スポーツ

川越からJリーグへ!?埼玉県川越発のフットボールクラブ「COEDO KAWAGOE F.C」とは

「川越からJリーグを目指す、川越という街に価値を提供し続けるフットボールクラブを目指す。」



COEDO KAWAGOE F.Cは2020年7月に新規設立されたフットボールクラブです。2020年10月にCOEDO KAWAGOE F.C株式会社として法人化も完了し、2021年シーズンより埼玉県川越市2部リーグに新規参入します。



今回はCOEDO KAWAGOE F.Cの代表であり、COEDO KAWAGOE F.C株式会社の代表取締役である、有田和生さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

なぜ川越市に新規にサッカークラブを作ることを決めたのでしょうか?

有田:そうですね、僕らの生い立ちや想いの面とマーケット面とを切り分けて、話していきたいと思います。

まず、生い立ちや想いの面ですが今回一緒に立ち上げた取締役の中島と私は元々富士見市に住んでいて中学校の同級生でした。

その中学がある富士見市と川越市は隣接し、
僕らが生活していく中で、非常に縁のある市でしたし私は今現在川越市に住んでいたり、中島も少年団や高校も川越であったりと川越に関してポジティブな印象というか愛着があり生活圏で切っても切り離せない市でした。

勿論、小江戸と言われる街並みや商業施設などの遊べるような場所も含めて、この歳になって改めて素敵だなと思いますし、サッカークラブを作ろうと思った時に感覚的に川越市をホームタウンとしたいと思ったからが生い立ちや想いの面です。

マーケットの面でお話すると、
私も中島もビジネスという非常に厳しい世界で戦ってきてやはり想いだけでやっていけないよねというのがリアルな気持ちです。
例えば、単的ですが人口5万人と20万人の商圏あり、商品販売の見込み顧客を5万人と想定するとこれだけ消費活動が多用化してる世の中で5万の商圏と20万の商圏で考えたら間違いなく20万の商圏で戦いたいわけです(競合他社などの要素は置いといて)

その面で見ても川越市は約35万人の人口(埼玉県3番目)や今後スタジアム問題でもある土地があるのか?に通じますが、面積約109km2(県10番以内)ですし、商業面でみても観光客数が令和元年の実績で約700万人招致していたりと埼玉県でみても非常に魅力的な街だと思っております。

なのでマーケットの大きさは即ちポテンシャルの大きさとも言えますし、他のプロスポーツクラブという競合の観点からみても、さいたま市には浦和レッズや大宮アルディージャ、所沢には埼玉西武ライオンズがありますが川越をホームタウンとしてるプロスポーツクラブは現状ないのでそこに一石を投じられたらと思い立ち上げに至りました。

偉そうにいいましたが、シンプルに縁があって愛着がある街だから、川越市に作ろうと思いました。

COEDO KAWAGOE F.Cにはどんなメンバーが集まっているんでしょうか?

有田:監督やGM、選手もスタッフも経歴でみたら、1からのクラブに良くこのメンバーが集まったと思いますが(HP参照 )

一言でいう熱量がすごい。笑

選手でいうなら具体的にはサッカーに集中できる環境を作るために職業を変えたり、編入したり、ハイアルチ通い始めましたとか、みんなが僕らのビジョンやミッションに共感して本気で取り組んでやってやろうと感じてますし、巻き込んでる以上はチーム側とビジネス側関係なくクラブ全体で成果を出さないとならないという責任というかプレッシャーを ひしひしと感じております。笑

COEDO KAWAGOE F.Cの何か他のサッカークラブと違う特徴はあるんでしょうか?

有田:特徴も何も立ち上げたばかりなので他のクラブと比べるのもおこがましいくらい現状何もないクラブです。笑

が、先程申し上げた通り個人やチーム全体でも本気でやってやるという熱量はありますし、ビジョンやミッションに向かって成し遂げるのでないかと信じてやっていきます。


今は白紙で何もないからこれからどういう特徴のあるクラブになっていくかも含めて暖かい目で見守って頂けたら有難いです。

事業としてもしっかり持続的な形を目指していきたいということですが、COEDO KAWAGOE F.Cとしてどんな事業を展開していくんでしょうか?

有田:そうですね、事業展開の前に事業として何故持続的な形を目指すかについてからですね。

まず、企業として避けなければならないのは倒産すること。
つまりキャッシュが尽きてはならないと考えます。

極論ですがどれだけ赤字でもキャッシュフローさえ回れば企業として死ぬ事は回避できます。
とは言ったものの、キャッシュフローが回ればずっと赤字で良いのか?というと勿論それは違います。

金融機関や株式発行などで資金調達したにしろ、いつかキャッシュは枯渇してしまいますのでやはり商品やサービスを生み出し売り上げ、費用構造もしっかりコントロールし、健全的な黒字にしていかないといけません。
そして、理想的にはこの売り上げが偶発的だったり外的要因(天候や景気の煽りを受けやすい)に大きく左右されがちではいけないなぁと思ってます。

現状、僕らが目指してるカテゴリーのJリーグの収益構造をみても大半はグッズやチケット、スポンサーを占めています。

Jリーグの入場者数にはアッパーがあったり雨や雪、チームの順位状況や人気のある選手の怪我など様々な外的要因に影響されやすかったり、今回の天災でもあるコロナ禍でスポンサー様からしたら価値が出てなければ真っ先にカットすべき費用になってしまいます。

先程の話に通じるのですがそう考えると経営そのものが大きく揺るがされ、持続的な形とは言えません。
だからこそ、COEDO KAWAGOE F.Cのクラブ資料でもあるように僕らの3つの挑戦の一つでもある第4の収益柱、所謂、電子通貨構想を10年かけて事業側は作っていきたいと考えてます。

短期的にはその為の種蒔きとして今動いてますので近々色々なお話がまた出来るかと思います。 詳しくは中島に聞いてください。笑

Jリーグに上がるとするときに、今後どんなことが大きな課題になるんでしょうか?

有田:色々クリアしていかないといけない課題がありますよね、、、、

まずはチーム側として現状は最下位カテゴリーの市リーグに属してるのでまずは5年で県一部に昇格、10年でJFLまで上がりJ3に食い込む事

そして、そこまでに5,000人以上収容するスタジアムを用意したり、トップチーム以外のカテゴリーを少なくとも一つ運営していないといけなかったり、会社の財務諸表で債務超過であってはならないなどなど沢山の大きな課題がありどれかが解決出来なければチームがどんなに強くても先には進めません。

話してたら気が重くなってきたなぁ。。笑
一個ずつ一個ずつクリアしていければと思います。
想像出来る事は創造出来るはずです。そこに向かってとにかくやり切りたいと思います。 

最後に意気込みをどうぞ!

有田:まだ産声あげたばかりの未熟なクラブですが、クラブビジョンでもある、 「Exceed the limit〜フットボールクラブの限界を超えていけ〜」を合言葉にできる理由を見つけ、挑戦していけたらと思いますので暖かい目で見守って頂けたら本当に幸いです。

そして、このコロナ禍の今だからこそ何か少しでも良い影響をクラブとして世の中に与えられるように頑張っていきます!
最後に、沢山の方のお陰でクラブを立ち上げ始動致しました。この場を借りてお礼を申しあげます。本当にありがとうございます、引き続き宜しくお願い致します。 ぼいしょす!!


川越のローカルプロダクトを目指す、クラフトビール「COEDO」。川越という街に愛されなながらも世界を目指すスタンス。これからも#川越としてCOEDOの活動に注目していきます!

お問い合わせ https://c-kawagoe.com/contact
公式HP https://c-kawagoe.com/