川越着物レンタル「キモノ・キツケハナノワ」。着物を通じて新しい自分と出会う。明治35年建設の四軒長屋の２階で着付けのお稽古から着物レンタルも承っている個人店

川越蔵造りの街並へ徒歩2分。着付けのお稽古、着物レンタルのハナノワ！

着物に対してウェルカムな環境である川越で、個人店特有のお客様への寄り添いを一番大事にする霜田さん。キモノ・キツケハナノワさんの『着物を脱ぎたくない』と思わせるコミュニケーションとは。

今回はキモノ・キツケハナノワの霜田さんにお話を聞いていきます！本日はよろしくお願い致します！

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キモノ・キツケハナノワが川越に立ち上げられた経緯について教えてください！

霜田:出身は川越ではないのですが、川越に引っ越してきて15年近くになります。

元々は都内に住んでいたのですが、川越の魅力と言いますか、私自身も古いものや着物が好きでして、さらに都心へのアクセスも良いということもあって、川越に引っ越してきました。

また、散歩することが趣味でして、川越を散策している中で色々な路地に色々な古い面白い建物が残っていたりもしますし、弁天横丁が私の好きな散歩スポットでもあったんです。

ある日、二軒堂を訪れた時にここの改築が始まることを聞いて、入居者の募集があると知りました。
この大好きな通りで着物のお店を出せたら良いなと思った中でタイミングが合ったのでお店を始めることになりました。

元々着物の販売をしていたのですが、チェーン店だったので川越に店舗がなく、都心か埼玉県内のお店に勤めていました。

コロナ禍になり、会社の状況も変わって離職したタイミングと物件の募集のタイミングがほとんど同じだったんです。元々、販売以外にも着付けの仕事をしたいという思いがあった中で、ここでお店を出せるなら今しかないと思いました。

霜田:個人店なので、個人店特有の事が出せたら良いなと思っていて、お客様への寄り添いという部分を一番大事にしています。

教室とは別に着物レンタルも承っているのですが、観光目的というか観光ありきで着物を着るのではなく、単純に着物を着るところから楽しんでいただけるように着付けの接客から意識しています。

お客様とのコミュニケーションという部分ももちろんですが、コーディネートの楽しさという部分もあると思います。

少し時間はかかりますが、帯などのアイテム一つ一つをお客様と一緒に選んだり、お客様同士で選び合ったりする時はかなり盛り上がったりするので、楽しんでいただけているのかなと思います。

霜田:レンタルをされる方でしたり、着付けをさせていただく、お客様から『着物を脱ぎたくない』と言っていただくことがあるのですが、それは最高のお言葉です。

着物を違和感なく着て過ごしていただけたのかなと思えて嬉しいです。
自分自身も着物を着る機会が多いので、どうやったら着物を着ていても苦しくなく快適にお過ごしいただけるかは意識しています。

霜田:お店を立ち上げて1周年になるのですが、まだまだ認知度が低いなと感じていて、どうしたら多くの人に知っていただけるかは難しい部分でもあります。

立地的な問題もありますし、なかなか観光のついでに寄って行こうとなりづらい部分もあると思います。

SNSはもちろんですが、ショップカードをお店に置いていただいたりして、認知を広げていけたら良いなと思っています。

霜田:着付け教室はメインとしながらも、七五三関連も充実させていただけたらなと思っています。

というのも、七五三の着付けの依頼やお子様用に関してのお問い合わせが多かったんです。そう言った部分でご期待いただいているのかなと思うので、そのご期待にお答えしていきたいと思っています。

お子様向けに着付けはしているのですが、現状七五三のレンタルはおこなっていなくて、ありがたいことに当店の建物で着替えたいと言ってくださるお客様がいるので、今後は力を入れていきたいですね。

霜田:１番の魅力は、古いものが古いまま残っているというところです。川越の方の古いまま残していこうというお気持ちが強いところも素敵だなと思います。

あとは、着物に対してウェルカムな状況ができていて、観光の方が着るのはもちろんですが、ご年配の方々中心に受け入れて貰いやすいところはとても良いですよね。川越の方は川越愛が強いですし、内に熱いものを秘めていて本当に素敵な方が多いと感じます。

住所	川越市喜多町2-1喜多町弁天長屋２階６号室
メール	hananowa.kimono@gmail.com
営業時間	営業時間 10:00～20:00 （着物レンタルは9:30より）定休日　月・火
アクセス	川越蔵造りの街並から徒歩２分
公式HP	https://www.hananowa-kimono.com/