「家をきれいにしたい」と思っても、忙しい毎日のなかで隅々まで掃除するのは、なかなか難しいもの。そんなとき、頼れる存在として暮らしに寄り添ってくれるのがハウスクリーニングです。
川越市を拠点にハウスクリーニングやエアコン清掃を手がける「咲心CLEAN」。ただ汚れを落とすだけではなく、一つひとつの仕事に誠実に向き合い、お客様が気持ちよく過ごせる空間を届けています。
「咲心CLEAN」が川越を拠点に事業を始められたきっかけをお聞かせください。
中田さん:一番の理由は、過去の私のように「生きづらさ」を感じている人たちにとっての「希望」や「居場所」を作りたいという強い想いからです。
現在私は26歳になりますが、実はADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の当事者です。子どもの頃はとにかく忘れ物や落とし物が激しくて、教室の隅にはダンボールで作られた「中田専用・落とし物箱」がドーンと置かれていたほどです(笑)。
私が小さかった頃はまだ発達障害の認知度が低かったこともあり、学校の先生からは毎年、保護者面談のたびに「施設に行ったほうがいい」と厳しい言葉を言われ続けてきました。それでも両親は「この子は何も変わっていない普通の子だ」と私を信じて育ててくれ、なんとか高校まで卒業することができました。
ただ、親や友人など、関わってくれた全ての人に大変な迷惑をかけてしまったという申し訳なさを、ずっと抱えていました。そして義務教育を終えて社会に出た時、「やっぱり自分は普通じゃないんだ」と本気で痛感したんです。
他の人が当たり前にできる仕事が、私には全くと言っていいほどできませんでした。その時、小学2年生の時に受けた診断を思い出し、改めて病院へ行ってADHDとASDの診断を受けました。
当時は、これからは障害者雇用で働こうと思っていました。しかし、現実は厳しく、障害者雇用として働くと、お給料が普通の正社員の半分くらいになってしまうことが分かりました。「自分には普通の生活すら送る資格がないのか」。そう思い、自分の人生を諦めかけました。本当にこの世から消え去りたいと自分を責め続け、何もやる気が起きず、うつ病の一歩手前のような状態まで落ち込みました。
その絶望を、すべて母親に打ち明けたんです。すると母は、泣きながら私に謝りました。
「本当にごめんね。私がもっとしっかりあなたのことを考えて、小さい頃から向き合ってあげられたらよかったのに」ずっと私を信じて育ててくれた母に、そんなふうに自分自身を責めさせてしまったことが、本当に辛かったです。
さらに同じ時期、当時2年ほど同棲していた彼女にも、障害者雇用で働くことと、お給料の壁について打ち明けました。そうしたら彼女は、見捨てるどころか、「いいよ!!私頑張るよ」と明るく言ってくれたんです。母の涙を見た時の「申し訳なさ」と、彼女の言葉を聞いた時の「ありがたさ」。しかし、それ以上に私の中に湧き上がってきたのは、男として、一人の人間としてのどうしようもない「悔しさと情けなさ」でした。「大切な人たちに、これ以上自分を責めさせたり、背負わせたりしていいのか」と。
もちろん今は、昔のように「根性さえあれば何とかなる」「とにかく頑張ればいい」という時代ではないと思います。人それぞれに得意なこと、苦手なことがあり、周りに助けてもらうことも必要です。
それでも私の場合は、あの時に感じたどうしようもない悔しさが、「このままで終わりたくない。自分の人生を自分の力で変えたい」と思わせてくれました。あのどん底で感じた悔しさこそが、私をもう一度立ち上がらせてくれた最大の原動力だったんです。
そこから「自分の力で立ち上がろう」と決意し、ハウスクリーニングの業界で必死に技術を磨き、こうして独立することができました。そして今、この仕事をしていて一番幸せを感じる瞬間は、作業が終わった後のお客様の笑顔を見る時です。「こんなに綺麗になるんですね」「お願いしてよかった」「ありがとう」。そんな言葉をいただくたびに、かつては社会の中で「自分には何もできない」と思っていた私でも、今は自分の仕事で誰かに喜んでもらえているんだと実感します。
お客様が笑顔になってくれることが、今の私にとって何よりの幸せです。だから私は、このハウスクリーニングという仕事を単に生活のために選んだ仕事だとは思っていません。自分自身が社会の中で必要とされていることを実感させてくれた、本当に大切な仕事だと思っています。
今、社会に出て働く中で、「周りの人と同じようにできない」「自分はこの先どうやって生きていけばいいんだろう」と悩み、苦しんでいる方がたくさんいらっしゃると思います。
仕事がうまくいかない。十分な収入を得ることが難しい。
そしてその先には、本当は当たり前のように恋愛をして、好きな人と結婚して、家庭を築いていきたいという願いがあっても、「自分にはそんな未来は無理なんじゃないか」と諦めてしまう人もいると思います。私自身も、かつて同じように自分の将来を諦めかけた一人でした。だからこそ、私がこうして起業し、自分の特性と向き合いながら、お客様に喜んでいただける仕事を続けていくことで、「発達障害があっても、自分の足で立てる。仕事も、恋愛も、結婚も、自分の人生を諦めなくていいんだ」、そう思ってもらえるような存在になりたいんです。
そして将来は、同じような悩みを抱えている人たちを正社員として受け入れ、しっかりとした収入を得ながら、一人ひとりが自分自身の人生や将来を描いていける会社を作りたいと思っています。
誰かに支えてもらうことだけを前提にするのではなく、自分自身の力で働き、大切な人を支え、恋愛や結婚、家庭を持つことも含めて、自分が望む人生を選択できる、そんな環境を作ることが、私の大きな目標です。
そして、過去の私と同じように今苦しんでいる人たちに、「人生を諦めなくていい。自分にも未来はある」と、私自身の生き方を通して伝えていきたいと思っています。
「咲心CLEAN」ではどのような事業・サービスを展開されていますか?
中田さん:エアコンクリーニングをメインとしつつ、水回りをはじめとするお住まい全体のハウスクリーニングに対応しています。具体的には、キッチン、レンジフード(換気扇)、トイレ、お風呂、洗面台などの清掃を行っています。日本ハウスクリーニング協会にも所属しており、専門知識と丁寧な技術に基づいた安全・安心な施工をお届けしています。
「咲心CLEAN」の強みやこだわりは何ですか?
中田さん:お客様に「この人に頼んで本当に良かった」と思っていただける誠実な行動と接客です。

ハウスクリーニングはプライベートなご自宅の中にスタッフをお入れいただくお仕事です。特に一人暮らしの女性やご年配の方などは、「どんな人が来るのだろう」と不安になられることも多いかと思います。だからこそ、その不安を和らげられるよう、丁寧な挨拶や言葉遣い、清潔感のある身だしなみなど、立ち振る舞いの一つひとつに細心の注意を払っています。
お掃除の仕上がりはもちろんのこと、訪問から作業完了までの対応全体を通して「頼んで良かった」と感じていただける安心をお届けしています。
「咲心CLEAN」を運営する中で、特に嬉しかったエピソードを教えてください。
中田さん:お客様からいただいた「自分の利益よりこちらの利益を優先してくれた」「親身に対応してくれてとても信頼できた」という温かいお言葉や口コミが、何よりの励みになっています。
以前、お客様が「お掃除機能付き」だと思ってご依頼されたエアコンを拝見した際、ノーマルタイプであることをお伝えして適正な価格へ変更させていただいたことがありました。その際、作業の丁寧さはもちろんのこと、その誠実な姿勢を大変喜んでいただき、後日とても嬉しい感謝のメッセージを頂戴しました。

自分の大切にしている「誠意を持って人と接する」という想いがしっかりとお客様に伝わり、喜んでいただけた瞬間は、この仕事をしていて本当に良かったと心から感じます。
読者の皆様へメッセージをお願いします!
中田さん:ただお部屋をきれいにする「作業」をするのではなく、お客様一人ひとりの気持ちに寄り添い、お住まいも心も清々しく豊かになれるような「サービス」をお届けしたいと思っています。
「お掃除についてどこに頼めばいいか分からない」「家に入ってもらうのが少し不安」という方にこそ、ぜひ咲心CLEANをお試しいただけたら嬉しいです。
お客様のお心がパッと明るくなり、笑顔の花が咲くような心地よい空間づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にお問い合わせください!
| 住所 | 埼玉県川越市今成4-1-32 |
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| 電話番号 | 080-6601-5223 |
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