城北埼玉中学/高等学校は私立の進学校で、「着実・勤勉・自主」の校訓の下、大学進学と人間形成を2本の柱とし、日々の授業を中心とした教育活動を実践しています。最近では社会に実際に出ていき、積極的に社会と学生との橋渡しを行う学習コースであるフロンティアコースなど新しい取り組みをしています。
- 学校法人城北埼玉学園が川越にできた経緯にはどのような理由があるのでしょうか?
- 学校法人城北埼玉学園の特徴としては、どのようなものになるのでしょうか?
- 学校法人城北埼玉学園として目指していきたいことは、どのようなことになるのでしょうか?
- 学校法人城北埼玉学園ではフロンティアコースというとても特徴的なコースがあると思うのですが、どのようなコースになるのでしょうか?
- フロンティアコースができたきっかけにはどのような背景があるのでしょうか?
- フロンティアコースを通して実現したいことはどのようなことのなるのでしょうか?
- 学校法人城北埼玉学園として、伸ばしていきたいことはどのようなことになりますでしょうか?
- 川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
学校法人城北埼玉学園が川越にできた経緯にはどのような理由があるのでしょうか?
出合先生>
城北埼玉中学・高等学校は埼玉県川越市にある中高一貫の男子校です。
東京の城北中学校・高等学校の校長であった近藤薫明先生が1980年に埼玉県にも城北でやっている教育を持っていきたいということで、城北埼玉高等学校を設立したのが始まりと聞いています。
学校法人城北埼玉学園の特徴としては、どのようなものになるのでしょうか?
内野先生>
共学の学校が増えている中で、男子校であり続けていることは大きな特徴でしょうね。
男子は、時代遅れと思っている人もいると思いますが、見つめ直されるべき価値観の1つなのではないでしょうか。
城北埼玉学園は、長い間男子校であり続けているからこそ一周まわって新しい教育の価値観を創出できる学校なんじゃないかなと思います。
出合先生>
世の中の流れに乗って、共学にするというのではなく、なぜ男子校であり続けているのかを常に問い続け、あえて男子校であり続けているんじゃないかなと思います。
学校法人城北埼玉学園として目指していきたいことは、どのようなことになるのでしょうか?
出合先生>
入試広報部長をさせていただいている私の意見としては、”かっこいい男子”を輩出できる学校であり続けたいなと思っています。
かっこいいというのは、ただ外見のことを言っているのではなく、中身がしっかりしていて自律した男子を指しています。
世の中に城北埼玉中学や高校出身で活躍している方はたくさんいると思いますが、その意味では成功しているのかもしれませんね。
内野先生>
私は川越男子校といえば城北埼玉学園だよねという存在にしたいですね。
川越市にある他の男子校は学校名に川越という地名が入っています。
私立高校は地域とのつながりが弱いケースが多いのですが、
城北埼玉では地域とのつながりをもっと強めて、川越の皆さんに愛される学校でありたいと思っています。
学校法人城北埼玉学園ではフロンティアコースというとても特徴的なコースがあると思うのですが、どのようなコースになるのでしょうか?
内野先生>
フロンティアコースは2020年に高校にできたばかりの新しいコースです。
独自の授業を取り入れた課題解決型カリキュラムが特徴で、コンセプトは「一緒に働きたい人間になろう」ということを打ち出しています。
机に座って勉強するだけではなく、
街に出ていって川越で事業をしている人や、川越以外でも積極的に社会に出て生きた知識を学ぶことを大切にしています。
フロンティアコースができたきっかけにはどのような背景があるのでしょうか?
内野先生>
現代社会では”働く”ということについての考え方が変わってきています。
新卒一括採用で企業に就職し、会社の管理のもと支持をされたことを忠実に取り組むことは悪いことではありませんが、今後は一人ひとりのアイデアや創造性が必要になってきます。
では、一方でその学びはどこで得られるか?通常日常の学校生活の中では難しいですよね。
その場、フィールドを提供することこそが、フロンティアコースの目指すところです。
フロンティアコースを通して実現したいことはどのようなことのなるのでしょうか?
内野先生>
そのため、フロンティアコース では高校時代から社会人との接点を作り、世の中とのつながりを作る。
その中で、今まで高校生たちがやったことがないことにチャレンジすることで、新しい学びを得たり、うまくいかないことに直面することで、机に座っているだけでは得られない学びを得たり・・・と、そういうことを学校のプログラムとして提供していこうよというのがフロンティアコースになります。
学校である以上、学力を上げていくことはもちろん大事なのですが、
それだけではなく、社会にでたからこそ得られる学びをプログラムを通して提供することで、学生と社会のギャップを減らして、スムーズに社会に入っていって、社会で活躍していってもらうというコンセプトでやっています。
学校法人城北埼玉学園として、伸ばしていきたいことはどのようなことになりますでしょうか?
出合先生>
生徒の学力を伸ばすのは当然なのでそれ以外でいうと、”生活力”は上げていける存在でありたいなと思います。
男の子はどこかに甘えたい部分がありますし、母親にとってはいつまでたってもかわいい息子であることはまちがいありません。
しかし、成長を願うからこそ旅をさせる厳しさも必要です。
守りすぎてしまうことは城北埼玉学園の「着実 勤勉 自主」という目指すべき教育像からすると、少し離れてしまうかもしれません。
心身ともに健全で自律的な努力に徹し得る人間の育成はこれからも学校としては大事にしていきたいと思っています。
内野先生>
それが自分で未来を切り拓くたくましさにつながりますね。
出合先生>
まさにそうですね。(笑)
ありがとうございます!
川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
出合先生>
やっぱり川越はなんでもあることが、とても魅力的だと思います。
私自身川越に住んでいますが、都内からのアクセスもいいですし、住んでいて便利です。
街としての魅力としてはお祭りもあるし、文化や歴史もあるし、自然もあるし、住みやすいし、食べ物も美味しいし、いろんな魅力が詰まった街だと思いますね。
内野先生>
昔は今ほど川越もきれいに整備されていたわけではないんですよね。
今でこそ蔵の街として観光地になっている場所も昔は電柱が出てて、自転車や車がいっぱい。
観光だと旧市街の部分が注目されがちですが、それ以外でも川越は田園地帯が広がっていたり、自然が豊かだったりと様々な魅力があります。
川越は他よりもすごいぞ!とあえて他の自治体と競わなくても良いところがたくさんある。そんな街だと思います。
住所 | 〒350-0014 埼玉県川越市古市場585−1 |
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電話番号 | 049-235-3222 |
アクセス | 東武東上線「上福岡駅」下車 徒歩26分 JR川越線「南古谷駅」下車 徒歩27分 |
公式HP | https://www.johokusaitama.ac.jp/ |