川越産の美味しい野菜、食材や調味料を使用し、前日の夜に挽いた風味豊かなお蕎麦とともに味わえる「蕎麦切りちょんまげ」。様々な地域から取り寄せたこだわりのお酒と接客を楽しめるオープンキッチンの店内。人々との緊密なつながりがある川越で、地域を愛する気持ちを持ってお客様をお出迎え!
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蕎麦切りちょんまげさんが川越に立ち上げられた経緯について教えてください!
好野: 私は地元の川越で33年間暮らしてきました。
仙波町のお祭りに参加したこともあり、その縁から川越で店を開業したいと思うようになりました。
初めての仕事はカフェでしたが、1年ほどで退職し、その後不動産業界で働きました。
自身が蕎麦を好んで食べることや、手に職を持ちたいという想いから、将来性を考え、蕎麦屋を選びました。
川越で有名なむさしやさんや、お酒の知識を深めたくてビアザウルスさんで修業を積みました。
さらに、和食や蕎麦を専門的に学びたいという願望から、渋谷の「雷庵-ライアン-」という店でも修行しました。
蕎麦切りちょんまげさんの店名の由来ついて教えてください!
川越祭りで仙波町の山車を出展しており、その山車の中には仙波二郎安家というちょんまげ姿のお侍さんの人形があります。
侍と言えば江戸時代、蕎麦のスタイルも江戸時代に確立し、川越は小江戸として知られる城下町です。そこから蕎麦切りちょんまげという名前を考案しました。
これは覚えやすい名前で、私の明るい性格や店主のイメージを表現しています。
酒屋さんたちもすぐに覚えてくれ、最初は恥ずかしかったですが、今ではこの名前を選んで良かったと思っています。
メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。
【ランチメニュー】 ねぎとろ丼とおそばセット |
1,300円(税込) |
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【ランチメニュー】 豚トロネギ塩丼とおそばセット |
1,400円(税込) |
【ランチメニュー】 赤一商店のお野菜天丼とおそばセット |
1,500円(税込) |
せいろそば | 850円(税込) |
ざるそば | 900円(税込) |
蕎麦切りちょんまげさんのこだわりや特徴を教えてください!
好野: 私たちは赤一商店さんから紹介された地元の野菜を中心に使用しています。
蕎麦屋と聞くと天ぷらが思い浮かびますが、私は川越産の美味しい野菜を使って天ぷらを提供しています。
つゆには松本醤油さんの醤油を使用し、鰹節は轟屋さん、味醂には狭山の「味の母」を使っています。
また、お魚に関しては親戚が沼津の港で働いており、新鮮なお魚を直送で仕入れています。
お蕎麦は前日の夜に挽き、当日の朝に作るため、風味豊かな味わいが楽しめます。
また、お酒にもこだわり、美味しく感じるお酒を中心に取り揃えています。
お客様には地域ごとの様々なお酒を楽しんでいただきたいと考えており、お酒と共に美味しい蕎麦を楽しんでいただきたいです。
特に都内には少ない、お酒と蕎麦を楽しめるお店を提供することで、お客様に新たな食体験を提供しています。
ランチメニューでは、赤一商店さんの野菜を使った天丼と蕎麦がおすすめです。
最初に蕎麦と天ぷらを楽しんでいただき、その後は軽食の天ぷらや和食メニューをお楽しみいただけます。
私たちはリーズナブルな価格設定を心掛け、気軽に訪れることができるカジュアルなお店を目指しています。
蕎麦切りちょんまげ 好野さんが働かれていて喜びに感じる部分について教えてください!
好野: 当店はオープンキッチンが特徴です。
私は以前バーで働いた経験があり、お客様との近い距離で料理の調理を提供したいという思いがありました。
このオープンキッチンは他の蕎麦屋との差別化ポイントとなっており、私自身も接客を楽しむことから、お客様との会話を通じて営業しています。
お客様から目の前で美味しいと言っていただけるのは大変嬉しいことです。
かつての経験が活かされていると思います
蕎麦切りちょんまげ 好野さんが働かれていて苦労されているところがあれば教えてください!
好野: まだオープンしてから2週間という短い期間ですが、様々な予期せぬ問題に直面しています。
特に従業員とのコミュニケーションや料理の価格設定については、日々試行錯誤しています。
一番の難題は、長い営業時間と接客に多くの時間を費やすことで、仕込みの時間が限られていることです。
また、ダクトの工事がオープン前日に終わったため、プレオープンができずに従業員のトレーニングに制約が生じました。
蕎麦切りちょんまげさんが今後伸ばしていきたい部分について教えてください!
好野: 現在、私自身しか接客できていないため、お店全体のコミュニケーションや雰囲気づくりを強化していきたいと考えています。
地元の方々にはもちろん、観光客にも川越の魅力を伝え、多くの人々に楽しんでいただきたいです。
お酒のバリエーションも豊富であり、飲食を通じた楽しいひとときを提供したいと思っています。
将来的には、2階の空きスペースを利用して蕎麦教室なども開催したいと考えています。
まずは店舗を安定的に運営することが最優先ですが、蕎麦の魅力を広め、より多くの人々に楽しんでいただけるよう努力していきます。
蕎麦切りちょんまげ 好野さんの思う川越の魅力や好きな所があれば教えてください!
好野: 川越の素晴らしい魅力は、地元の人々との緊密なつながりだと感じています。
ここでは人々が協力し合い、地域全体で街を活気づけようとする姿勢が強く、特にお祭りに関わる方々は、川越への深い愛情を持っていると思います。
こうした人々の温かさが素晴らしい特徴です。
ただし、外からの参加が難しい側面もあるため、これを乗り越えて川越の魅力を多くの人に伝えることが課題だと感じています。
皆さんにもぜひ私たちの店を訪れていただき、川越を愛する気持ちを感じていただけたら幸いです。
住所 | 埼玉県川越市仙波町2-17-36 |
---|---|
電話番号 | 070-4469-8086 |
営業時間 | 11:30~14:30 (L.O.14:00) 17:00~22:00 木曜日定休 |
アクセス |
川越駅徒歩約7分 |
公式SNS | https://www.instagram.com/sobakiri_chonmage/ |
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