川越クレアモールに店を構える沖縄料理店「なんでや」。20年にわたり、沖縄の味と温かいおもてなしで多くの人々に愛されてきました。今回は、オーナーのモルテザさんにお話を伺い、お店のこだわりや今後の展望についてお聞きしました!
「なんでや」が川越に誕生したきっかけを教えてください。

モルテザ:もともとは会社で運営していたお店でした。開店から1年ほど経ったころ、クレアモールにあった「だいどころ」というお店を譲り受ける形でスタートし、今年の10月で20周年を迎えます。私自身、川越が好きでクレアモールで働いていたこともあり、この場所でお店を続けることを決めました。
もともと沖縄の会社に所属していて、沖縄に住んでいたこともあったので、沖縄料理を提供することにしました。今では沖縄料理をメインにしつつ、串カツなども提供しています。
「なんでや」の特徴やこだわりについて教えてください。

モルテザ:食べ物には特に力を入れています。
肉や野菜は厳選したものを使用し、特に肉は質の良いものを選んでいます。
また、生ビールはキリンとオリオンの2種類を用意していて、お客様にお好きな方を楽しんでいただけるようにしています。
メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。
ゴーヤチャンプル | 700円 |
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牛すじ煮込み | 600円 |
ぷり海老のたらこタル | 800円 |
働かれていて、特にやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
モルテザ:お客様が食事を終えて、お皿に何も残っていないのを見るときですね。その瞬間が一番嬉しいです。
働かれていて、大変だと感じることはありますか?

モルテザ:一番辛いのは、お店が暇なときですね。あとは、値上げも厳しいです。ほぼ毎週のように価格改定の通知が届くので、そのたびに対応しなければなりません。特にビールは、4月から価格がさらに上がる予定です。
また、食材にはこだわっているので、ほとんど利益が出ていないのが現状です。でも、それでも「美味しいものを提供したい」という想いで続けています。
今後、お店をどのように発展させていきたいと考えていますか?
モルテザ:もっと美味しい料理を作ることにこだわりたいですね。他では味わえないような料理やお酒を提供できるようにしたいです。例えば、ラフテー(沖縄の豚角煮)も、ほかのお店とは違う独自のスタイルで出しています。
また、スタッフの入れ替わりが激しいので、接客にも力を入れていきたいです。外国人スタッフも雇っていますが、お客様としっかりコミュニケーションを取り、顔を覚えてもらえるような接客を目指していきたいですね。
川越で長く働かれていますが、この街の魅力はどんなところにありますか?

モルテザ:昔、大宮で2年ほど働いたことがありますが、お客様の雰囲気がまったく違います。
川越で働くのはとても楽しいですね。私は川越で30年仕事をしていますが、現在は白岡に住んでいます。それでも、やっぱり川越で働くのが好きです。
最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。
モルテザ:「なんでや」は食材にこだわり、心を込めて料理を提供しています。ぜひ、一度食べに来てください。そして、沖縄のぶどうがとても美味しいので、ぜひ味わってみてほしいですね!

住所 | 埼玉県川越市脇田町18-1 |
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電話番号 | 049-225-1258 |
営業時間 | 月~木、日: 16:30~23:30 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00) 金、土、祝前日: 16:30~翌0:00 (料理L.O. 23:30 ドリンクL.O. 23:30) |
アクセス |
東武東上線,JR川越駅東口より徒歩約1分 |
公式HP | https://www.nandeya.jp/index.html https://www.instagram.com/kawagoe_nandeya/ |