宝日商店は持ち運びのしやすい可愛い箱に詰まった愛情たっぷりのおにぎり店。メニューは常時、8、9種類を用意し、パッケージやショップカードもオシャレも可愛いのが特徴。川越の新しいおむすび屋さんに注目です!
川越でおむすび屋さんを出店された背景を教えてください!
もともとは、コロナの影響で難しくなってしまったんですけど、海外の出店を目指しています。
日本っぽいフードをいくつか提案する中で、おむすびは良いんじゃないかっていうことで、まずおむすびになりました。
その後、いろんな場所をいろいろリサーチしていって、川越が候補に挙がりました。
川越にはおむすびの専門店もない。でも川越という土地柄、『和』の部分があるし、地域の繋がりとしても強い土地柄。
どちらかというと、観光の方というよりは、地域の方に受け入れられるようなお店にしていくことを目指して出店をしました。
場所も路地に入り込んだ気づかれにくいような場所で。
メディアを使って発信するより、口コミで地道に、集客をしています。
宝日商店さんのおむすびの特徴を教えてください!
箱に入っているので、持ち運びがしやすいということが特徴です。
時間ともに味が染みて、美味しくなるように計算して作ったレシピとなっています。
常連さんになると「私はこのくらいで食べるのが好きです」と言われる方もいらっしゃったりしますね。
この箱もオリジナルで作ってもらって。
コンビニのおむすびのようなフィルムだと、一回剥がすと食べ切らないといけないじゃないですか。
この箱は広げていただくとトレーみたいになっていて、ちょい置きができるんですよね。
お子さんとかいらっしゃるお母さんとかも、食べかけのまましまってもらっても、中で崩れないんです。
宝日商店メニュー(一部抜粋)
「ねむすび」とは、「寝かせ」と「おむすび」を合わせた造語
たっぷり舞茸のねむすび | 450円 |
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なすみそのねむすび | 450円 |
梅とクリームチーズのねむすび | 430円 |
玉子サラダのねむすび | 410円 |
焼きむすび | 370円 |
もう一つは、三角形のどこから食べても具にあたるということです。
基本的に白米のままではなく、混ぜご飯タイプです、中の具に合わせてそれぞれ違った混ぜご飯でお出ししているので、その組み合わせなんかも楽しんでいただけたら嬉しいです。
1個で楽しんでいただけるようにレシピを考えています。
宝日商店さんのおむすびのこだわりを教えてください!
手作りで、添加物をほとんど使っていないことですね。
お米を炊く時もいろいろ調べて、防腐剤を入れなくても、しっかり新鮮さが保たれるように。寝かせるのが売りのおむすびなので、そこも考えつつでしたね。
冷蔵庫保存していただいたり、箱ごとレンジアップできるのでそのまま冷凍していただいて温めて食べても、それはそれでまたおいしく食べられます。
やっぱり大手だとなかなかできない部分もできるかなっていう想いはありますね。
あとは、安心して買っていただけること。小さいお子さんがいらっしゃるお母さんだと、その辺りも信用していただいたりしています。
おばあちゃんが買いにきてくれたりとか、世代の幅が広いですね。おかずとか作らなくても、これに汁物があれば完結してしまうので、1個買ってもらって、お家でお味噌汁と一緒に食べてもらったらバランスも良くなると思います。
メニューを考えるときのコツを教えてください!
見よう見まねでチャレンジしてみることですね。
もともと食べるのが好きで、外で食べたものを記憶して家で作ってみるということを結構やるんです。その中で、「これは作れそうだなぁ、お店で出せそうだなぁ」となりますね。
本来、おむすびって結構塩分使うんですけど、うちではあんまり使ってなくて。
昆布とか、漬物をご飯に混ぜています。そのものが持っている旨味が強いので、余計な塩分とかを使わずに、旨味で塩味を感じていただく。
味としては、結構がっつりと男性が食べても満足いくようなつくりだなと思っています。
今後の宝日商店さんのお店のイメージや想いを教えてください!
オーナーの方の想いがあるので、私たちはそれに乗っかっていくという形になると思います。
お店を開いたり、いろいろとチャレンジはさせてもらっていますが今後どう展開していくかはわからないですね。
販売だけではなくて、イベント出店、例えば音楽イベントのケータリングだったり、企業さんのケータリングもやっています。
おむすびというところに捉われず、いろんなところに行ってやらせていただいてます。
お店でも販売だけでなく、イートインとかもできるようになったら面白いかなとか、海外に行けたら、それはそれでまた面白いかなとか考えてはいますね。
川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください。
魅力!いっぱいあります。笑
その中でも、人の温かさが本当に良いですよね。そこがなければ、こんな小さな販売店、なんて成り立たないので。
観光地もありますけど、商業施設もたくさんあって、住んだら楽しい街じゃないですか。都心からも近いですし、お寺さんとか寺院さんとかが多いので、自然があることも魅力ですね。
住所 | 〒350-1122 埼玉県川越市脇田町10−9 |
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電話番号 | 049-272-7781 |
営業時間/定休日 | 火、水曜日定休 営業時間 8時~15時 ※夏期(7月~9月) |
アクセス | 東武東上線・川越線「川越駅」東口より徒歩約7分 |
公式SNS | https://www.instagram.com/takara_no_hi/ |