「めがね珈琲豆店」は上福岡駅東口から徒歩7分の路地に佇む、テイクアウトコーヒーが楽しめるお店です。古道具屋の一角から始まったこの店には、日々の研究から生まれるこだわりの一杯があります。お店のみならず、川越・ふじみ野・上福岡を中心にイベントにも出店し、お客様とのつながりや出会いを大切にしています。今回はお店を運営する由比まゆみさん、店長の由比康大さんにお話を伺いました!
「めがね珈琲豆店」を始められたきっかけを教えてください。
まゆみさん:グラフィックデザインの仕事をしていた中で、仕事仲間である珈琲豆店が開業支援事業を始め、そのチームに参加していました。数店の開業に携わっておもしろそうだなと思っていたタイミングで、お友達の古道具屋さんから間借りスペースでやってみないかと声をかけてもらい、話が動き出しました。いろいろなご縁に恵まれて、このお店がオープンしました。
康大さん:当時「何か始めたい」と考えていたタイミングで、誘われたのをきっかけに踏み出してみたんです。もともとコーヒーは得意ではなかったのですが、いろんなお店の一杯を飲むうちにだんだん美味しさが分かるようになり、今とても楽しいです。
「めがね珈琲豆店」のこだわりや特徴について教えてください。
「ここに来れば自分の好みが見つかる」ことを大切にしています。種類は幅広く揃え、飲み比べても楽しんでいただけるようにしています。
また、ドリッパーや淹れ方によって味がまったく変わるため、何種類も道具を試し、師匠にも教わりながら研究を重ねてきました。今提供している淹れ方は、その中で一番飲みやすく美味しいと思えた方法です。
間借りという形もあり、まず知っていただくためにイベント出店も大切にしています。川越市のインキュベーション施設コエトコで行われる「男・本気のコーヒー教室」へ講師としての参加や川越まちゼミなど、ご縁をいただいた場所には積極的に参加し、出会いの場として外のイベントに出店しています。
「めがね珈琲豆店」で嬉しかったことはありますか?
イベントに出店した際、そこで初めて買ってくださった方が後日お店に足を運んでくださったことがありました。「イベントで飲んで、美味しくてまた来ました」と言っていただける瞬間は本当に嬉しいです。
お客様がお友達を連れてきてくださったり、中には、私たちを目がけてイベントに来てくださる方もいて、ファンになってくださる方が増えているのを感じます。
「めがね珈琲豆店」で苦労されている点はどのようなところでしょう。
路地にあるため人通りが多い場所ではないので、お店に来てくれる人を増やすためにも、もっとイベント等へ参加し、まずは存在を知ってもらう必要があります。
また、お席はないので、片手にコーヒーを持って古道具屋さんを散策していただくスタイルですが、非日常な体験ができる場と感じているので、一度足を踏み入れて欲しいと思います。
「いつもと違う時間を楽しみに来たい」と思ってくださる方を増やすことが今の目標です。
「めがね珈琲豆店」で今後、力を入れていきたいことはありますか?
私たちは造園業に携わっていて、里山のワンシーンを切り取ったような「雑木の庭」を得意としています。武蔵野一帯の雑木林に魅力を感じていることもあり、いずれは森の中、雑木林をかき分けて行った先の珈琲屋さんを実現できたらいいなと考えています。
最後に、川越の魅力、好きなところがあれば教えてください。
康大さん:蔵造りの街並みがとても好きです。友人と遊ぶときもよく歩きますし、時の鐘の近くにあるおからドーナツのお店はお気に入りで、よく買いに行っています。
まゆみさん:川越の人たちの熱さが魅力だと感じています。お店を始めてから特に、事業者の方々の姿勢、盛り上がっていく雰囲気に魅了されました。川越まつりも大好きで、あのエネルギーを見ると川越という街の面白さを改めて感じます。
【メニュー】(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。
| 住所 | 埼玉県ふじみ野市上福岡3-7-12(古道具NGF内) |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00-18:00、定休日:水曜日 ※急な予定変更などはInstagramにてご案内しています。必ずご確認の上ご来店ください。 |
| 電話番号 | – |
| アクセス | 東武東上線上福岡駅東口から徒歩7分 |
| 公式ページ | https://mgneco.com/ |






