長峰自動車と、川越とのつながりについて教えてください！

長峰：場所としては川越の端の方で、あまり中心部の方とつながりを持てた訳ではなかったのですが、10年ほど前に商工会議所の青年部に誘われて入って、川越の企業さんとの交流が深まるようになりました。
産まれは浦和ですが、育ちはずっと川越です。

長峰自動車を立ち上げられたきっかけについて聞かせてください！

長峰：父が車屋として始めて、私は2代目です。
長男なので、高校を卒業して自然とこの世界に入りました。
最初は別の店で7年ほど修行して、その後、継ぎました。

高卒当時は自分が何をやりたいのか全くわからないままでしたが、小さい頃から車が近くにあり、触れていた流れがあったのと、親の勧め通りに入った感じですね。

自分の色を出すというか、あんなことこんなことをやりたいと思うようになったのはしばらくしてからですね。

長峰自動車の強みや特徴はどのようなものですか？

長峰：若いころはサーキットに持ち込んで走らせていました。
あまり競い合うとか堅苦しいものではなくて、気のあった何人かで何時間かサーキット場を借りて走るというものです。ゴルフに行くのと似ていますね。

このような、モータースポーツに近い活動をやり始めた頃から、パワーアップなどを合法の範囲での改造をやるようになったことですね。
普通のお客様は改造自体を嫌がる方も多いですが、若い方中心に予算の範囲で要望に応えるようにしています。
最初はあまりお金がなくても、少し経って稼げるようになってからまた来てくれるお客様もいます。

長峰自動車として、大事にされていることは何ですか？

長峰：お客様を大事にするのはもちろんなので、まずは安全面として事故がないように気を使って対処しています。

ご予算との兼ね合いも難しいですね。
自分はここまでやるべきと思っても、お客様の予算でここまでで良いといわれてしまうとそうですか、気を付けて乗ってください、と言うしかないので。

法律の範囲で安全面も含め提案しなければいけない立場ですが、交換など勝手にやるわけにはいかないので、きちんと事前に説明をするようにしています。
その手間はかかりますが、しっかりやっています。

長峰自動車を運営されていて、喜びを感じる瞬間はどんな時ですか？

長峰：緊急の故障修理に対応できた時ですね。
昔は辺りをつけてこの辺だなと分かったのですが、今の仕組みは電子化、コンピューター化していて、昔より原因が分かりづらくなっています。
原因にたどり着いて対処でき、喜んでもらえた時はやっていて良かったなと思います。

ものすごく手間がかかるエンジン交換などの場面では、ミスなく成功すると手を合わせるくらいうれしいですよ。
車は全部で10,000ほどのパーツがあると言われています。
エンジンだけでも300くらいはあると思います。

長峰自動車のお仕事の中で難しいなと感じる瞬間はどのようなタイミングでしょうか？

長峰：納期と時間ですね。
次々と予約が埋まっているときは限られた中で対応しないといけません。

車検の時も話しましたが、お客様との考えが合わずに思い通り、時間通りに進まないことが大変です。
結果的に残業せざるを得ないことがあります。
うちは個人ですけれど、大手ももっと大変だと思いますよ。

あとは古い車の相談が来た時ですね。
部品が手に入らなくてどうにもできないことがあります。

長峰自動車は川越という街で、どのような存在でありたいですか？

長峰：お客様の層は地元が多いですので、頼りにされたいとは思っています。
トラクター、草刈り機、フォークリフトなども頼まれればやるんですよ。

おかげ様で紹介で新しく来てくれることも多いです。
歴史がある街のしきたりや伝統を守ってやっていこうとは思っています。

 

住所	〒350-0001 埼玉県川越市古谷上４１７４−３
電話番号	049-235-2184
アクセス	自動車の場合 関越自動車道　川越ＩＣから約20Km。 ※駐車場10台 電車の場合 最寄駅 JR 埼京線　南古谷駅　約2Km
営業時間	9時00分～17時00分
公式HP	http://nagamine-kawagoe.com/