川越に農場を持ち、養豚から加工、提供まで一貫して手掛ける「ハム・ソーセージ工房ミオ・カザロ」。
黒豚へのこだわりと、土地に根ざした食文化を大切にしながら歩みを重ねてきました。
今回は、川越で店を営む理由や大切にしていること、そして未来への展望を伺いました。
「 ハム・ソーセージ工房ミオ・カザロ」が川越に立ち上げられた背景を教えてください!
もともとは江戸初期から続く農家として野菜や米を育ててきました。昭和30年代から養豚を取り入れ、二代目が事業を継承しました。
2000年代に入り、「環境の時代」といわれる中で持続可能な養豚を模索し、筋繊維が細かく旨みのある黒豚へと切り替えました。
ある日、黒豚のヒレ肉をサンドウィッチにしたら翌日もしっとりしていて、「これだ!」と思った瞬間が転機でした。
その後、六次産業化の先駆けとして加工に挑戦し、店舗を構えたのが始まりです。
「ハム・ソーセージ工房ミオ・カザロ」の特徴・大事にしていることは何でしょうか?
黒豚の魅力を活かした生ソーセージやハムを中心に、ごまかしのないものづくりを徹底しています。
生産者だからこそ嘘をつけないし、つきたくない。おいしくないものは出さない。
そんな信念のもと、豚は生まれた時から抗生物質を一切使わずに育てています。
さらにレストランでは、地元のお米や野菜を使い、特別な日を彩る一皿を目指しています。
「 ハム・ソーセージ工房ミオ・カザロ」を運営していて喜びを感じる瞬間はどのような時でしょうか?
やっぱりおいしいと言っていただける時が一番のやりがいですね。
生産から加工、提供まで一貫して行うからこそ、その一言が大きな励みになるといいます。
七五三やお食い初めなど、家族の節目に選ばれ、「特別な日の食卓を支えられる」ことが大きな喜びとなっています。
「ハム・ソーセージ工房ミオ・カザロ」の運営にあたって苦労しているところを教えてください。
黒豚は生産性が低く、脂が多いため販売面では不利な部分もあります。
また、近年の猛暑は豚の繁殖や成長に大きな影響を与え、飼育環境の調整に苦労することも。
それでも「無理に管理するのではなく、自然や菌と共存するスタイル」を大切にしながら続けています。
さらに、川越という土地は「すぐには認めない文化」があるため、受け入れられるまでに時間を要しました。
「 ハム・ソーセージ工房ミオ・カザロ」が今後、進化・発展させていきたい部分はどのような部分でしょうか?
黒豚を軸にしながらも、生ハムやサラミ、さらには蝶鮫やキャビアといった新しい挑戦にも取り組んでいます。
大手にはできない“隙間”を狙うのがうちのスタイル。規模は小さくてもだからこそできることがある。
未来を見据え、川越発の食の可能性を広げ続けています。
最後に、川越の魅力、好きなところを教えてください。
川越の人々は派手ではなく、じっくりと人や店を見て、時間をかけて続けることで初めて認めてくれる。
その不器用さがむしろ心地よく、「都会に近いのに人情が生きている街」と感じているそうです。
「この蔵と黒豚の物語を、これからも川越で紡いでいきたい」
大野農場の挑戦は、川越の文化とともに歩み続けています。
| 住所 | 埼玉県川越市谷中27 |
|---|---|
| アクセス | 駅から遠い為、車でのお越しをオススメします(駐車場あり)。
【国道254号からお越しのお客様】 【国道16号からお越しのお客様】 |
| 電話番号 | 049-226-0861 |
| 営業時間 | 営業時間:10:00~18:00、定休日:水曜日 |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/miocasalo/ |






