ダンススタジオL.a.PANTHER(ダンススタジオラパンサー)が川越に立ち上げられた経緯について教えてください。

元々は都内でダンサーをしていて、コロナ禍で活動がストップしてしまったんです。
そんな中で川越に知り合いがいたため、コロナ期間で1ヶ月ほど川越にいました。
地元が北海道なので地元に帰ることも考えましたが、コロナ禍で東京から帰省することも難しかったんです。

自分の人生はダンスに捧げてきており、昔からダンスの先生をしてみたいという思いがありました。身近でダンスの先生をしている知り合いもいたのでこの川越で独立しようと決めました。

東京からも近いですし、程よい田舎感があり子供の数も多く、ダンスをやった事がない子供達にダンスを教えたいと思っていた中で、川越の新河岸エリアにはダンススクールが無かったので、まずはダンスサークルを作りましたね。

チラシを配り、公民館をお借りし、最初は10人前後の規模感でレッスンを始めました。
そこから人数が増え始めて、偶然にサークルの拠点と近い場所に空き店舗が出たのでダンススタジオを立ち上げることにしたんです。

ダンススタジオL.a.PANTHER(ダンススタジオラパンサー)のこだわりや特徴を教えてください。

コンセプトとしては、気軽にダンスをする人も本気でダンスをする人にもホームとなる事です。

最初のきっかけは、初めてダンスをする子たちに向けてのサークルでしたが、本気でダンスに向き合っている子たちにも寄り添っていくという2軸で活動していますね。
ただダンスをしてみたいでも、この場所が好きでも、体を動かしたいでも、ダンスが上手くなりたいでも、ダンスをする意味はそれぞれでいいという場所にしていきたいですね。

最初のきっかけも、続ける意味も人それぞれでいいのかなと思います。コンテストに挑戦している子達も最初はそんな気は全然無かったと思うんです。凄いダンサーになりたい、という思いで通っている子は1人もいなかったんじゃないですかね。
ただ、活動を続けていくうちにダンスで活躍したい、上を目指したいという思いに変わって行った子達が多いと思います。

だから、ただダンスを楽しみたいとか、体を動かしたいなど、どんな思いでもまずは当スタジオに来ていただくことが良いかなと思います。
実際にやってみなきゃ分からないと思うんです。

基本は初心者クラスですが、上を目指して行きたい子達に向けたクラスもございます。
それぞれのクラスに合わせて先生を配置して、数としては今レギュラーで6名の先生がいます。
生徒の数としては、今現在で約110名ほどの生徒さんがいらっしゃいますね。

ダンススタジオL.a.PANTHER(ダンススタジオラパンサー)を運営していて、喜びに感じる部分について教えてください。

元々は、公民館でダンスサークルから始めているので9.5割くらいの子達がダンス未経験で入ってきているんです。
その子達が成長していたり、活躍していく姿を見るのが一番嬉しいですね。

自分が担当しているクラスでも最初は、大丈夫かな？という子がいる中でそういった子たちが今ではダンススタジオを代表するメンバーにまで成長していたりもするんですよ。

今までは年間に1、2回のイベント参加だったのが、今では4、5回もイベントに参加できるようになっていて、スタジオとしてもステップアップできていて、自分が子供達にこういう経験をさせてあげたいと思っている事が実現していく事も嬉しいです。

2025年の5月にはお台場のフェスでエビカニクスという曲のバックダンサーもやらせていただきましたね。
あとは、2025年の7月にはアメリカで行われたShowstopperのファイナル大会に出場しCrystalという一番良い賞とジュニア部門で準優勝することが出来ました。

この大会に参加するにあたっては、当時の力量ではアメリカで通用しないと感じていたので一度参加を繰り越して約10ヶ月かけてチームを作り直しました。
アメリカに行くという事は、もちろんお金も時間も沢山かかるので、出場するならばかかるお金や時間に見合うだけの経験値を持って帰ってこないといけないなと思ったんです。
結果的に準優勝というお土産を持って帰ってこれましたが、優勝できなかった悔しさは残りましたね。

ダンススタジオL.a.PANTHER(ダンススタジオラパンサー)を運営する上で、苦労されているところがあれば教えてください。

オープン当初は本当に辛かったですね。忙しすぎて寝れない日々が続いていました。
そもそもダンススタジオとして、運営していくにあたり必要最低生徒数に達していないまま
スタジオをオープンしていたんですよ。ダンスをするための場所が必要だったのでオープンするしか無かったという感じですね。このままだったらどうしようという不安がありましたが、やるしかないと腹を括り頑張っていました。

あとは、立ち上げ当初でスタジオとしてダンスの結果が出ない時の苦しさはありましたね。
ダンスを始めて半年から1年ほどの生徒が大半の中ですぐに結果を出すのは難しく、生徒さんや親御さんたちのモチベーションもあり、期待に応えられないもどかしさはありました。

当スタジオのコンセプトとしてもありますが、自主性をとても大事にしています。
先生がチームに落とし込める時間はどうしても限られてしまいます。その中でもチームとして何が必要でどんな練習をしたら良いのかを話し合ってもらいますね。

小学生でも大会のメイクなどは自分でやるように指導しています。もちろん、送迎やお金のかかる事は親御さんの力を借りる必要がありますが、自分でできる事は自分でやる習慣を身に付けることが大切だと思います。

子供達が将来的にダンサーになるかどうかは別として、今後自分のやりたい事や好きな事を
叶えていくためにも自分の頭で考えて自分で行動することが必要ですよね。
この先長い人生として考えた時にただ人から言われたことをするだけの人間にはなってほしくないなと思っています。

例えば、小学生の生徒がLINEで「明日練習何時ですか。」といきなり送ってきた際はこんにちはとか、お疲れ様ですと最初に挨拶をしようねと教えたりもします。
子供達が高校生や大学生、社会人になった時に損してほしくないなと思うんです。
挨拶や返事など、お母さんが見切れない部分もあると思うので、ダンス以外の事でも私から教えられる事があれば教えてあげたいなと思っています。

ダンススタジオL.a.PANTHER(ダンススタジオラパンサー)が今後伸ばしていきたい部分について教えてください。

「L.a.PANTHER」としての名前をどんどん広めていきたいです。
当スタジオにいる子達が「L.a.PANTHER」を誇れるそんなチーム、スタジオにしていきたいですね。

ただ、最初のコンセプトにもありますが、気軽に来れるスタジオとして多くの方に来ていただきたいなと思っています。

今は新河岸の地域密着で活動をしていますが、ここから少し離れたところにもう1店鋪、スタジオを増やしたいと思っています。
基本的にダンサーは、ダンス業界の就職先が少ないんですよ。だからこそ、自分が育ててきた子達が働ける場所を創っていきたいと思っているのでスタジオを大きくしていきたいという思いがあります。

ダンススタジオL.a.PANTHER(ダンススタジオラパンサー)の市村さんの思う川越の魅力や好きな所があれば教えてください。

東京からも近いですし、ただ良い意味で田舎という点が一番の魅力ですね。
ダンスに限らず、色々なエンタメが東京に集中している中で何かを学びたいと思った時に
気軽に行ける距離感ですよね。

必要なものは揃うし、不便がないですよね。東京に住んでた頃は賑やかな場所に住んでいたので、川越は夜が静かで良いなと思います。

あとは、友達が来た時に小江戸に連れていくとみんな喜んでくれますね。
本当に魅力が沢山ある街だなと感じています。

住所	〒350-1142 埼玉県川越市藤間169-6　2階奥（下はヤクルトさん・建物は緑色）
電話番号	050-3551-1171
アクセス	東武東上線『新河岸駅』より徒歩15分、東武東上線『上福岡駅』より徒歩25分、駐輪場あり（階段下の駐輪場というコーンがあります。階段下が埋まっている場合は階段前にお止め下さい）、駐車場あり（ヤクルト保育園さん駐車場の隣） ※駐車場は台数が少ない為あきがない場合は近隣のパーキングを使用してください
公式HP	公式HP：https://lapantherdance.wixsite.com/websitelapantherdanc 公式SNS：https://www.youtube.com/playlist?list=PLR74JNvpoKFpECe1HU7cAgs_5wEA3mr0Q （YouTube） https://page.line.me/681vhtwe?oat_content=url&openQrModal=true（LINE） https://www.instagram.com/lapantherdance/（Instagram） https://www.tiktok.com/@lapantherdance（tiktok）