小江戸Present Park(プレゼントパーク)は、川越のまちを歩き回って見つけた掘り出しものの「体験ギフト」をそろえたオンラインショップ。誕生日プレゼントや、母の日・父の日ギフト、クリスマスプレゼントなど大切な人にお届けしたいギフトが目白押しです。
堀口さんの川越とのつながりについて教えてください!
堀口>10年前、川越に越してきました。
私自体は川越に縁も所縁もなく知り合いもいなく、突然引っ越してきたっていう感じでした。
身動きもとれず、どこに行っていいのかも分からずという感じでしたね。
最初は子どもが小さかったのでパートしていましたが、最終的に自宅でネイルサロンを始めるようになり、事業所の方々と繋がりを持つようになりました。
「川越まちゼミ」にも参加させて頂き、皆さんに親切にしていただいてお付き合いが広がっていきました。
まちゼミ参加に関して、自分としては自宅で小さくやっているだけなので…と正直最初は迷いもありました。
しかし、小さい店舗もどんどん紹介していこうとか本当に皆さん親切にして下さって。
住んでいて生活しているだけでは分からなかった川越の素晴らしさにたくさん気づかされました。
自分では“事業やっているお店の店主”と“普通の主婦”の中間の立場でいたいなと思っているので、両方繋げるとか紹介するとか、どっちもできたらいいなっていう想いがあります。
プレゼントパークを始めるにあたって、まちゼミは私の原点といっても過言では有りません。
そこで受けた優しさや、周りと一緒に川越を盛り上げていこうという精神がプレゼントパークの考え方の中心にあります。
案外、“観光地の川越”と“私が生活している川越”は私にとっては差があって。
川越に住んでいるけれど、蔵造りの方に行くときは観光客気分で行くとか。
観光客がメインのお店なんだなって思うと普段はなかなか行く機会がなかったりしていました。
例えば街歩きの着物レンタルやさんについて、ずっとお店のことは知っていました。
でも中のシステムを全然知らなかったんです。自分の子が七五三の時に自分の着物をわざわざ実家から取り寄せていたりしていたのですが、実はこんな値段で、こんなに風に着付けてもらえるんだということを後から知りました。
観光客のためだけじゃなくって、市民も借りていいの?という感じで(笑)
今は、気軽に利用させて頂いています。
川越にはまだまだ知らないステキなお店がたくさんあるのでそこを伝えていきたいです。
小江戸Present Park(プレゼントパーク)を川越で立ち上げた背景・きっかけを教えてください!
堀口>きっかけは2つあります。
1つ目は結婚したことでプレゼントの機会が増えたこと。
母と父と祖父母が2倍に増えて。時間に余裕のあるときはウキウキとして「どれにしよう?」って選べるのですが、ちょっと忙しい時とかそれでもプレゼントは選ばないといけなくて。でも「せっかくなら良いものを選びたい」という気持ちもあったのでストレスを感じていました。
自分の中で1カ所、“ここに行くとプレゼントが決まるお店”があったらいいなと探していたんです。
更に、カタチに残らないギフトを最近は探していました。母が断捨離にハマってモノはいらないと言われていたので(笑)
どんな人にも合うプレゼントを選べるっていう場所を自分が欲しかったのでそれを作りたいなと思っています。
2つ目は個人事業主というか、小さいお店を少しでも盛り上げていきたいなっていう思いからです。
“自分のお店のホームページを作ろうかな”と思った時に、やっぱり値段が高いと思いました。
主婦が“お家サロン”でやっていこうという時に中々外に出るタイミングがなかったので、どうせなら一括というか、「一緒に紹介してほしい人おいで」みたいな。
一つのホームページで地域の色んなお店を気軽に紹介できるくらいの感じがいいなと考えはじめたのがきっかけでした。
だから最初は、こんなたくさんのお店に協力してもらえると思っていませんでしたね。
今回この企画は、川越に住んでいる人が購入して、川越に住んでいる人にプレゼントして、川越で利用するというチケットなんです。
その点に対して何店舗かすごく興味を持ってくださって。
思っている以上に色々な店舗に協力してもらって本当ありがたいなと思います。
小江戸プレゼントパークさんの強みを教えてください!
堀口>自分にお金や時間をかける事って中々難しくて、「あ、これいいな」と思ってもそういう挑戦する機会を持てない人も多いと思うんです。
でもプレゼントだと、あげる方の気持ちも伝わるし、利用する人もせっかくなら体験してみようかなと挑戦しやすくなると思うんです。
もちろん体験してみて、気に入って続けるのもありですが、店舗側はチケット利用者の勧誘・契約をおすすめするなどの行為を禁止にしているので、安心して1度だけの体験を楽しんでいただけます。
協力店舗側としても、今までホームページでいくら宣伝してもページを見た人とか、Webを見る世代の人にしか届かなかったんですけど、今回はその世代の人が購入して、その上の親世代にプレゼントというのをターゲットにしているので、そういう面では今まで届かなかった世代にも知ってもらうきっかけになると思います。
そこが“Web広告を出す事”と“プレゼントにして販売する事”との違いであり強みかなと思います。
小江戸Present Park(プレゼントパーク)の仕事の中での喜びを感じる瞬間はありますか?
堀口>すごく今楽しいです。
ネイルサロンも接客なので楽しいのですが、私の夢であるこの構想を話して賛同してもらえることが嬉しいです。
私自身は商品を持っていないので、出したいって言ってくれるお店がないと何も成り立たないので、この考えに協力してくださる方々には本当に感謝しかありません。
色々な人に会えるし、いろんな人を紹介してもらえるし。
本当に川越のお店やっている方ってエネルギーがすごいので、お店の方々に会っているだけで元気をもらえます。
川越だからこその体験ギフトにはどんなラインナップがありますか?
堀口>例えば着物のとかすごく特徴的ですね。
他にはない程の気軽に体験しやすい価格帯ですし。
着物を着て、街を歩いて写真撮影もできるとか、そういうのとかはすごくオススメです。
もっと川越ならではの商品はもちろん増やしていきたいし、あとは川越にこんなのあったのっていう川越とは結びつかないようなもの集めていきたいです。
あんまり紹介しすぎると直接お店行っちゃうから、こっちに売り上げにならないんじゃないってみんなに言われるんですけど、でもそれはそれでいいかなと思っています。
川越で遊ぼうと思ったときにこのサイトを開いて、こんな店があるんだ予約してみようって、自分で行くのもありかなと。
サイトを見てきてくれて、直接店舗に遊びに行く人とか利用する人が増えたらそれはそれで。
貢献じゃないですけど、何か知ってもらえてよかったなと思えるので。
そんなんじゃやっていけないよって言われちゃうけど、でもそれはそれで。
まずは、おこがましいけど、何かしたい時にここを見てみようと思われるサイトにしたいです。
小江戸Present Park(プレゼントパーク)として更に進化していきたい・伸ばしていきたいことはありますか?
堀口>まずは川越の人にこのお店を知ってもらいたいというのこと。
川越で遊びたいとか何かしたいっていうときに、
まず見てもらえて、いろんなジャンルがそろっている中から好きなものを選んでほしいです。飲食店も増やしていく予定でいます。
食べ物とかリラクゼーションとか体験とか、時間が空いたからしてみたいなって時に気軽に使ってほしい。自分へのご褒美も含めて見つけるたりとかできたらいいなと思います。
そのためには今紙ベースなんですけど、気軽に自分用だったらWebチケットの方が便利なのかもしれないし、もっとペアチケット2人分のチケットを増やしていった方がいいのかもしれないし、やりたいことはどんどん広がります。
あとコラボ商品。
せっかくいろんな事業者さんと繋がれたので、今度はその事業者さん同士を繋げられるように、着物着る+二つとか三つとかのコラボ商品を増やしていけたら楽しいかなとか色々考えるだけで楽しくなります。
最後に川越の魅力のについて教えてください!
堀口>本当に人が優しくて温かくて。
来るもの拒まず、頑張る人はみんな大丈夫だよという雰囲気がすごく魅力。
街並みももちろんドラマの中にいるのかなと、思うくらい素敵。でもそれ以上にそこで頑張る人たちが人情味に溢れていて素敵です。
人との繋がりが一番の魅力かなと思います。
1人1人皆さん本当にすごいですよね、何でもチャレンジするというか、商人気質なのか、何でもやってみようっていう。
そういうとこを見ていると自分も頑張らなきゃいけないと思っています。
この魅力を伝えることこそ、プレゼントパークの一番の役割だと思うので、これからも発信していけるサイトとして成長していきたいと思います。
公式HP | https://koedo-pp.com/ |
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