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川越の「株式会社新日本ツール」は工場製品専門商社。代表の田中さんに聞く、ものづくりの現場を支える提案力とは

川越の「株式会社新日本ツール」
工場の現場と描く、ワクワクする未来!

 

工場のものづくりを支えるために欠かせない、切削工具や工作機械と、その周辺設備。その一つひとつは、現場の生産を止めないための大切な存在です。
川越市に拠点を構える「株式会社新日本ツール」は、1981年の創業以来、切削工具・工作機械の専門商社として、埼玉県を中心に東京や群馬エリアの工場を支えてきました。単に商品を届けるだけでなく、お客様が滞りなく生産し、さらに成長していけるよう並走してきた同社。

今回は、代表取締役の田中龍さんに、創業の背景や会社として大切にしている考え方、そして川越という街への思いを伺いました!
川越の「株式会社新日本ツール」

「株式会社新日本ツール」を川越市で立ち上げられたきっかけを教えてください!

田中さん
父は元々、工具を扱う企業で営業をしていたのですが、独立心が強く、1981年に会社を立ち上げました。もともとお客様とのつながりはあったそうですが、その伝手には頼らず、自分の力で販売先を開拓していったと聞いています。

工具の業界は東京に大きな問屋、工場が多い。その一方で、川越は都内からのアクセスが良く、土地も広く、工場地帯もある。そうした環境の良さから、川越でやっていこうと決めたようです。

川越の「株式会社新日本ツール」

「株式会社新日本ツール」の特徴やこだわりはどのような点ですか?

田中さん
大きく2つあります。

ひとつは、お客様である工場が滞りなく生産できることもうひとつは、その先で成長していくことです。

工場では、たとえ数十円の部品でも、それが一つないだけで生産が止まってしまうことがあります。だから私たちは、売上や利益だけで判断するのではなく、「これがないとお客様が困る」というものにしっかり向き合っています。必要であれば、その日のうちに届けるよう動くこともあります。

川越の「株式会社新日本ツール」

そして、ただ商品を届けるだけではなく、お客様の成長につながる提案も大切にしています。昔でいえば、まだファックスが一般的でなかった時代に、その導入を提案してきました。図面や見積もりのやり取りがよりスムーズになることで、お客様の成長にもつながると考えての提案です。
今も、お困りごとに対して「これもできます」「こんな方法もあります」と、未来に向けた提案を重ねています。

「株式会社新日本ツール」としてお客様と向き合う中で、日々大切にしていることを教えてください。

田中さん
経営理念は「一緒にワクワクする未来へ」です。

今ある課題を解決して滞りなく生産できることはもちろん大切ですが、その先に「この先が楽しみになるような未来」をお客様と一緒に描いていきたいと思っています。
見積もりに対して金額だけを返すのではなく、「こういう改善もできます」「これも面白いですよ」と一歩踏み込んだ提案をする。お客様が前向きな気持ちで次の一手を考えられるような関わり方を大事にしています。

川越の「株式会社新日本ツール」
その一環として、月に一度、切削に関わる「Webミーティング」も開催してきました。コロナ禍をきっかけに始めた取り組みでしたが、情報を届ける方法としていち早く活用し、お客様に学びや気づきを提供してきました。
現在は、実物を見て触れる価値を重視し、対面で個別に触れることができる場の提供に発展させています。

お仕事の中で、「やっていてよかった」と感じるのはどのような瞬間でしょうか?

田中さん
やっぱり、お客様に喜んでいただけた時ですね。何年も前に導入した機械について「あの時の提案、よかったよ」「今も活躍しているよ」と言っていただけると本当にうれしいです。

川越の「株式会社新日本ツール」

私たちは、設備から消耗品まで、工場に関わる製品を横断的に提案できます。だからこそ、自分たちならではの提案がお客様にしっかり届いて、喜んでいただけたんだなと、やっていてよかったと感じます。

運営にあたって、どのような苦労がございますか?それをどのようにして乗り越えてきたかについてもお聞かせください。

田中さん
業界全体として、外部環境の影響を受けやすいところはあります。不景気の波や、災害、国際情勢などで、お客様の設備投資や生産状況が変わることもあります。そうした変化に気づかずに数字だけ落ちていくのが一番怖いですね。

そのために大切なのは情報です。テレビやラジオの情報だけでなく、メーカー、問屋、お客様、その先のお客様からも話を聞いて情報を集めています。集めた情報をまたお客様に返していくことで、変化に備えられるようにしています。

川越の「株式会社新日本ツール」

また、当社は業界平均より年齢層が若く、若い人の意見を取り入れやすいことも特徴です。時代に応じた変化に柔軟に対応できることは、強みだと思っています。

今後「株式会社新日本ツール」として挑戦していきたいことを教えてください!

田中さん
若いからこそ、知らないことがある一面は確かにあります。でも、知らないからこそ新しいことを吸収できることも多いし、お客様から新しい相談をいただけることもあります。実際に「こんなサービスできない?」というご相談から生まれた取り組みもあります。

その一つが、商社でありながらCADを持ち、3DCADで製品を見える化していることです。特殊治具や特殊工具などを立体的に確認できるようにすることで、お客様にとってもわかりやすくなります。今後も、そうした新しいサービスを広げていきたいですね。

川越の「株式会社新日本ツール」

また、会社の前の駐車場を使って展示会を開くなど、自分たちの仕事を地域の方に知っていただく場づくりにも取り組んでいます。
工場やメーカーと関わる仕事は、何をしている会社なのか地域の方から見えにくい部分がある。だからこそ地域の方と関わる機会というものも大切にしていきたいと思っています。

最後に、川越市の魅力、好きなところがあれば教えてください。

田中さん
川越は、観光と生活、工業、農業のバランスが面白い街だと思っています。それが数キロ圏内に共存しているのは、他にはなかなかない魅力じゃないでしょうか。
私は川越で生まれ育ちましたが、それでもまだ知らないことがたくさんあります。知っても知りきれないくらい文化が深い。地元の人もしっかりいて、外から移り住んできた人もいる。その積み重ねが、川越の面白さや厚みになっているのだと思います。

住所 埼玉県川越市笠幡79-126
電話番号 049-232-7409
営業時間
アクセス

電車:JR笠幡駅から徒歩20分
バス:西武バス<山伝>下車後、徒歩1分
車:首都圏中央連絡自動車道<鶴ヶ島IC>から15分 関越自動車道<川越IC>から20分

公式HP https://www.sntool.ne.jp