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現地レポート(LINE)

「有限会社光沢」は川越発、小ロット特化のプラスチック試作加工会社。地域とのつながりが生んだ、ティーポットへの挑戦。

有限会社光沢 ティーポット
新発想、触っても熱くないティーポット!

 

試作品や少量生産の部品づくりは、ものづくりの現場で欠かせない存在でありながら、多くの人の目には触れにくい仕事です。しかし、その小さな部品一つひとつが、自動車やバイク、医療機器、そして日常の暮らしを支えています。川越を拠点に、小ロットに特化したプラスチック加工で多様なニーズに応えてきた有限会社光沢。
今回は、代表取締役の佐藤亘さんに、創業の背景や仕事へのこだわり、川越への想いから、ものづくりへの情熱と、地域とのつながりが生んだ、新たな挑戦に迫ります。

佐藤さん、よろしくお願いします!

まずは、「有限会社光沢」の事業内容について教えてください

大量生産ではなく、小ロットに特化したプラスチックを中心とした製造業を営んでいます。自動車やバイクのパーツから医療分野向けの部品、生活雑貨まで幅広く手がけています。

開発段階の製品を手がけることも多く、一般の方の目に触れる機会はなかなかありません。
そこで最近は、一般の方にも自社の技術を直に触れていただけるように、ティーポット「茶鈴(ティーリン)」の開発、販売も始めました。川越の風物詩、風鈴をモチーフにしたおひとりさま用ティーポットです。

有限会社光沢 ティーポット

「有限会社光沢」を川越市で立ち上げられたきっかけを教えてください!

父はもともと大手ミシンメーカーに勤めており、そこから独立して1997年にこの試作加工業を起こしました。私も2002年から一緒に働いています。
川越を選んだのは、私自身が生まれ育った場所であるという愛着が一番ですが、ビジネス上のメリットも大きかったです。

国道16号線や川越街道を利用すれば、入間、八王子、相模原、そして都内といった主要な工業エリアへのアクセスが非常にスムーズです。この立地こそが、私たちの機動力の源になっています。

有限会社光沢 ティーポット

「有限会社光沢」の特徴やこだわりはどのような点ですか?

創業からずっと変わらないのが「小ロットに特化する」という姿勢です。量産をご希望のお客様には、案件内容に応じて適した生産体制をご案内することもあります。
社内設備もそこに特化したものを揃えており、毎日同じものをつくるのではなく、日々異なる部品・異なる製品に向き合う体制をとっています。一人が何役もこなせる職場を意識して作ってきました。

量産設備では「これしかできない」という制約が生まれがちですが、うちは小型の医療機器関連部品から大型のバイクカウルまで社内で対応できます。その応用力と、お客様のニーズに合わせてコストやリードタイムを踏まえた最適な作り方を提案できるところが、強みだと思っています。

有限会社光沢 ティーポット

「有限会社光沢」が日々大切にしていることを教えてください!

毎日違うものをつくるというスタイルは、私自身が飽き性というのもあるかもしれません(笑)。
同じことを繰り返すより、今日はこれ、明日はこれ、という仕事の方が向上心や技術の飛躍につながると感じています。社員にも刺激のある仕事を、情熱を持ってやってほしいという気持ちがあります。

有限会社光沢 ティーポット

それから、「まず手を動かすのではなく、頭の中で完結させてから動く」ということを大切にしています。
昔から、ものづくりは半分が頭の中の仕事だと思っていて、若いスタッフにも考える時間を持つよう話しています。
忙しいとどうしても先に手を動かしてしまいがちですが、一度立ち止まって整理する時間の大切さは、これからも伝え続けていきたいですね。

「有限会社光沢」でのお仕事の中でやっていてよかったと感じるのはどのような瞬間でしょうか?

自分のイメージした通りに、物事がうまく進んだときは、やっぱり気持ちいいですね。以前の経験をもとにアプローチしてみたらうまくいった、というひらめきの積み重ねは、この仕事の楽しみのひとつです。
それから、チーム体制でものをつくることが多いので、みんなで喜びを分かち合える瞬間も大切にしています。一人の達成感とはまた違う、チームとしての充実感がありますね。

有限会社光沢 ティーポット

「有限会社光沢」での運営にあたって、どのような苦労がございますか?

ありがたいことに、苦労したという感覚はあまりないのが正直なところです。従業員にも恵まれてきたと思っています。
強いて言えば、コロナ禍では取引先各社の開発計画にも影響があり、先行きが見えにくい時期がありました。
そこで、クラウドファンディングへの挑戦やBtoCへの展開を模索して、舵を切りました。なるべく先手先手で動くようにしたのですが、社員はそれに最初は半信半疑だったかもしれません。

しかし、自分たちが作ったものが直接消費者に届く様子を見て、今では一丸となって取り組んでいます。この挑戦は、リクルート面でも「面白いものを作っている会社」として若い世代に興味を持ってもらうきっかけになり、嬉しい誤算となりました。
売り上げだけでなく、社員の団結力や会社のPRという面でも、チャレンジしてよかったと思っています。

有限会社光沢 ティーポット

今後「有限会社光沢」として挑戦していきたいことを教えてください!

とつは、地域との連携をさらに深めることです。ティーポットを開発する際にお世話になった川越市内の紅茶店とのご縁をはじめ、狭山茶の産地を応援したいという気持ちもあって、狭山茶農家とのつながりも少しずつ育てています。
狭山茶農家との協力や、2027年1月に狭山市駅前で開催予定の紅茶イベントへの支援など、地域の産業を盛り上げていきたいと考えています。また、規格外品を地元の高校のカフェで活用してもらうなど、食育を通じた貢献も進めています。

もうひとつは、環境問題への向き合い方です。
プラスチック加工を担う企業だからこそ、環境負荷を抑えたものづくりに真摯に向き合っていきます。

それから、まちゼミで小学生に3Dプリンタを体験してもらうような活動も続けていきたいですね。次の世代がここに住み続けたいと思える地域を一緒につくっていきたいという気持ちが根底にあります。

有限会社光沢 ティーポット

最後に、川越市の魅力、好きなところを教えてください!

川越に住んでいる人たちは、本当に川越が好きなんですよね。その愛情の深さはすごいなと思いますし、そういう人たちが作り上げている街の空気感が素敵だなと感じます。

最近は新しいお店も増えてきて、以前とは少し違う空気が生まれてきていると感じます。代替わりを経た次の世代が、それぞれの強みや方向性を模索しながら街を形づくろうとしている今、私たちもものづくりを通じて、この街に住み続けたいと思える未来を一緒に作っていきたいですね。

有限会社光沢 ティーポット
住所 埼玉県川越市下赤坂750
アクセス 西武バス 「富家病院」から徒歩約7分
電話番号 049-265-5222(代表電話)
公式HP https://www.kotaku.co.jp