文化

「川越に身近な映画館を」COEDO座という川越のプライベートシアターにかける座長安藤さんの熱い想い

COEDO座

「「もっと映画館を身近に」をコンセプトに2020年12月に新規にオープンした川越の映画館、プライベートシアターCOEDO座。川越の観光名所菓子屋横丁に位置しています。




「COEDO座は4Kの美しい映像と臨場感あふれる立体音響で驚きの体験をできると話題の貸し切り可能な映画館です。飲食物の持ち込みもOKなのは嬉しいですね!」

今回はCOEDO座を運営している安藤さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

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プライベートシアターを作ろうと思った経緯にはどのような理由があるのでしょうか?

COEDO座

安藤:もともとプライベートシアターを作ろうと思ったのは、僕自身が家族や友人と、スポーツや映画を自宅のホームシアターで観ていたことが原体験になっているんですよね。それをもっと多くの人に気軽に体験してほしいなと思って、このCOEDO座というプライベートシアターを作ることにしました。

映画館自体が最近はよく行く場所でなくなりつつあります。
一方で、AmazonプライムやNetfrixのようなオンラインで映画鑑賞できるサービスも増えていますが、そちらの鑑賞率は増えています。

COEDO座としてはそのニーズに応えていきたいと思っています。

僕自身は映画館は料金が高いという印象を持っていて、映画館に1800円、1900円払うのであれば他の娯楽施設にいこうかなと思ってしまう人もいると思いますが、COEDO座としては映画館の料金をもっと安く提供して、映画館がもっと身近な存在になれるようにしていきたいと思っています。

COEDO座が川越に生まれた背景にはどのような理由があるのでしょうか?

COEDO座

安藤:実は僕は川越の人間ではなく、神奈川県川崎市に住んでいます。

僕の奥さんの実家が狭山市で、僕自身は新卒入社後は工場入社で埼玉県久喜市に仕事で住んでいました。その時に、社会人で遊んでいた場所が川越で、川越自体は社会人になって初めて訪れた場所だったんですよね。

それでその当時から川越ってすごく楽しい街だなって思っていたのですが、映画館がないということを知りました。

ですが実は探してみると、スカラ座という映画館はあったのですが、

ミニシアター系なのでいわゆる大衆映画は観れず、みんなで気軽に楽しめる映画館を作りたいと思って、川越に映画館を作ることを決めました。

川越に映画館があったらより良い街になると思って信じてやっていきたいと思っています。

COEDO座の座長である安藤さんがCOEDO座で成し遂げたいことはどのようなことになるのでしょうか?

COEDO座

  安藤:成し遂げたいこととしては「もっと映画館を身近に」していきたいですね。

COEDO座のプライベートシアターを一度鑑賞していただくとわかる臨場感や音響、画質の綺麗さを他で体験しようとすると、値段が結構高いよねというのが世の中の常識です。

COEDO座としてはそこを低価格で提供することで、映画館をもっと身近にしていきたい。

スマホで映画を観るのもいいと思うのですが、映画館で観ることは全く違った体験だと思っています。

もう1つCOEDO座を使ってやっていきたいことは、菓子屋横丁とうまく連携していきたいんですが、映画館とスナック菓子やドリンクはセットだと思うんですが、COEDO座があることで、菓子屋横丁も潤うといったウィンウィンな関係になっていきたいです。

あとは川越市の抱える課題として日帰り観光のお客様が多いという課題があります。

16時くらいには帰ってしまうお客様が多い中で、宿泊プランを近隣のゲストハウスなどとCOEDO座で連携してやっていきたいですね。川越には非常に面白いゲストハウスも多いので、ぜひそういうところに泊まっていただいて、川越の深い魅力を楽しんでいってもらえたらいいなと思っています。

川越のプライベートシアターである、COEDO座としての特徴としては他の映画館と比較して、どのようなものになるのでしょうか?

COEDO座

 安藤:一言で言うと「貸し切りできるプライベートシアター」というのが、COEDO座の魅力です。

普通の映画館との違いでいうと、

・画質が映画館よりも綺麗
・立体音響が素晴らしく、上位クラスの映画館と同レベルのもの
・イスはソファータイプで、ホームシアターのように仲間内で使っていただけるような仕様のいいソファー
・好きな作品を持ち込んでもらって、それを流してもらう(観る作品はアニメを見ていただいてもいいし、ご自身のAmazonプライムで映画を見てもいいし)
・好きな食べ物/飲み物持ち込み自由

というのが該当しますね。

川越の街は食べ歩きの街と言われていますが、
川越の地ビールであるCOEDOビールを持ち込んでもらったり、あるいは菓子屋横丁でお菓子を買って持ち込んでもらったり、お客様のスタイルに合わせて楽しんでもらえるプライベートシアターです。

COEDO座長である安藤さんはこれまでどのような経歴なのでしょうか?

COEDO座 

安藤:僕は明治大学を卒業して、新卒入社でメーカーに今は勤めています。

今はそこの会社を正社員で続けながら、COEDO座を個人事業主として運営しているという形になっています。

COEDO座の料金体系としてどのようなものになるのでしょうか?

COEDO座

安藤:料金体系は2つあります。

1つは「ビジター料金」と呼ばれる1回貸しの料金です。

だいたい1万円になるように設定されていて、1人で借りた場合は1万円、2人で借りた場合は5,000円/1人・・・6名以上で2,000円/1人といった料金体系となっています。

もう1つが「オーナー料金」と呼ばれるもので、オーナーになると月額1,500円〜という料金がかかるのですが、1人の場合は3,000円、3人以上の場合は1,000円/1人といった具合になるので、映画館に行くよりも安くCOEDO座を利用できます。

今COEDO座を使っていただいているお客様で言いますと、半分が埼玉県外、3割の方が川越市内、2割の方が川越市外の埼玉県民という形になっています。

なぜこのような「オーナー制度」という変わった制度を採用しているかというと、プライベートシアターというのはお金の面ですごく大変だということが調べていく中でわかってきました。具体的な金額感でいうと、IMAXデジタルシアターというものがあるのですが、それが最低価格で4,000万〜なんですよね。笑

映画館を自分だけで占有するのはではなく、みんなで持つことができれば安く済ませることができるので、みんなでシェアしていこうよという発想です。

オーナーになった方には非常に安価に提供させていただきますが、その代わり使い終わった後に掃除をしていただいたりして、みんなで運営していきたいなと思っています。

川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!

COEDO座

安藤:川越の好きなところはいくつかあるのですが、

僕が川越で始めようと思ったことの1つに、社会人になるまで川越はきたことがなかったのですが、京都とか奈良とか鎌倉とかそういった風情のある街並みが好きで、川越はそういう風情ある街並みを感じるところがあり、純粋に好きだなと思えています。

あとは、川越の一番街などのメインストリートはもちろん顔になるようなお店が並んでいると思いますが、意外と川越市民も楽しめるお店が揃っているのもとても魅力だなと思います。
お店をやっているお店とお客さんの近さというか、人間味があるところが魅力に感じていますね。

住所 〒350-0062 埼玉県 川越市 元町 2-9−19
電話番号 049-236-0204
COEDO座へのアクセス

*公共機関でのアクセス
・東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(東武バス神明町車庫行きほか(蔵のまち経由)「札の辻」下車)
・東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「菓子屋横丁」下車)
・東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸名所めぐりバス「札の辻」下車)
※駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

COEDO座公式HP https://www.coedoza.com/
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