外構とは単に境界を記すものではなく、その美しさで「生活」が変わるもの。お客様のご要望をくみ取り、プロの視点からその家に合うもの提案し共に作る。外構事業一本で勝負、エクステリアの認知度を上げていくアークふくしまの挑戦!
アークふくしまさんが川越に立ち上げられた経緯を教えてください!
福島:ずっとこの外構デザインや施工の仕事をサラリーマンでやっていました。
家の外を素敵にすると家が輝く、というこの仕事特有の面白さから一軒でも多くこの仕事をしたい!と考えていました。
以前いた会社はいわゆるBtoBの形だったのですが、そうすると色々な制約があります。
私としては一般のお客様に直接ご来店いただいて、独自のデザインしたものも見てもらい、施工する形の方がお客様にも自分にも双方にメリットがあるのかなと考え、それをやるには自分で事業を始めるしかないなと思い、独立して今の形になりました。
今年で独立して19年目になります。
私自身は埼玉の飯能生まれなのですが、地域密着の形で事業をしたいという想いと、アクセスの良さなどの利便性の点からこの川越の地で事業を始めることにしました。
アークふくしまさんのこだわり、特徴を教えてください!
福島:こだわり、という点で言えば家を素敵にするのが外構の仕事だと思っているので、自分達の仕事で家を輝かせるというプライドは強く持っています。
かっこいいものを作りたい、と考えているので、弊社のホームページやSNSを見ていただいて来店される方はモダンな感じがいいとか、シャープなデザインが好きという要望をもって来ていただけることが多いです。
それをうまく表現できるのが我々の売りかなと思います。
自分でデザインしていて好きなもの、その家に合うものを作りたいと考えています。
フレームという商品を多く使っているのですが、それをこの会社で付けたいと要望していただくことも多いので、その点も一つの特徴かなと思います。
仕事の件数で言うと、年間50〜100軒ほど施工させていただいています。
働く中での喜びや、楽しいと思う瞬間を教えてください!
福島:ここにご来店になったお客様のご要望を聞いて、その上でプロの視点からご提案を差し上げてすり合わせ、これでやろうと決まったものが形になる。
その形になっていく工程も楽しいですし、最終的に仕上がったときの達成感やお客様の喜んでいただける様子を見られることが一番の魅力ですね。
3D画像で事前に完成予想をお見せするのですが、大体のお客様に「3Dでどうなるのか少しはわかっていたけど、実物の方がもっとかっこいい」と喜んでいただけます。
また、我々は仕事としてやらせていただいている立場なのですが、「ありがとう」と感謝していただきます。こういったやりがいのある仕事は珍しいと思うし、ありがたいなと思います。
お客様と意見をすり合わせる中でも、まずは自分がイメージする最高のものをぶつけた上で、お客様がここは要らない、ここはこうして欲しいという意見を聞きながら進めていきます。
お客様の要望を聞くことだけではなくプロとしての提案をすることがこの仕事をする上で大切だと考えています。
予算ありきなので全てを実現することはなかなか難しいですが、できる限りご依頼いただいたお客様のお家がかっこよく、輝くような仕事をしたいと思っています。
極端に言えば必要のないものではあるのですが、それでは「潤い」がない。
外構を美しくすることで、そこに住む人はもちろん、その近隣の方にも良い印象を与えることができると思います。
食べ物などを売る仕事と違い、そのお客様に対しては基本的に一回だけしか作ることができない。
だからこそ、その一回で後悔しないように濃い提案をして、その後ずっと使っていける素晴らしいものを作ろうと努力しています。
大変なことや苦労することを教えてください!
福島:業界的な問題でもあるのですが、職人不足でしょうか。
職人の不足から、仕事の件数を増やしたくても増やせない、お客様を待たせてしまうことにもつながっています。
この業界にはキツそう、だとか汚い、というイメージがいまだに少なからずあるのでこの問題に頭を悩まされています。
職人がもっといれば、もっと多くの仕事ができるのにな、というのはつらいところではありますね。
また、エクステリア(外構)というもの自体の知名度があまり高くなく、一体いくらくらい費用が掛かるのかというのも一般の層には分からないという点もあります。
斜面などで行うこともあるため、家のように坪いくらという単位で一概にいくら、ということもしづらい。
同じ大きさの土地でも値段が変わってきてしまうので、お客様からするとよく分からない。結果的にまずハウスメーカーさんを訪れて家を建て、外構は後回しになってしまいます。
そうなると、お客様とこちらが理想とする外構を施工するには予算が足りないという問題が起こってしまうケースが多々あります。
そういった問題を防ぐためにもホームページで素敵な外構を掲載してお客様が事前に見られるようにしたり、少しでもメディアなどへの露出を増やして外構の重要性や魅力が伝わるようにしたりしています。
私は全国のエクステリア業界が集まるエクステリア設計協会にも加盟していています。
そこでもエクステリアの認知度を上げていく必要があると考え、色々な活動を行っていますが、まだまだ知らない方が多いのが現状です。
アークふくしまさんが今後やりたい取り組みや力を入れていきたい分野を教えてくだ さい!
福島:同業者の方からすると、外構の仕事だけでなく、他の分野にも広げていこうというのはあるかもしれませんが、私たちは基本的にこの外構の事業一本で勝負していきたいと考えています。
外構の仕事が大好きだし、やりがいと誇りをもって仕事をしているので、一件でも多く仕事がしたい。
家の外を変えると家が素敵になる、家が輝くということをもっと浸透させていきたいです。手が届く範囲ではありますが、素晴らしい外構のお家を増やしていきたいというのが我々の願いであり、使命です。
福島さんの思う川越の魅力を教えてください!
福島:川越で20年近く商売をやらせてもらっているし、サラリーマン時代にも川越で仕事をさせていただくこともあったので、川越の良さはすごく感じています。
街中に行けば、昔ながらの蔵造りの素敵な街並みがあるし、アクセスもしやすい。
何をするにしても便利だし、何でもあるなと感じます。
従業員でも川越の近辺に住んでいるメンバーもいて、埼玉県内を動いて仕事をするにはとてもやりやすい土地だなと思っています。
住所 | 埼玉県川越市的場1224-1 |
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電話番号 | 049-239-7677 |
営業時間 | 9:00~18:00(日・祝を除く) |
アクセス |
電車でお越しの方 お車でお越しの方 |
公式HP | https://www.arc-fukushima.co.jp/ |