株式会社三方社は各種経営サポートの事業をメインに川越で仕事をされています。各種、補助金の事業計画書の作成、外部との交渉や面談・申請などお手伝いしています。そのほかにも中国での滞在経験を生かした観光ガイド業も実施されています。
株式会社三方社さんを川越で立ち上げようと思ったきっかけを教えてください!
石川>経済産業省で出されている補助金(持続化補助金・事業再構築補助金)がありますが、個人事業主や中小企業の皆様と一緒になって、事業計画書を作成し申請するサポートを事業のメインとして行っています。
現在のお仕事ができるようになったのも、川越での人と人との出会いからです。
その時にできることを行っていった結果、現在のお仕事に繋がっていきました。
川越で起業した理由は、私自身の生まれが川越だからです。
その他にも2017年に川越商工会議所主催の「創業スクール」という勉強会があり、そこに参加し、起業の仕方から経営まで何でも勉強できる環境があったり、創業支援ルームというウエスタ川越5階でオフィスを借りられ、経営サポートを受けられた場所があったりと、そんな環境がたくさんあったのも地元で起業した理由の一つです。
独立しようと思った背景を教えてください!
石川>大学生のときに居酒屋でアルバイトしたことがきっかけです。
そこは、マスター1人、アルバイト1人のこじんまりとした焼き鳥屋さんですが、飲みに来るサラリーマンの方々が、とっても疲れていました。
その日の疲れを取るため一杯飲みに来ていたのですが、その当時の大人の影響を強く受けてしまい、日本の未来に対して「大丈夫か!こんな日本の社会で働きたくない!」と本気で思ってしまいました。(常連さんとは今でも仲良くさせていただいています笑)
ただ一方で、そこから逃げるのではなく、何かにチャレンジしてみたいというのもあったので、中国に語学留学をして、現地の日系企業で勤務するなど経験して帰ってきました。
観光業もされていたそうですが、情勢が落ち着いたら再開するのでしょうか?
石川>今まで自分ひとりで観光ガイドができたことはないんですね。
みんなと一緒にやってきた、というのがあるので。中国語が話せるので活かせたらと思っています。
あとは、実は新河岸川で舟を漕いでるんですよ。
観光ガイドをしていたことがきっかけで、リフォーム周りの仕事を行っている「本山企画」の本山社長という方がいるんですが、自分でも和船が作れてしまい、川越船頭衆という名称で、あの竹竿1本で舟を漕いでいるんです。
川清掃や花を植えてり積極的に行っていてとても尊敬しています。
活動場所は川越氷川神社の裏に新河岸川が流れているんですけど、そこに桜並木があるんです。
こちらで毎年3月20日〜4月5日頃に、和舟を漕いでます。
また、私の実家の川越の新河岸駅近くに以前、舟運で栄えた「旭橋の船着き場」があるんです。こちらでも春に1回、漕がせて頂いています。
今年もコロナが心配ですが、大丈夫そうであれば是非、遊びに来てください。
今、船頭さんの高齢化も問題でして、若手の船頭を募集しています!
一緒に練習しましょう。ご連絡いただけますと嬉しいです!
株式会社三方社さんとして、今後取り組みたいことを教えてください!
石川>色んな人に相談してるんです。
逆に「どうして行ったらいいですか?」みたいな話を。
今は事業者さんのサポート業務をしていますが、周りの先輩方にはそこを極めたらいいんじゃないか、と言っていただいていますね。とても気持ちが楽になりました。
今後も経済産業省の補助金サポートにひたすら特化してやっていきたいなと思っています。
自分の趣味であるフットサルを週1、2回楽しんで、春に船が漕げて、仕事でしっかり事業計画書の作成サポートをして。
そして、地元に根ざしたお仕事ができ、喜んでいただければ満足、というところです。
川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください。
石川>個人、個人のキャラクターがとても豊富で、みんな多彩な能力があるというか、本当に面白い人がたくさんいるんですよ。だからそれを知っていただきたいです。
「あのお店のなんとかさん」だったり、人それぞれの味わいだとか、そう言ったのがあることが川越の面白みです。
しかも川越の人はみんな親切で優しくて、こちらから話せば返してくれます。温かいですよね。
自分から、「困ってるから助けて欲しい」って言ったら教えてもらえますし。
あまりかっこつけずに困っているなら「困ってる」って言えば、誰かしら解決してくれると、そういった人たちがいる街です!
住所 | 埼玉県川越市 |
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問い合わせ | Contact TEL tel:080-5407-0624 お客様、もしくはお客様のご紹介の方のみ承っております。 |
公式HP | https://www.sanpousyakawagoe.jp/ |