ナチュリーラは川越にある、クツ、インソールの専門店。「足元から健康を考える」を伝え、足の悩みを解決しています。2010年オープンし、埼玉県初のMBT正規販売店です。
ナチュリーラと川越にはどのような繋がりや背景があるのでしょうか?
キャシー:ナチュリーラは12年目になるのですが、最初は商工会議所がある通りにお店があったのですが、8年前の建物の契約更新のタイミングで今のナチュリーラがある場所に移動してきました!
ナチュリーラで取り扱っているクツはヨーロッパで生まれた物で約15年前に日本に来て、最初に日本で取り扱っていたお店から独立したのが今のナチュリーラです!
川越にはナチュリーラで取り扱っているクツやインソールが全くなかったのが現状でした。専門店は都内に多く、埼玉に専門店はなかったので、お店を始めるなら川越とオーナーが早い段階で決めていました。と言っても、川越にはご縁があっったわけではないのですが。オーナーが山岳ガイドをやっていて足元を整えることの大切さを痛感していたのですが、日常生活の中で、足が痛くなったり、捻挫などで怪我をする人が多いですよね。山は地面が土なのでまだ柔らかいですが、普段の道はコンクリートなのでとても硬いし怪我をしやすい環境にあると言えます。
怪我をしない為にクツはとても大切だし、インソールも大切だよって伝えたくて「足元から整える」という言葉とともに、もっと、一般の人向けの足の相談ができるお店があるといいよねと、お客様に実際に伝える為にナチュリーラが出来たのが背景です。
ナチュリーラのクツや足へのこだわりを教えてください!
キャシー:こだわりは試していただくのが一番なので、いかに軽い気持ちでクツやインソールを試していただくかだと思います(笑)
足元が整っていないのに、軽い感じで歩いてしまうと転んでしまったり、捻挫することがあるんです。
歩く行為にもその人にあったクツやインソールを履かないとダメで、なんとなくランニングシューズを買ったり、急に走ってみたりすると尚更怪我のリスクが増えてしまいます。そこを解決することにこだわりを持っています。やっぱり、もっと足について知ってほしいって想いを持ってお店をやっている中で、面白い経験がありました。
ナチュリーラではまちゼミに参加しているのですが、以前開いた講座で子供たちのクツのサイズが合ってるかどうか確かめることをやったんです。すると、面白いことに94%の子供のクツが大きいクツを履いていたんです。その94%のうちの半分が1cm大きいクツを履いていて、1/4が2cm、ごく一部が最大3cm以上大きい、残りの6%の中でサイズが小さいという結果になりました。サイズにあったクツを履いてる子供が一人もいなかったんですよ。親御さんは子供はすぐに足が大きくなるだろうって考えを思っている方が多いですが、小学生は大体半年に0.5㎝足が成長していくので、1㎝は1年後のクツを半分の子供が履いてしまっていると考えると問題ですよね(笑)
逆に大人は小さいのを履いているって状況があって真逆の現象ができているんです!大人は足がしっかりして骨で固まっていますが、子供はまだ軟骨なのでしっかりサイズに合ったクツを履かないといけないんです。この状況からも怪我をするってことがなんとなくわかると思います。
ナチュリーラにて苦労はどの様なことがありましたか?
キャシー:クツの大切さ、インソールの大切さがまだまだ日本に浸透していないことが一番難しかったところですね。
なぜ、日本でこんなにもクツやインソールが根付いてないと思いますか?
理由は簡単で足のお医者さんがいないからです。
私たちはインソールなどの研修や講習会をアメリカの専門の教育担当から受けて聞いているのですが、アメリカではインソールが大切だということが40〜50年前から当たり前にあるんですよ。
実は日本にも同じ時期に情報が入っていたのですが、このようなインソールはハードなクツを履いているウインタースポーツでの活用が多く、一般に浸透していなかった背景があるようです。
そこを浸透させていくこと、土壌を作っていくことはとても難しくて苦労しています。常に同じ話をお客様に伝えていますよ(笑)
ナチュリーラで嬉しい瞬間はどんな時ですか?
キャシー:来ていただいたお客様が笑顔で歩いて帰っていかれるととても嬉しいですね!
ナチュリーラに来店される時は足が痛いので笑っていないんですよ、怒ってるような雰囲気で来られるんですが、クツやインソールで痛みが取れると笑顔で帰ってくれるので、もっと笑顔を生み出していきながら、足の新しい知識を伝えることで浸透していくと営業していてよかったと感じることができますね!
ナチュリーラとして今後伸ばしていきたいと思っている部分があれば教えてください。
キャシー:今後は足育(あしいく)といえば、ナチュリーラって思われるようにしていきたいですね。
若い世代や子供たちに新しい常識を伝え続けて、みんなが足元を整えて笑顔で過ごすことできるように取り組んでいこうと考えています。
その中でも子供たちにはしっかりと足の仕組みやクツの重要性などを知ってもらうような活動もやっていきます。日本とヨーロッパでクツやインソールの歴史は約100年遅れているんですよ、1世紀ですよ?(笑)これを今後は遅れを取り戻すじゃないですけど、まちゼミとかでも足育を行ったり、地道に足元を整える大切さを伝えていく事は引き続きやっていきたいですね。
川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください!
キャシー:川越が好きな人が多いですよね!
まちゼミなどをやるとわかるのですが、街の結束力がすごいとすごいですし、地域の繋がりがみなさん温かいし輪があってほんと魅力的な街だと感じています!
住所 | 埼玉県川越市中原町1-5-1-1F |
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アクセス | 西武新宿線「本川越」徒歩3分 東武東上線「川越市」徒歩6分 JR川越線「川越」徒歩15分 |
HP | https://mbt-naturela.amebaownd.com/ |
SNS | Facebook:https://www.facebook.com/naturela.MBTkawagoe
Twitter:https://twitter.com/naturela_mbt?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor |