埼玉県川越市にある小さなレコードショップで、レコード、コーヒー、ビールにカレー。ランチ営業もされています。レコードとカレーなどのランチ販売の二刀流で、お客様一人ひとりを大切にしたお店運営をされています!
レレレノレコードさんが川越に立ち上げられた経緯について教えてください。
小島:前職はサラリーマンをやっていました。
3.11の震災があった時に雇われることの大変さや、僕は足が悪いので通勤の大変さなどを改めて認識した時に自給自足の仕事をしてみたいと思いました。
19歳からDJを続けていてサラリーマン時代も音楽に携わっていたのですが、仕事にしたいと思ってはいませんでした。
そんな中で震災をきっかけに、そろそろ本気を出さないと、と思いレレレノレコードを始めました。
ただレコードだけだとお客さんも偏ってしまうので、カレーやコーヒーにも力を入れ、川越のこの場所で始めることにしました。
レレレノレコードさんのレコードのこだわりや特徴を教えてください。
小島: ビートルズがあったり、社交性があるようなラインナップも意識しています。
レコードを聴き始める人も来てほしいし、一度レコードから離れてしまった人にも戻って来てほしいという思いがあります。
高校生が来てくれたりもして、あまり肩肘張らず営業しています。
僕自体、音楽が常に体の中にあって、母親がレコードを集めていた事もあって、音楽の中で育って来ました。レコードがある生活が当たり前なんですよね。
カレーばっかり作っていても飽きてしまうし、レコードばっかりいじっていても飽きてしまうので、常に2股をかけている状態にあります。
それがお客さんが飽きない事にも繋がっているのかなと思います。
メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。
牛すね肉のビーフカレー | 900円 |
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本日のランチ | ドリンクセット1200円 アルコールセット1400円 コエドビールセット1500円 |
コーヒー・紅茶・チャイ | 450円 |
アルコール類 | コーヒー・紅茶・チャイ 500円 アルコール類 ビール 600円〜 サングリア 600円 グラスワイン 600円 焼酎 550円 日本酒 600円 サワー・カクテル 600円〜 etc |
レレレノレコードさんのお食事や店舗のこだわりや特徴を教えてください。
小島:チャイは美味しいと思います!
辛いものを食べた後や、お酒を飲んだ後などにおすすめです。
今後は、タコライスに力を入れていきたいと思っています。
また、お店自体を少し入りづらくしています。
少し敷居が高いけど、入ってみたら明るいじゃん、といったギャップがあった方が思い出に残ると思うのでそこは大事にしています。
でも、実際はレコードを知らない人でもウェルカムですし、本当は入りやすいお店だという事を多くの人に知ってもらいたいです!
レレレノレコードさんを運営されていくにあたって大事にされていることを教えてください。
小島:スタッフを本当に大事にしています。
今8人いるのですが、店自体も狭くてカウンター席なのでお店の雰囲気がとても大事なので、人選びは重要視しています。
ポケモンやドラクエのように色々なキャラクターがいた方が僕からしてもお客さんにとっても楽しいと思うんです。
僕自身もあまり休まず、なるべくお店に出られるようにしています。
レレレノレコード 小島さんが働かれていて喜びに感じる部分について教えてください。
小島:お客さんからおいしいとか言われたら嬉しいですね。
僕はあまり褒められないですが(笑)バイトの子はよく褒められていますけどね。
あとは、お客さんの話を聞いていて、新しい自転車を買ったとか、元気なかった人が元気になった時など、そのような『人との関わり』が一番嬉しいですし、やりがいですね。
あとは、レコードの買取もしているのですが、持ち主の方のお父さんが亡くなって持って来ましたという方がいて、そのレコードを次の人に回せる時も嬉しいですね。
レレレノレコードが今後伸ばしていきたい部分について教えてください。
小島:今後は、観光客向けのお店づくりとか、食べ歩きのお店に加担したいなと思うことはありますね。みんながやらない事に挑戦したいなと思っています。
あとは、もっとスタッフを雇いたいと思っています。
僕と一緒に働くことで何か得るものがあったり、お客さんに話を聞くことで新しい気付きがあったり、人の人生に関われる事は良い事だと思うし、この状態を大きくして社会との関わりを増やしていきたいとは思っています。
まずは、長くやる事ですが、その余力で疲れない程度に多く、広くしていきたいです。
僕が80歳になってもここにいたら面白いじゃないですか。意思がある年寄りになっていきたいですね!
レレレノレコード 小島さんの思う川越の魅力や好きな所があれば教えてください。
小島:人がみんな優しいですよね。
年配の方は不器用な人が多いと思っていて、少し口調が強い方がいたり、若い人たちは嫌という人もいるかもしれませんが、僕は川越のそういう所が好きです。
街としては、観光の部分でまだ未成熟というか今後どうなっていくのかわからない所が面白いと思います。
商人の街としては一本筋が通っていて、そこを観光とどのように絡めていくかみたいな所が定まっていなくて、みんなで良くしていく過渡期で面白いなと感じます。
住所 | 〒350-0066 埼玉県川越市連雀町8−2−2 |
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電話番号 | 049-222-0023 |
営業時間 | 12:00-22:00水曜定休
LUNCH11:30〜15:00 |
アクセス |
本川越駅から616m |
公式HP/SNS | https://www.re4.jp/ https://twitter.com/rererenorec |