処方箋がなくても立ち寄れ、体や暮らしのちょっとした不安を相談できる、まちにひらかれた薬局です。空間づくりから、取り扱う商品へのこだわり、そして人と人とのご縁を大切にする想いが存在しています。
「薬局トレマ」を始められたきっかけを教えてください。
コロナ禍を経て、薬剤師という仕事が社会にとって必要な職種であることを、改めて実感しました。
同時に、「自分にできることは何だろう」と考えるようになり、持っている資格を活かして新しい形の薬局をつくりたいという思いが強くなりました。
病院を自分でつくるのは現実的ではありませんが、薬剤師として、地域に根差した形の薬局であれば実現できると考え、もともとこのエリアにはご縁があり、大家さんが知り合いだったことも後押しとなって、地元川越で始めることを決めました。
「薬局トレマ」の特徴やこだわりについて教えてください。
一般的な調剤薬局は、外から中が見えにくく、処方箋がないと入らない場所、というイメージを持たれている方が多いと思います。
薬局トレマでは、処方箋がなくても気軽に立ち寄ってもらえる場所でありたいと考えています。
「ちょっと相談したい」「この症状、大丈夫かな」
といったときに、立ち寄れる薬局でありたいという思いがあります。
外観や内装にもこだわり、中の様子がわかり、入った瞬間に少しでも安心できる空間になるよう意識しています。
また、薬だけでなく、薬局トレマでは、自然栽培に取り組むハーブの生産者さんとつながり、オリジナルでブレンドしたハーブティーや香りのものを扱っています。ハーブティーや香りのもの自体は、ほかでも購入できますが、薬局トレマではお薬との飲み合わせなども相談していただける点が特徴です。
種類が多くて何を選べばいいかわからなかったり、飲み合わせが不安という方にも安心して手に取っていただくことができます、
また、処方せんをお持ちいただいた方への対応だけでなく、様々な事情で通院が難しい方への薬のお届けや管理なども行っています。
「薬局トレマ」を続ける中で、嬉しかった出来事を教えてください。
「知り合いからギフトでもらって良かったから」と、わざわざ探して来てくださる方がいらっしゃることは、とても嬉しいですね。
遠方や県外から、川越に来る目的のひとつとして立ち寄っていただけたことも、印象に残っています。
また、台湾のマーケットに出店した際に、お店のお茶を気に入っていただき、現地でお茶を扱う方とつながることができたこともありました。
事業を通して、人と人とのご縁が生まれることは、お金では買えない、大切な財産だと感じています。
「薬局トレマ」として、苦労している点や課題はありますか?
病院の目の前にある薬局ではないので、やはり集客や認知の面は課題です。
ただ、その分、伸び代もあると感じています。
少しずつですが、相談に来てくださる方や、リピーターの方も増えてきました。
川越市内のマーケットにも出店予定なので、地域の方に知っていただく機会として取り組んでいきたいと思っています。
「薬局トレマ」として、今後目指していきたい姿を教えてください。
今は、病院と薬局がセットで、病院の目の前にある薬局に行くのが一般的だと思います。
ただ、これからは薬局も「選ばれる時代」になっていくと考えていて、時代背景に潰されることなく、必要とされ続ける薬局でありたい、という思いがあります。
川越というまちの魅力を教えてください。
栄えすぎず、田舎すぎないところが、川越のちょうどいい魅力だと思います。
個人店や事業者が増えていて、住むのにも心地よく、業種は違えど「川越・地域を盛り上げていこう」という想いを持った個人や会社が多いのも、すごくいいエリアだと感じています。そのようなまちでお店を構えられていることに、幸せを感じています。
| 住所 | 埼玉県川越市大手町13-14 |
|---|---|
| 電話番号 | – |
| 営業時間 | 月・火・木・金 9:00-13:00 / 14:30-18:30 土・日 9:00-13:00 ※詳細は公式カレンダー参照 |
| アクセス |
西武新宿線「本川越」駅より徒歩約16分/店舗前に無料駐車場あり(2台) |
| 公式HP | https://pharmacie-trema.jp/ |






