生活

川越の民間救急車えまさぽは医師が運営する日本初の福祉タクシー!患者と職員を幸せに、代表重松さんの熱い想い

株式会社救急介護搬送サービスえまさぽ
埼玉県川越市が拠点のケアタクシー、民間救急事業者日本初の医師経営のケアタクシー。

 

代表が医師として地域医療に携わる中で、病気やけがなどで通院や日常生活に不便を感じる方が多くいることを知り、その手助けをしたいという想いで、令和3年に川越市で起業。新型コロナウイルスや発熱などの受診の際はもちろん、介護資格者による普段のお出かけや買い物もサポート可能です。

今回は株式会社救急介護搬送サービスえまさぽ代表の重松さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

まず初めに、えまさぽさんと川越とのつながり教えてください!

株式会社救急介護搬送サービスえまさぽ

重松>元々福岡出身で、大学進学の時に埼玉に来てという感じです。
埼玉医科大学に入学して、6年間埼玉で過ごして、そのあと2年間川越で医師の初期研修をして、川越とはそれからの付き合いですね!

株式会社救急介護搬送サービスえまさぽさんを立ち上げた背景はどのようなものがあるのでしょうか?

重松>2020年の始めくらいからコロナが日本でも確認されて、私は医者をやっているのですが、タクシーとかバスとかって乗っちゃいけないので、患者さんが病院に来る時に手段がなかったんです。

救急車で病院に来られたとしても帰る手段がないこともありましたし、病院にどうやって行けばいいんだという問い合わせも多かったです。
でも病院としてはどうしようもないですよね。
来てくれれば診られるのに、来られないがために診られない患者さんも結構いて、これは大変だなと思いました。

この状態が続いてしまうと色々な人が亡くなってしまうと思って、病院への足を私が工面しようと気持ちで始めました。

えまさぽさんの特徴や強みを教えてください!

株式会社救急介護搬送サービスえまさぽ

重松>強みはお医者さんが移動の付き添いをできるということですね。

機械が繋がっているとか、病気的に人の手が必要な人って結構いるんですよ。
だから医者が付き添いで移動できるというのは最大のポイントかなと思います。
看護師が一緒に乗るところはあるんですけど医者が乗るということはないので、うちだけなのかなと思います。

また、かなり融通を利かせられると思います。
利用者さんの特性にあって、こういうのってどうなのかなと思ったら相談してもらえれば、いろんな方向でサポートできます。
他では断られるようなことも受けられるので、こんなん無理だよねって思ったことも依頼してもらえれば、できる限り知恵を絞って対応していきたいです。

あとは、タクシー業界はブラックなところも多いんですけど、私自身、産業医という資格を持っているので、少人数でもちゃんと健康とか労働環境とかブラックにならないように管理ができるというのが特徴です。

えまさぽさんを運営されていくにあたって、最も大事にしていることはなんでしょうか?

株式会社救急介護搬送サービスえまさぽ

重松>働く人も利用する人もみんなが幸せになれる循環を生み出すというのが一番大切にしているポイントです!

私は本業があるので この会社からお金をもらおうとはあまり思っておらず、その分社員さんとか利用者様の利用代金とかに反映できたいなと思っています。
ちゃんとしたサポートとかサービスを提供しながら、それに対するちゃんとした対価をもらって、双方が幸せになるといういい循環を生み出せるようにしたいです。

医療業界で働いてきた中で、患者様の命と引き換えにやりがい搾取で、病んでしまう人を沢山見てきたので、世界一クリーンな企業にしてみんなをハッピーにしたいという思いはあります。

えまさぽさんで仕事をされていて、喜びを感じる瞬間はどのような瞬間でしょうか?

重松>今はまだ利用者さんがついていない状態なんですけど この会社を始めるにあたって色々相談してくれる人がいいアイデアだねって言ってくれて、これは絶対社会的に必要なものだよねって共感してくれるのが嬉しくて。

今後はうちを使って喜んでもらえるのが一番幸せだと思うんですけど、今のところは共感してくれるところが一番嬉しいかなと思います。

逆に、苦労されたことはどのようなことでしょうか?

重松>立ち上げに際しては、個人的なところで言うと、週に6日間医者の仕事をしていて、休みの日が日曜日にあったんですけど、日曜日だと色々な場所が閉まっていたりするので、仕事をしながら会社を起業する相談に行ったりとかのやりくりをするのが大変でした。

今は営業活動というか、こんなことしているんだよって知ってもらうのが大変だなというのがあります。
チラシを配ったりはしているんですけど、結局は紙1枚なので、もう少し知ってもらえる環境ができればいいなと思います。

今後進化していきたい、伸ばしていきたいところはございますか?

重松>このサービスは、きっと日本全国どこでも必要なものではあると思うので、埼玉県で今川越にありますが、例えば秩父の方とか高齢化が進んでいる地域や、後は越谷とかに店舗を置いて埼玉県をフォローしつつ周辺の地域にも少しずつ広げていければなと思っています。

川越という町でどのような存在でありたいなどございますか?

株式会社救急介護搬送サービスえまさぽ

重松>川越って観光地でもあるので色々な施設もあるし、名産も多くて魅力的なところがたくさんあるので、そこと観光客や住民の方をつなぐパイプみたいになれたらいいなと思います。

今はクレープ屋さんが提携の施設になってくれているんですけど、提携してくれたお店に行く時には片道の送迎料金が無料になるので、うちのサービスを使って観光もしてもらえたら嬉しいです。

今後、提携するお店の数もどんどん増やしていきたいですね。

川越の街の魅力や好きなところはございますか?

重松>古い町並みが綺麗に残っているのがいいですね。
しかも全部がお店としてもやっているし、だからタイムトリップしたような感じがありますね。

観光するにも歩道が整備されているのが歩きやすくていいです。
あと芋が好きなのでさつまいものスイーツがたくさんあるのもいいです(笑)

他には、魅力的な人が多いと思います。名産みたいなものを絶えず生み出そうとしているのでそういうところも好きですね。

住所 〒350-0823 埼玉県川越市神明町14-22-2F 一部
電話番号 TEL:049-299-6531
FAX:049-299-6541
アクセス 川越駅から車で16分
営業時間 電話受付時間 8:30~15:30
運行時間 8:00~17:00
定休日 土日祝日
公式HP https://emspsaitama.wixsite.com/my-site