「ここ和」の由来は“ここで繋がる人の和”をあらわしていて、小江戸川越を楽しむ人たちが互いに交流し、新しいコトを発見できる。ここで和める場所でありたい。そのような想いが込められています。
- ゲストハウス、そしてココア専門店を作ろうと思った経緯にはどのような理由があるのでしょうか?
- ココア専門の泊まれるカフェ ここ和が川越に生まれた背景にはどのような理由があるのでしょうか?
- 実際に川越にお店を出されて想定外のことはございましたか?
- ココア専門の泊まれるカフェ ここ和としての特徴としては、どのようなものになるのでしょうか?
- ココア専門の泊まれるカフェ ここ和のメニューの特徴はどのようなものになるのでしょうか?
- ココア専門の泊まれるカフェ ここ和として、伸ばしていきたいことはどんなところになりますでしょうか?
- ココア専門の泊まれるカフェ ここ和を運営されていく中で大事にしていきたいことはございますか?
- 川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
ゲストハウス、そしてココア専門店を作ろうと思った経緯にはどのような理由があるのでしょうか?
太田:私は元々建築士で今も建築士とここ和を兼業しています。
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和を作るきっかけとしては、まず人の集まる場所を作りたいな、そう思っていたのがきっかけでした。
人が集まれる、自分が帰れる場所を作りたいというのが先にあったので、実は当初ゲストハウスにこだわりはなかったんです。
一番最初のイメージはアトリエのイメージで、建築って作業する場所が真ん中にドーンとあってアトリエと呼ばれている場所なんですが、その中心地でみんなで作業します。
建築ではそこが交流の場になっていて、いつ行っても誰かが作業してるから、会話が生まれるみたいなそういう拠点となる場所がすごくいいなと思ったことが原体験です。
そういうものを自分でも作りたいなと思った時に、
カフェやゲストハウスなどいくつかがキーワードとしてあがりました。
そういうものと人との繋がりを作りたいなと思った時に、ゲストハウスがいいなと思ったんですよね。
調べたらあまり川越にゲストハウスもなくて、その後川越のゲストハウスで修行させてもらいながら学ばせてもらって、物件が決まって、2019年9月28日にココア専門の泊まれるカフェ ここ和をオープンする運びとなりました。
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和が川越に生まれた背景にはどのような理由があるのでしょうか?
太田:川越にココア専門の泊まれるカフェ ここ和を作りたいなと思ったのは、 1つ今現在川越に住んでいること、もう1つは僕の地元が東松山なんですが、川越は人も多いし、馴染みもあるので何か事業をするなら川越かなと思っていたことが理由です。
そのような形で、川越にお店を構えるということ自体は結構すんなりと決まりました。
メニュー(一部抜粋)
大人のココア | 500円 ここ和の看板メニューのミルクココア。 こだわりのピュアココアを使い、甘さを抑えたビターなココアです。トッピングの焼きマシュマロと一緒に飲むことで、優しい甘さになります。ココアが苦手な人にもぜひ一度試してほしいココアです。 |
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こどものココア チョコバナナ | 580円 あま~いココアが好きな人はこれ! トッピングにはチョコレートソースとバナナを載せ、みんな大好きなココアです。 |
お父さんのココア ティラミス風ココア | 580円 大人のココアにエスプレッソコーヒーを入れ、マスカルポーネクリームをトッピングすれば、まさに飲むティラミス! |
お母さんのココア ロイヤルミルクティーココア | 580円 紅茶が大好きなスタッフが開発した、紅茶とココアのブレンド。ロイヤルミルクティーとココアがどちらも感じられる絶妙なバランス。 |
お兄さんのココア ミントココア | 580円 チョコミントをイメージしたココア。さっぱりしていて、暑いときにアイスで飲むと最高です。 |
妹ちゃんのココア いちごのココア | 600円 女の子が大好きないちごチョコレートをイメージしたココア。フランボアーズのフリーズドライの酸味が、ココアの甘さを引き立てています。見た目も可愛いいちごのココア。その中で、ココアという切り口を選ばれたのはどのような理由があったのでしょうか? |
太田:ゲストハウスを川越でやるということを決めて、 そこでカフェもやりたいなと思ったんですよね。
というのも、創業時に事業計画を作ったんですが、 宿泊だけだと事業として回らないことが早期にわかっていて、カフェの方でも回していかないといけないと思っていました。
じゃあカフェで何を提供するかと考えた時に、 最初は正直力を入れる想定がなかったので、とりあえずコーヒー出すか・・・と思ったいたんですが、川越がコーヒーが盛り上がっているということを考えると、ただコーヒーを提供するだけではやっていけないと思いました。
カフェとしての強みを作ろうと考えた時に、 コーヒーじゃないことで、ニッチなことをやろうと決めました。
そこからココアにたどり着きました。
うちの宿のコンセプトは”女子会ができる場所”というところから始まっています。
日本人で関東周辺の女性たちがグループで宿泊する想定をしており、部屋は3室全て個室で2〜4人部屋で全て鍵がある作りになっています。
そのような形で女性をターゲットにした作りを想定していたので、 ココアというのはその切り口でも面白いんじゃないかと考えました。
同時にお店の名前も考えていて、 「ココア屋さんで、ここ和って名前面白くない?」となって、”ここで繋がる人の和”という意味で、名前がココア専門の泊まれるカフェ ここ和という名前になりました。
なので、カフェは相当手探りでやりながら試行錯誤で運営しています。 やっと最近になって形になってきたなというステージです。
実際に川越にお店を出されて想定外のことはございましたか?
太田:「カフェ」と「ゲストハウス」は意外と互換性/親和性があるなというのは驚きでしたね。
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和は通常のホテルと比較すると、 宿泊の料金を下げているんです。
ですが、泊まりに来た人たちはココアの専門店だということで、朝や夜にココアを頼んでくださるんですよね。
結果として自然のお客様の顧客単価も上がっていったことは思わぬ相乗効果でした。
あと、ゲストハウス自体は女子会をターゲットにして作ったわけですが、実際ゲストハウス利用者は20〜25歳がメインで、宿泊比率だと8対2くらいで女性が多いんです。
そういうターゲットのお客様との親和性もあって、ゲストハウスよりもココア専門店が伸びたのが驚きでしたね。
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和としての特徴としては、どのようなものになるのでしょうか?
太田:ゲストハウスとしては、2人部屋、3人部屋、4人部屋を用意しています。
一番安い料金としては4人部屋に4人で泊まると、14,000円となります。
そのほかに、ココア専門の泊まれるカフェ ここ和としての面白い取り組みとしては、 金曜日の夜(18:00〜23:00)にボードゲームカフェと呼ばれるものを開催しています。
参加料だけいただいて、うちにあるボードゲームで遊んでもらいます。
多くの方は1人で来るんですが、結局みんなでゲームをやるので、知り合いになったりして、いいコミュニティになってますね。
ボードゲームカフェでは夜のメニューも作っていて、 ここではココアの飲み放題のメニューなどもあるので、みんな結構ココアをがぶがぶ飲んでます。笑
面白いのがみんな自分の好きなボードゲームを持って来るんですが、何かしらココア専門の泊まれるカフェ ここ和としても還元したいなということで、「ボードゲームマスターズ」という制度を作っています。
「ボードゲームマスターズ」はボードゲームを持ってきてくれたり、それを他の人が使ったりしてもポイントが貯まる制度になっています。
ポイントが貯まると、ボードゲームの参加費が無料になったり、宿泊が1泊無料になったりしていきます。
みんなが持ってきてくれているのでボードゲームの数も60くらいになってしまっています。笑
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和のメニューの特徴はどのようなものになるのでしょうか?
太田:基本はこだわりのピュアココアを使って、甘さを抑えたビターなココアである「大人のココア」と呼ばれるメニューをベースに、味を付け加えて別のベニューを作るようなメニュー構成となっています。
ココアがコーヒーと違う点としては、混ぜ合わせて楽しむというマリアージュという言葉があるんですけど、そのような飲み方で色々なフレーバーを楽しむという習慣があります。
ベースが一緒なので、全く違うという味にはなりませんが、お酒を入れても美味しいというのは1つココアの魅力ですね。
チョコレートの原料はカカオなんですが、チョコレートとココアの中間のようなポジションの商品を提供しています。
甘みはきび砂糖を作っているんですけど、プラスではちみつを使って、結構コクとかまろやかさを感じられる味になっていると思います。
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和として、伸ばしていきたいことはどんなところになりますでしょうか?
太田:そこはちょうど考えているところなんですが、 ゲストハウスで伸ばしていくとなると、どうしても部屋数も限界があるし、家賃など固定の費用も増えてしまうのが難しいところです。
一方で、来てくれている人たちが来なくなってしまうのは嫌なので、顧客単価を無理にあげたくはないと思っています。
そうなると、発展の形としてはゲストハウスではなく、ECなどのネットショップや、BtoB(企業が企業に向けて商品やサービスを提供する取引)を伸ばしていくことが必要だと考えています。
そのため、ココア専門の泊まれるカフェ ここ和としては、 ココアの部分を事業としては伸ばしていく方向性を模索しています。
まだ決まってはいませんが、 川越市のふるさと納税の返礼品でココアを扱ってもらえるようになる可能性がありまして、その方向は1つ攻めていきたいと思っています。
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和を運営されていく中で大事にしていきたいことはございますか?
太田:この場所が人が集まる場所にしていきたいという想いは大切にしていきたいです。
なので、単価をあげるとか回転率をあげるという方向だけに舵を切ることはしたくないと思っています。
川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
太田:川越って観光地としてはフィールドが狭いと思うんですよね。
結構遠くから川越に観光にきた人だと、
川越の一番街などメイン通りだけずーっと行ってそこで終わってしまうという体験をしてしまうと残念に思う人もいるかもしれません。
けど、川越の裏路地とかにちょっと入ると、
小さい個人がやられている面白いお店とかを発見していくことができるのは川越の大きな魅力だと思います。
ぜひお気に入りのお店を見つけてもらえるといいんじゃないかなと思っています。
住所 | 〒350-0042 埼玉県川越市中原町1丁目10-6 |
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電話番号 | 049-236-0204 |
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和へのアクセス |
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ココア専門の泊まれるカフェ ここ和公式HP | https://cocowa-guest.com/ |
ココア専門の泊まれるカフェ ここ和公式SNS、ネットショップ | Instagram:https://www.instagram.com/cocowa_guesthouse/ FaceBook:https://www.facebook.com/cocowa.guest/ ECショップ: https://cocowaguest.stores.jp/ |