることができるのもポイントです。

人気の花手水を楽しめるスポット

ここでは近年話題の花手水（はなちょうず）を楽しめる場所を紹介します。
花手水とは、寺社の手水舎（ちょうずや）に季節の花々が浮かべられた美しいアレンジメントのことで、通常の参拝に彩りを添える人気の写真スポットです。

花手水が見られる名所や季節ごとの特徴、各地での取り組みなどを詳しく解説しましょう。

1.最明寺

最明寺は、「小江戸花手水」の発祥地であり、カラフルな花を浮かべた手水が常時4～5箇所に設けられたフォトジェニックなスポットです。
特に「川越花手水フォトコンテスト」などで話題を集め、多くの人が訪れる人気の観光名所となっています。

訪れた方は、華やかな手水の景観を楽しみながら、静かな境内を散策することができます。
最明寺のInstagramでは、季節ごとに異なる花のアレンジが随時アップされており、リピーターも多いようです。
参拝は無料ですが、花手水は週ごとに変更され、見る度に違った美しさを発見できると口コミで高い評価です。

2.川越八幡宮

川越八幡宮は、約1,000年の歴史を誇る由緒ある神社で、毎日見頃の美しい花手水が特に人気です。
花手水は定期的に地元の花屋が提供する鮮やかな生花で彩られ、参拝者を癒します。
また、冬の寒い夜には花手水から湯気が立ち、幻想的な光景が楽しめます。

巨大な干支絵馬も注目で、地元中学生が制作し、年の変わり目を彩ります。
川越八幡宮では、創建千年に向けた整備も進行中。
訪れるたびに新しい発見ができるスポットといえるでしょう。

まとめ

この記事では、川越で花の美しさを楽しめる8つのスポットを紹介しました。
見どころの多い公園や、人気の花手水スポットも取り上げ、四季折々の花を堪能できる場所が満載です。

地元の方も観光客も、豊かな自然と美しい花に触れ、心癒されるひとときを過ごせます。
川越の花の魅力に触れ、訪れるたびに新しい発見と喜びを感じられるでしょう。