本川越駅からほど近くに店を構える「パン処ぱん太郎」は、手頃な価格で本格的なパンを提供し、地元の方々から観光客まで幅広いお客様に親しまれているパン屋さんです。今回は、愛情を込めて生地を練るオーナー・牛窪さんに、地元への恩返しの想いからパンづくりへのこだわりまで、じっくりとお話を伺いました！
「パン処ぱん太郎」を川越で始めたきっかけを教えてください！
この場所は、実家のすぐ隣なんです。川越で生まれ育ったので、「いつかこの場所で何かをしたい」とずっと思っていました。ずっとパン屋さんで働いてきたので、いつか地元で自分のお店ができたらいいなと考えていて。
最初から「地元で、何でもいいからお店をやりたい」という気持ちはありました。ここは曾祖父の土地なので、この土地を残してくれたことに本当に感謝しています。
「パン処ぱん太郎」のこだわりや特徴を教えてください！
本格的にパンを作るお店でずっと働いてきたので、そこで培った技術を、地元の人たちに還元したいという気持ちがあります。だからこそ、地元に恩返しの気持ちから、本格的で美味しいパンをできるだけ安価で提供できるようにしています。
パンづくりは難しいからこそ楽しいんです。
正しいことをやっていれば、ちゃんと美味しいパンができる。だから、毎日毎日、生地と向き合って試行錯誤しています。その繰り返しが楽しくて、自分にとってはやりがいでもあります。
パンの種類で、自信を持って作っているのは、クロワッサンです。自分で作るのも食べるのも、やっぱりクロワッサンが好きですね。
メニュー（一部抜粋）※時期によってメニューが変わる場合がございます。
| ぱん太郎食パン | 1本（2斤）840円 1斤420円 |
|---|---|
| クロワッサン | 230円 |
| あんバターフランス | 270円 |
| Pバゲット | 300円 |
「パン処ぱん太郎」で喜びを感じる瞬間を教えてください！
自分のお店を持ったことで、地元の人とのつながりがたくさん生まれました。川越で働くようになってからは、中学校の同級生や町内の方たちが顔を見せてくれることも多くて、とても嬉しいです。よく同級生が買いに来てくれるのも、励みになっています。
「パン処ぱん太郎」で現状、苦労されていることはありますか？
順調にやれていると思います。もちろん、課題がないわけではないんですが、日々満足しながら取り組めているので、大きな不安はありません。
「パン処ぱん太郎」の今後、力を入れていきたい部分を教えてください。
もっといろんな人にパンを食べてもらいたいです。新規のお客様にも知っていただいて、もっと多くの方にお店の存在を広めていきたいと思っています。
パンが好きな人はもちろん、パンにあまり興味がなかった方にも「美味しいな」と感じてもらえるように、魅力をしっかり伝えていきたいですね。
中でも、フランスパンの魅力をもっと多くの方に知ってもらいたいです。どうしても「硬くて食べづらい」というイメージを持っている方が多いんですが、本当に美味しいフランスパンを知ってもらえたら、その印象はきっと変わると思います。
私自身も以前フランスパン専門のお店で働いていた時に、その美味しさにはじめて気づきました。そこで培った技術を活かして、フランスパンを作り続けようと最初から決めていました。
「美味しいパンは、美味しい生地から生まれる」というのが、パンの本質だと考えています。その本質を、これからも地道に伝えていけたらと思っています。そのためにも、もっともっと努力して、美味しいパンを作り続けていきたいです。
川越の魅力や好きなところがあれば教えてください！
川越の魅力は、歴史が深く残っているところや観光地としての賑わいです。そのおかげで多くのお客さんにも来ていただけていますし、とても住みやすい街だと思います。私がここでお店を始めたいと思ったのも、この土地が好きだからこそです。
| 住所 | 〒350-0043 埼玉県川越市新富町1-4-3-101 |
|---|---|
| 電話番号 | 050-8883-8016 |
| 営業時間 | 月・木・金 ／ 9:30～18:00 土・日・祝 ／ 9:30～17:00 ※ 火曜日は14時まで 定休日：不定休 |
| アクセス |
西武新宿線本川越駅から徒歩4分、川越市駅から徒歩約9分 |
| 公式HP/SNS | 公式HP：https://pantaro.jp/ 公式Instagram：https://www.instagram.com/pantaro2022/ |
