川越の観光名所として語らずにはいられない観光名所といえば、「時の鐘」。川越の観光中心地である川越一番街商店街に位置し、観光地からのアクセスも抜群。晴れた日にも美しいですし、夜の風景もまた美しい!ぜひ観光客の皆様には立ち寄っていただきたい場所の1つです。
時の鐘はいつできた?そもそも何?歴史は?

時の鐘ってそもそも何?というところからご説明していきます。
時の鐘は別名「鐘撞堂(かねつきどう)」と呼ばれ、川越の観光中心地のまさにど真ん中に位置し、川越市民にとってはまさに市の象徴となる建造物の1つです。
時の鐘は、寛永4年(1627年)〜同11年(1634年)の間に、当時の川越城主であった酒井忠勝によって現在の場所に建てられたものが最初とされています。
その後、複数回の大火を経験し焼失しながらも、現在の時の鐘は明治26年(1893年)に発生し、街の4分の1を焼き尽くした川越大火の翌年に再建された建造物となります。

3層構造で、高さ約16メートルと、まさに圧倒的な貫禄と、歴史のある川越を代表する建物です。
平成8年には、環境庁主催の「残したい日本の音風景100選」にも選出されています。
時の鐘ができた当時は、大名などの一部の有力者のみしか、時計を持つことができず、商人たちは時の鐘の音によって、正確な時間を把握したとされています。
享保18年(1733年)になると、火の見櫓が作られ、火事を知らせる役割も新たに追加されることとなります。
時の鐘の見どころって?鐘が鳴る時間は?

そんな時の鐘の見どころをいくつかご紹介します!
時の鐘の見どころ①:1日4回の鐘つき時間
時の鐘という名称だけあり、
1日4回自動鐘打機により鐘の音を鳴らす時間があります。
午前6時・正午・午後3時・午後6時の4回の時間帯に鐘がなりますのでぜひその時間を狙って時の鐘に訪問してみてください!
時の鐘の見どころ②:時の鐘をくぐった先にある薬師神社
時の鐘の下をくぐるとそこには薬師神社があります。
薬師神社のご本尊は薬師如来立像で、病気平癒、特に眼病にご利益があるといわれています。
病気平癒の願いが込められた絵馬が数多く奉納されています。
時の鐘の見どころ③:何より写真映えがすごい絶景時の鐘!

時の鐘といえば川越有数のフォトスポットと言っても間違いありません。
川越観光にきた方で立ち寄らない方の方が少ないのではないかというほど人気の場所ということもありますが、観光中心地にあるため混み具合も時間帯によってはかなり異なります。
時の鐘周辺は、特に土日は川越はかなり混み合いますので、できれば平日の10時半までに時の鐘にくるとかなり自由に写真を撮れるかもしれません!
夕方には観光客の数もかなり少なくなるので、夕方や夜の時の鐘は地元民が知っている穴場時間です。
近隣には浴衣を着た女性なども多くいるので、
デート時には浴衣をレンタルして、時の鐘前でパシャリ!などはぜひ小江戸川越で経験してほしいですね!
時の鐘へのアクセスって?近くの安い駐車場って?

時の鐘近辺には無料駐車場はありません。
徒歩15分ほどと少し離れた場所に川越市に無料の観光駐車場がありますので、そちらを利用するのも手です。
時の鐘周辺には民間の駐車場も多数ありますが、
特に土日は駐車場の数に対して、観光客が多いこともあり、満車が多く見受けられます。
料金としては、
時の鐘近辺の民間の駐車場は土日は1日最大1000円前後と比較的料金的にも高めの駐車場が多いです。平日は1日500-600円程度で民間の駐車場でも利用可能です。
土日はかなり時の鐘周辺は混み合いますので、できれば午前中に行くことを強くおすすめします。

また、電車やバスなどの公共交通機関もかなり充実していますので、公共交通機関を利用できる方は川越の街並みを楽しむ意味でも個人的にはそちらをおすすめします。
川越駅(東武東上線、JR川越線)からのバスはかなり充実していますので、以下に情報をまとめておきます!
蔵造りの町並み、時の鐘、氷川神社、菓子屋横丁、川越城本丸御殿、喜多院などの主要な観光スポットを経由します。
小江戸巡回バス | 出発地:川越駅西口 2番のりば 詳細 |
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小江戸名所めぐりバス | 出発地:川越駅東口 3番乗り場 詳細 |
最後に時の鐘の基本情報をまとめて終わります!
ぜひ川越の観光を楽しんでもらえればと思います!
川越の人気の観光地・グルメ情報もこちらにまとめておりますので、ぜひご参照くださいませ!
住所 | 埼玉県川越市幸町15-2 |
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電話番号 | 049-222-5556(川越市川越駅観光案内所) |
営業時間 | 24時間 |
アクセス |
■公共交通機関 ■車 |
公式HP | https://www.city.kawagoe.saitama.jp/welcome/kankospot/kurazukurizone/tokinokane.html |