海外で培った技術力を活かし、川越からAIの実用化に挑む「みやびデジタル合同会社」。
生成AIをはじめとした最新技術を導入から運用まで一気通貫で支援できるのが最大の強みだ。
地域企業の課題に寄り添いながら、AIを「使える力」へと変える取り組みが注目を集めている。そんな「みやびデジタル合同会社」が描く、地域発のAI活用の未来への挑戦とは。
「みやびデジタル合同会社」を川越に立ち上げられた経緯について教えてください。
実は本当に偶然の流れでして、3年ほど前まではバンクーバーに住んでいたんです。もともとの出身は京都で、コロナの影響もあって帰国することになりました。
当時は帰国後に2週間の自宅待機が必要で、関西への直行便もなかったため、奥さんの実家がある越谷に住むことにしたんです。
その後、子どもが帰国子女で、英語対応のある学校が新狭山で見つかりました。
そこから自然と、観光地や繁華街としての魅力もあり、商工会議所など支援体制も整っている川越で活動することを決めました。
「みやびデジタル合同会社」のこだわりや特徴について教えてください。
生成AIをはじめとした最新技術を、実際のビジネスの中でどう活かせるか、そこに一番こだわっています。基本的には私一人で活動していて、技術のキャッチアップから導入、運用までを一気通貫で見られるのが強みです。
また、海外にいた経験を活かして、現地のエンジニアコミュニティと技術共有ができる点も特徴ですね。
AIは「使ってみる」だけでなく「実際に役立つものとして導入する」ことが大事だと思っているので、そこを丁寧にサポートしています。
働かれていて喜びを感じる瞬間はどんな時ですか?
やっぱり、最新技術を実際に導入して、お客様に喜んでいただけた時が一番嬉しいですね。
私自身、技術が好きで常に新しいものを追いかけているので、それを実用化して「すごいですね!」と驚いてもらえる瞬間がやりがいです。
便利さや可能性を一緒に体験してもらえることが、この仕事の面白さでもあります。
逆に、苦労されていることがあれば教えてください。
やはり導入のフェーズが一番大変ですね。
以前は会社員として、ゲームを作るなど専門的な部分だけを担当していましたが、今は自分で仕事をしているので、交渉やスケジュール調整、コミュニケーションなどすべて自分でやる必要があります。
一人で全部を回すのは大変ですが、その分やりがいも大きいです。
今後、力を入れていきたい取り組みを教えてください!
まずは、お付き合いさせていただくクライアントさんを増やしていきたいですね。それに加えて、他のエンジニアの方々に対してAIの活用方法を教える活動にも注力していきたいと思っています。
単に「使う」だけでなく、「どのように使えば価値を生み出せるか」を共有できるようなコミュニティをつくっていきたいです。
最後に、川越の魅力について教えてください。
やっぱり小江戸川越の歴史的な雰囲気ですね。落ち着いて過ごせる環境でありながら、活気もあってバランスがいい。街並みも美しく、人も温かい。
自分にとってはとても居心地のいい場所だなと感じています。
| 住所 | 埼玉県川越市霞ケ関東1-4-11 シャルム2F |
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| お問い合わせ | masa@miyabidigital.com |
| 公式ページ | ■公式HP:https://miyabidigital.com/ |






