24時間オープンの無人古着屋店「SELFURUGI川越市駅前店」。時間や人目を気にせず、お客様がリラックスして気軽に服を選べる無人店舗。日常の中にあるような服屋を目指して、地域企業の方とのコラボレーションも計画中!
SELFURUGI川越市駅前店さんが川越に立ち上げられた経緯を教えてください!
中野:前職のサラリーマン時代にSELFURUGIの創業者さんと知り合ったのが最初のきっかけです。
上野とか大宮浦和など、この辺でお店を探していたんですけど やっぱり立地と家賃 そういったところで難しいなと思って川越の方でお店を探したところ、すごくいい立地があったので そこから一週間くらい通い詰めてこのお店に決めました。
川越市駅の近くは本川越駅までの移動などもあり人通りも多いです。
また無人のお店という特性上盗難は一番のリスクになってしまうので、そこが少ないという点も魅力的でした。
この通りを歩く際歩きスマホをしている方が多いので、お店を見ていただけにくいのが悲しいところです(笑)
SELFURUGI川越市駅前店さんのこだわりや特徴を教えてください!
中野:特徴はお客様がリラックスして気軽に古着を買っていただけるというところかと思います。
店舗は古着屋ながら無人で24時間開いているという形です。
防犯に関しても、店内外にはたくさんのカメラがあったりと、無人で24時間営業ができる店舗設計になっています。
私自身、他の古着屋さんに行くと、店員さんに見られている感覚になり好きな服を選べないんです。
あんまり気にいってない服を勧められて家に帰って後悔したりとかよくありませんか(笑)
無人であることで、時間や人目を気にせず気軽に好きに服を選べるというのが強みだと思っています。
好きな服を着るのが一番だと思いますしね!
置いているものは多くの方に手に取っていただけるような服、例えばビッグロゴのTシャツであったりワンポイントのポロシャツなどです。
古着が大好きな方はもちろんですが、服が好き、古着にも挑戦してみたいという方にも無人のお店は選んでいただきやすいのかなと感じています。
他の無人店舗は他店舗の売れ残りやノンブランド商品が多いため500円~1000円といった低価格帯になっているお店が多いです。
SELFURUGI川越市駅前店は他のお店では5000円を超える高いブランド古着やインポート古着を無人だからこそできる低価格でお買い求めいただけます。
コスパ良くいい商品を手に取っていただけるよう商品を厳選しています。
時間帯としては21時以降に来店、購入されるお客様も多くいらっしゃいますね。
SELFURUGI川越市駅前店さんを運営していく中で、中野さんが喜びを感じる瞬間を教えてください!
中野:お客さんがコメントを書けるボードのようなものが店内にはあります。
その時に厳しい答えをいただくこともあるんですけど地元にこんなお店ができて良かった、こんなオシャレなものが安く買えるなんて最高!という声をいただくのがすごく嬉しいですね。
監視カメラもちゃんとチェックしてるんですけど、深夜に来たお客さんが1時間くらいいるんです。
お店自体をちょっと大きい試着室というか、自分の衣装部屋みたいな感じで使ってくれてて。
それを見るとすごい嬉しいですね、この地域に出した価値があったなと。
アミューズメントパークみたいに楽しんでくれてるっていうのは売上が上がるよりも嬉しい部分かもしれないです。
SELFURUGI川越市駅前店さんを運営していく中で、中野さんが苦労していると感じる瞬間を教えてください!
中野:やっぱり一番は認知ですね。
監視カメラの映像やコミュニケーションボードにいっぱい書いてあったりすることから来てくれた方は喜んでくれてることはわかるのですが、やはり来てくれるまでのハードルが高いなと思っています。
どうしても川越のクレアモールや小江戸、蔵の街に出かけてみんな移動しちゃいますから、そこが一番大変な部分ですね。
現在この川越市駅前店が関東部では最北部に当たりますので、この前もコミュニケーションボードに宇都宮にも作ってくださいとか、高崎にも作ってくださいとかコメントがあって、すごくありがたいと感じています。
ただ目指すべきところは地元の方に来てもらって、日常の中にあるような服屋を目指していきたいと思っていますので、川越の方にどうやって知っていただくかを考えていきたいと思っています。
SELFURUGI川越市駅前店さんは、今後どのようにしていきたいと考えていますでしょうか!
中野:今後取り組んでいきたいのはやっぱり、認知を広めるところですよね。
地元の方への認知っていうところなので、地域企業の方と何かしらコラボレーションやSNSなどで地域の方々に向けてお得になる情報を発信していくことをしていけたらと思っています。
特に東京にも店舗があるので、東京のニーズや流行りっていうものを川越中心に発信していけたら、と思っています。
あとは無人なんですけど、スタッフとお客さんとの距離感を、無人の良さを残しつつどう近づけていくか、といったところも強化していきたいです。
インスタはもちろんですが、店舗内のコミュニケーションボードを用いたやりとりやおすすめのものを手紙を書いて これはこういったコーデがいいからというメッセージを伝えていくことなども考えています。
地域の方、例えば川越にキャンパスのある大学などとコラボした店舗作りもやっていきたいですね。
全国展開している店舗の良さと、地域に根付く良さを掲げ合わせながらやっていきたいなと思います。
中野さんが思う、川越の良さ、魅力を教えてください!
中野:私が店舗に行って掃除とかをすると必ず近所の方がご挨拶をしてくださるんですよね。無人ということもあるのかもしれないですが、店舗に何か異常があったら伝えますねといってくださったり。皆様の笑顔が溢れる本当に素敵な街だと思います。
オープン前には多くの店舗にチラシを置かせていただけるかのお願いをしに行ったのですが、本当に皆さん快くOKしてくださって。
本来競合にあたる古着屋同士でもインスタに投稿してくださったりと、互いに支え合っているところが一番の魅力なんじゃないかと思います。
街全体へのアンテナみたいなのがすごく強い、優しい方が川越には多いと思いますね。
住所 | 埼玉県川越市六軒町1-1-2 |
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営業時間 | 無人営業で24hオープン |
アクセス |
川越市駅から徒歩30秒 本川越駅から徒歩5分 |
公式SNS | https://www.instagram.com/selfurugi_kawagoeshi/ |