「結婚相談所は最後の砦」そんなイメージを持っている方も、まだまだ多いのではないでしょうか。少子化やSNS社会の広がりの中で、人と人がリアルにつながることがますます難しくなっている今、婚活のあり方そのものが問われています。
ふじみ野市に拠点を置く「クリックマリー結婚相談所」は、マーケターとフォトグラファーという異色の経歴を持つ代表 栗山さんが、地元への想いを胸に立ち上げた、ひと味違う結婚相談所です。
「クリックマリー結婚相談所」をふじみ野市で立ち上げられたきっかけを教えてください。
もともとは海外時計ブランドのマーケターをずっとやっていたんです。顧客満足を念頭に店舗やイベントを手がけていたんです。そんな中、コロナ禍で「生活に必須の、日用品や食料品の方が身近で人の役に立てるんじゃないか」って思い、洋菓子ブランドへ転職したんですが、そこで気づいたんですよ。「物を通じて人を喜ばすより、直接人を喜ばせる仕事がしたい」って。
そういった思いがある中で、IBJ(日本最大級の結婚相談所ネットワーク)さんとご縁をいただく機会があって、2024年11月に開業し、今に至ります。
ふじみ野市を選んだのは、僕自身が鶴瀬育ちで現在ふじみ野在住、そしてコロナ禍によく運動のために散歩をしている中で「改めていい街だな」って再発見したことがきっかけです。
それと、地元小中学校の同窓会の幹事をやっているのですが、未婚や離婚を経験した同級生がこんなに多いのかって知ったときに「地元の仲間を幸せにしたい」という気持ちも出てきて。
当時この周辺には、身近に相談できる結婚相談所が多い印象ではなかったというのも、「だったら自分がやるしかない」という後押しになりましたね。
「クリックマリー結婚相談所」の特徴やこだわりはどのような点ですか?
「選ばれる婚活」という考え方です。婚活をする方の中には、自分が選ぶ側、選び放題だと思っている方が数多くいます。
でも実際はそうではなくて、相手から選ばれないとお見合いも成立しないし、交際にも進めない。「婚活は会社の面接と同じ。選ぶ側だけじゃなくて、常に選ばれる側でもある」ということを、最初にお伝えしています。
そのためにも、こだわっているのがプロフィール写真。婚活のプロフィール写真って、スタジオ任せというのが一般的なんですけど、当相談所は仲人の僕自身が撮影・レタッチを行います。これは全国でも稀なことなんです。僕が撮影するのはロケーション撮影のみで「待ち合わせ風景」をテーマにしているんです。
見た人が「この人とデートしたら」って自然と頭に浮かぶ写真を撮ることを大切にしています。
その効果って、本当に数字に出るんですよ。半年でお見合いが2件しかなかった会員さんが、写真を変えてから1ヶ月で57件のお申し込みがきたり、写真を変えて1ヶ月で成婚した方もいます。「写真によって婚活が激変し進む」っていうのは、IBJ AWARD(R) BEST ROOKIE 2025下期を受賞した実績からも確信しているところです。
写真選定も「自分がいいと思う写真と、相手がいいと思う写真は、実はあまり一致しない」ので、僕が客観的に「これが相手に響く」と感じた写真を使ってもらうようにしています。
これまでの婚活サービスの当たり前とは異なった、意味のあるお節介をすることで、いい意味での違和感が他の利用者様にとって「気になる」そして「選ぶ」キッカケになる。
写真以外にも、お見合いのコツ、LINEなどを含むお相手とのコミュニケーション、デートの進め方など、選ばれ続けるための独自マニュアルを用意しお渡ししています。
また、長年カウンセラーを務めている女性サポーターが僕と二人三脚で会員様の後押しをしてくれているのも特徴です。
婚活〜成婚〜結婚生活において絶対不可欠なコミュニケーションスキルを磨くこと。
婚活が停滞する方の多くは、潜在意識にネガティブな感情を抱え、前向きな未来を描きにくい傾向が…彼女はその理由と解決方法を読み解いてくれるので、お相手と自信を持って向き合えるようになるんです。
時に一味違うスピリチュアルなアドバイスもしてくれるので、なんとなくうまくいかないときは、彼女とお話すると望む未来に一歩踏み出しやすくなります。こういったサポートもクリックマリーの強みですし、選ばれる理由のひとつでもあります。
婚活者と向き合う中で、日々大切にしていることを教えてください。
「会員さんが気づいていないことや、魅力を引き出してあげること」ですね。
たとえば、ずっと自分の好みのタイプにしか申し込まなかった女性会員さんに、「タイプ以外の方があなたに申し込んでくれているなら、何かあるはず。まず会ってみては」と視点を変えることを促し、結果として、当初の理想像とは異なるお相手とご縁につながるケースもありました。
また、「申し込んでくれた相手への感謝を忘れないこと」は、いつも伝えています。選んでもらえたことに感謝できるようになると、言葉も態度も変わって、結果が変わっていくんですよ。
「焦らず、腐らず、うぬぼれず」これは大切にしてほしい姿勢として会員様に、繰り返しお伝えしています。
お仕事の中で「やっていてよかった」と感じるのはどのような瞬間でしょうか?
初めてお見合いが決まった瞬間、初めて交際に進んだ瞬間。そのたびに会員様と一緒に喜ぶし、うまくいかない時は一緒に悔しがる。それがこの仕事の醍醐味だと思っています。
あと、フォトグラファーとして他の相談所の会員様も依頼され撮影しているんですが、撮影後に担当カウンセラーさんも交えて3者でミーティングをするんですよ。そうすると婚活の現場をリアルに体感できるし、自分の会員様だけでは得られない経験ができて、それがまた自分のスキルになっていく。
この仕事の、一瞬一瞬が全部嬉しいんです。
運営にあたって、どのような苦労がございますか?またどのように乗り越えてきましたか?
やっぱり、なかなか前に進めない会員さんをサポートすることは、簡単なことではありません。
いいことばかりじゃないので、一緒に悔しい思いをすることも多いです。
それでも前を向いていられるのは、私を頼って入会し活動されている会員様達、そして私の考え・行動に共感してくださる他相談所の仲人さん達からの信頼が積み重なってきているからだと思っています。
「小さな気付き、行動、喜びの積み重ねが、やる気にも自信にもなる」。会員さんの表情が変わる瞬間を目の前で見られるから、乗り越えられるんだと思います。
今後挑戦していきたいことを教えてください。
「結婚相談所での婚活を当たり前にすること」それに尽きますね。
結婚相談所って、まだ「最後の砦」みたいなイメージを持っている人が多いと思うんです。
でもSNS社会の中で、「デートで何をすればいいかわからない」「どこへ行けばいいかわからない」といったような、リアルなコミュニケーションが苦手な人って本当に増えていている感覚があります。
そういった方へ対しても、安心安全にパートナーに出会える場所。としての価値に気付いてもらえる取り組みに挑戦をしていきたい。
例えば参加しやすいオンラインの婚活パーティーを開催して、入会されなくてもサポートを続けるなど、結婚相談所のハードルを下げる取り組みもやっています。ビジネスとして利益を追うよりも、「みんなが充実していけば、後から結果はついてくる」という信念でやっていますね。
「地域で安心して出会える場づくりに貢献したい。そのきっかけを作れるのは、僕たちのような存在じゃないか」という使命感が、今の自分の原動力になっています。
最後に、ふじみ野市の魅力、好きなところを教えてください。
一言で言うと、「ちょうどいい街」です(笑)。
電車も道路も整っていて、自然も豊か。流行のものを楽しみたければ、30分あれば東京にも出られる。川沿いの景色とか、歩いてみると気持ちいい場所がたくさんあって。「都会でも田舎でもないけど、全部がちょうどいいレベルで揃っている」、そういう街なんですよ。
世界を飛び回る仕事を経て、地元に戻ってきたからこそ感じられる魅力だと思います。
| 住所 | 埼玉県ふじみ野 |
|---|---|
| 電話番号 | 090-3173-9609 |
| 公式HP | https://kurickmarry.com |






