埼玉県川越市の三久保町で、ちゃぶ台を囲んで人々が集い語らい、旅人、ご近所、街行く人、街に点在する素敵なお店、受け継がれてく歴史と伝統、習慣。様々なヒトとモノとコトが繋がっていく空間を目指す、ちゃぶだい Guesthouse、Cafe&Bar。
- ゲストハウス『ちゃぶだい』を川越に作ろうと思った経緯にはどのような理由があるのでしょうか?
- ゲストハウス『ちゃぶだい』が川越に生まれた背景にはどのような理由があるのでしょうか?
- ゲストハウス『ちゃぶだい』はどんなメンバーで運営されているんでしょうか?
- ゲストハウス『ちゃぶだい』としての特徴としては、どのようなものになるのでしょうか?
- ゲストハウス『ちゃぶだい』を運営されていく中で大事にしていきたいことはございますか?
- ゲストハウス『ちゃぶだい』の料金体系としてどのようなものになるのでしょうか?
- ゲストハウス『ちゃぶだい』ではカフェも併設されていてお食事も提供されているということなのですが、どのようなメニューを用意されていらっしゃるのでしょうか?
- 川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
ゲストハウス『ちゃぶだい』を川越に作ろうと思った経緯にはどのような理由があるのでしょうか?
西村: 2016年11月に川越で「まちづくりキャンプ」という市主催の空き家を活用した事業提案をやりませんか?というイベントがありまして、それに参加したことがきっかけになります。
ちゃぶだいは今3人で運営しているのですが、このイベントが全員初めましてでした。
「まちづくりキャンプ」自体は川越市が主催するイベントで、川越市が用意した空き家で何ができるか?みたいなテーマでワークショップが開催されたわけですが、その時の対象物件に関してはそのまま事業化はできませんでした。
ただ僕らは川越でゲストハウスをやりたいと思っていたので、 イベント後も引き続き物件を探して出来上がったのが「ちゃぶだい Guesthouse、Cafe&Bar」になります。
蔵造りの街並みが有名な埼玉県川越市の三久保町に、2018年の11月にオープンしました。築100年を超える古民家をみんなで改修して、 ちゃぶ台を囲んで人々が集い語らう場所にしたいという想いを込めています。
ゲストハウス『ちゃぶだい』が川越に生まれた背景にはどのような理由があるのでしょうか?
西村:3人とも最初からゲストハウスはやりたいと思っていて、全員がそれぞれ川越という街に縁があったことが理由ですね。
僕の出身は狭山市で、すぐ近くの埼玉県立川越高校が僕の母校です。
それが一番の川越との縁です。
ゲストハウス自体は作りたいと思っていましたが、以前は川越に作ろうとは思っていませんでした。
ただ、「まちづくりキャンプ」への参加に際して、久しぶりに川越をじっくりと見てみて、昔は比較的年齢層が高い観光客が多く、活動しずらい街だという印象がありましたが、老若男女面白い方々がたくさんいて、これから街に入っていくには面白いタイミングだと思いました。
田中:僕は奥さんが川越出身で、家は日高市なのでお隣です。
古い建物が好きなこともあって、昔ながらの街並みが残っている川越はとても好きな街です。
建築士でもあるので、その中で使われていなかった古い建物をリノベーションし、また活かされる空間が出来たらなぁと思っていました。
ゲストハウス『ちゃぶだい』はどんなメンバーで運営されているんでしょうか?
西村:3人とも元々ゲストハウスをやりたかったメンバーで運営しています。
それぞれ違ったバックグラウンドがあります。
僕自身のキャリアとしては元々ソフトバンクで10年働きまして、仕事としては経営管理/企画が主な業務でした。
その一方で、地域のコミュニティや場づくりが好きだったので、レストランの経営の学校に行ったり、デザインの学校に行ったり、汐留の市民大学を作ったり・・・本当にいろいろやりました。
その中で段々と楽しいことが増え、時間に余裕がなくなってきたタイミングで、一旦会社を辞めまして、それまで培った縁の中で面白いことをやろうと思っていたタイミングで出会ったのが川越の「まちづくりキャンプ」でしたね。
田中:僕はリノベーションを行う会社も運営しており、店舗や住宅の再生などの仕事をしています。
古い建物が活かされ、まちの魅力になればいいですよね。
その一方で、旅行が好きというのがありまして、ゲストハウスに泊まった体験の素晴らしさを感じて、多くの人にその体験を広げていきたいと思い、ゲストハウスを始めたいと思っていました。
ゲストハウス『ちゃぶだい』としての特徴としては、どのようなものになるのでしょうか?
西村:ちゃぶだいはただ宿泊する機能だけではなくて、ギャラリースペースがあったり、眼鏡屋さんがあったり、イベントをやったり、カフェもそうだし、バーもそうだしと、1つの機能だけではない様々なことがあることで、ちゃぶだいに関わっていただく人も増え、来るきっかけになるような場所作りをしていきたいと思っています。
具体例の一つとして、 「ちゃぶの間」というちゃぶだいの庭にある小さな小屋があります。
「ちゃぶの間」はもともとあった6畳ほどのプレハブをリノベーションして、スペース貸しができる場所として運用しています。
週末のポップアップ出店、展示会やワークショップ、レンタルオフィス、教室など習い事、ベビーマッサージなど子育て講座・少人数の貸し切りイベントなどなど使い勝手の良いスペースになっていると思いますので、ぜひ使っていただきたいですね。
ゲストハウス『ちゃぶだい』を運営されていく中で大事にしていきたいことはございますか?
西村:僕らのコンセプトが「つながる・たのしむ・ひろがる」というものでなので、ちゃぶだいを起点にして川越の街を楽しんで欲しいと思っています。
川越の街全体を宿と捉えて、ちゃぶだいが寝室だとしたら、 飲食店が台所やキッチンであったりして、銭湯がお風呂であったりと、川越という街を大きく捉えて、その中で僕らが果たすべき役割を果たしていきたいなと思っています。
また、「いろんな人との関係性の入り口」となれる存在でありたいと思っています。
なので、ちゃぶだいに来た人同士を繋ぐことも僕らの大きな役割の一つだと考えています。 宿泊してくれている人も、川越の街の人も、ちゃぶだいにいけば何かがあるし、誰にとっても居心地がいいような場所でありたいと思っています。
まずは僕らスタッフが楽しいというのが一番ではありますが。笑
田中:僕は昔からJリーグなどのコアなサッカーファンで、よく県外への遠征にも行ったりするのですが、遠征の醍醐味はその街を楽しむことにあると思うんですよね。
ご当地のご飯だったりとか、そういうことって旅行の楽しさの大きい部分だと思うんです。
川越に来て、川越らしさというか、川越のローカルな空気を感じられる場所として、ちゃぶだいはもってこいな場所だと思います。
ゲストハウス『ちゃぶだい』の料金体系としてどのようなものになるのでしょうか?
西村:料金体系は今はコロナウイルスの関係で、通常とは一部異なる形となっています。
・1人で7,000円
・2人で9,000円
・3人で12,000円
・4人で16,000円
というのが料金体系となっています。
本来はドミトリー(相部屋)がメインの宿となっており、8人部屋で1ベット3,500円あたりで出しています。
今はコロナウイルスの影響で、閉じちゃっていますが・・・。
あとは朝食がプラス500円で、炊き込みご飯のセットか、スコーンやマフィンのセットを選ぶことができます。
ゲストハウス『ちゃぶだい』ではカフェも併設されていてお食事も提供されているということなのですが、どのようなメニューを用意されていらっしゃるのでしょうか?
西村:カフェでは近隣地域に由来のある食べ物を利用したお食事を提供しています。
例えば、狭山和紅茶や、川越の専門店のきんぴら、地粉、梅酒、ブルーベリージャムなども近場の食材を使っています。
食べ物自体にストーリーがあって僕ら自身が語れる食材を出すように意識的にしていますね。スコーンなど焼き菓子も店内で作って提供しています。
川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
西村:世代を問わず様々なプレーヤーが多いところは大きな魅力の一つだと思います。
川越には観光名所である川越一番街が古くからあったので、その周辺のお店も良い意味でそこには負けずに頑張ろうという強い想いをもって、お店を営んでいるなという印象を持っています。
一つのエリアに絞られず、様々なエリアで川越の面白い人たちの層がどんどん広がってきているという感覚があります。
田中:僕は川越はなんと言っても「人」だなというのがありますね。
川越には年齢、性別を問わず魅力的な人がたくさんいます。
それと「川越まつり」の存在は大きいですね。 1年に1度、世代や性別、人種を超えて繋がるきっかけが川越の街並みには息づいていて、それが川越ならではの地域愛というか、そういうものに繋がっているんじゃないかなと思います。
住所 | 〒350-0054 埼玉県川越市三久保町1−14 |
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電話番号 | 049-214-1617 |
ゲストハウスちゃぶだいへのアクセス | ▽電車をご利用の場合 本川越駅 (西武新宿線)より徒歩13分 川越市駅 (東武東上線)より徒歩15分 川越駅 (JR/東武東上線)より徒歩25分 川越駅と本川越駅からバス利用可能。松江町二丁目バス停から徒歩2分 ▽お車をご利用の場合 申し訳ございませんが駐車場のご用意がないため、 近隣のコインパーキングをご利用ください。 直近は、目の前と100m先の二箇所にコインパーキングがあります。 ※大栄パーク(目の前):平日24時間 500円 休日24時間 1000円 ※らくだプラザ松江町(100m先):平日24時間 600円 休日1100円 夜間18:00-9:00 200円 |
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