Happiness Coffeeが川越に立ち上げられた経緯について教えてください!
見澤:もともと移動販売なので、最初から川越で出店しようと考えていたわけではないんです。でも最近、川越でコーヒー文化が根付き始めているのを感じています。私の周りにもたくさんのコーヒー店が増えてきて、川越全体でコーヒーのシーンを盛り上げていけたらいいなと思うようになりました。
最初は実家で販売していましたが、場所があまり人通りの多いところではなかったのと、自分もおいしいコーヒーを出したいという気持ちが強くなり、移動販売を始めたんです。
現在は川越のウニクスさんや、ふじみ野市、入間市などを中心に、様々な場所に移動して販売しています。
コーヒー屋を作ろうと思われた経緯を教えてください。
見澤:Happiness Coffeeという名前は、私の名前に「幸せ」という文字が入っていることに由来しています。お客さんが私のコーヒーを飲んで、同じように幸せな気持ちになってもらえたらという思いで始めました。もちろん、おいしいコーヒーをお客様に楽しんでほしいのですが、実は私自身もコーヒーが大好きで、自分が飲みたいと思えるおいしいコーヒーを出したいんです。自分の好みの豆を探し出し、好きな味に調整して、お客さんにもそのおいしさを伝えたいという気持ちです。
川越では自家焙煎のコーヒー屋さんが増えていますが、ふじみ野エリアではまだ少ないんです。それで、川越とふじみ野を中心に移動販売しながらコーヒーを提供しようと考えました。
もともとコーヒーが好きだったわけではなく、川越の花屋で7年働いていた頃にコーヒーの奥深さに突然魅了されました。温度や抽出方法、焙煎度合いによって味がいろいろ変わる。その面白さに惹かれて、気づいたらすっかりコーヒー屋になっていました。
Happiness Coffeeさんのこだわりや特徴について教えてください。
見澤:ハンドドリップコーヒーは8種類用意していて、お客様にもそれぞれ好みがあるので、いろいろなテイストを楽しんでいただけるようにしています。酸味や苦味、ユニークな風味など、コーヒーにもたくさんの味わいがあるので、「どんなコーヒーが飲みたいか」と聞かれたときには、お客様の好みに合わせて提案しています。お客様が求めるものを提供できたらと心がけています。
また、コーヒー豆の販売も行っています。豆の鮮度にこだわり、雑味のないクリアな味わいを大切にしています。自分が飲みたいと思う品質を、お客様にも楽しんでいただければと考えています。
Happiness Coffeeさんで「幸せ」を感じる瞬間はどんな時ですか?
見澤:やはり、自分のコーヒーを飲んで「おいしい」と言ってもらえたときが一番うれしいです。始めて1年半になりますが、毎週来てくれる常連さんがいて、「おいしい」と言ってくださることにもすごく喜びを感じます。「ここに来るのを楽しみにしている」と言ってくれるお客さんのためにも、もっとがんばりたいと思います。
移動販売ならではの苦労や大変なことはありますか?
見澤:一番大変なのは天候ですね。雨が降るとどうしても営業が難しくなります。小雨程度なら対応できますが、台風のような天気になると出店を諦めるしかありません。また、移動販売で毎日同じ場所に出店しているわけではないので、定着しにくいというのもありますね。少しずつ常連さんも増えていますが、やはり固定の店舗に比べるとお客様が馴染むまで時間がかかります。
最後に、見澤さんが思う川越の街の魅力について教えてください。
見澤:川越は、観光地として知られる一方で、ビジネス街や地元の方も多く利用される場所です。そんな方たちが気軽にコーヒーを楽しむ文化が根付き始めていて、本当に暖かい人が多いのが印象的です。これからも川越の魅力を、コーヒーを通じて皆さんと一緒に発信していけたらと思います。
住所 | 埼玉県川越市下赤坂619 |
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営業時間 | 公式HP参照 |
アクセス |
上福岡駅から車で13分 |
公式HP | https://happinesscof.base.shop/ |