川越の小さな自家焙煎珈琲店、メル珈琲。 ご注文を頂いてから、手鍋で少量ずつ丁寧に焙煎いたします。 珈琲豆は鮮度が命。煎りたての新鮮な珈琲をお届けします!
メル珈琲マスターが川越に立ち上げられた経緯を教えてください!
マスター: 2018年の11月に「メル珈琲」を川越に立ち上げました。
単なる喫茶店ではなく、書や器、音楽など文化的な事をしたいと思っていて、東京や鎌倉なども探しましたが、川越を見に来たところ、非常に歴史と文化を感じる街並みに魅力を感じ、すぐに気に入りました。
どこにお店を置くかはとても大事なので、川越の街で開きたいと思いました。
駅前ではなく、駅から少し離れてゆっくりできるところにたまたま良い物件を見つけ、ここに決めました。
メル珈琲マスターのこだわりや特徴を教えてください!
マスター:まず、ちゃんとした美味しいコーヒーや食事を出すことですね。
例えばコーヒー豆や砂糖、お塩に関しても、高品質なものを使って、極力無添加の安心安全なものを届けたいと考えています。
儲け優先でコストを抑えるのではなく、いいものを美味しく食べてもらおうというのが基本だと考えています。
それと来てくれる人のコミュニティ作りの場としてもありたいなと考えています。
僕も書道をしていたのと、店主も俳画をしていたので、そういった作品を見に来てもらったり、教室に参加したりしてもらって、人の輪を作りたいですね。
書道部、珈琲部などの部活や文化祭などもやっていて、学校のような広がりのある空間作りをしたいなと考えています。
メル珈琲さんを運営していく中で、マスターが喜びを感じる瞬間を教えてください!
マスター:お客さまとのかかわりですね。
毎朝モーニングに来てくださる方、週に何度もランチに来てくださる方など、リピーターの方も多くいらっしゃいます。
その中には、来られない時に連絡をくださるお客様もいたりします。
声優さんのラジオで紹介されたことがキッカケで、ファンの子たちが来てくれたりもするんですね。
その方たちには交流ノートを用意していて、声優の方もメッセージを書いてくださるなど、そこでの交流も大事にしています。
喫茶店は、コーヒーを飲んで本を読んでいる人お話ししたい人、街歩きで疲れて休憩したい人、人それぞれで何かしらの楽しみ方があると思いますが、そういったいろんな人達と会話ができるのが楽しいなと感じますね。
メル珈琲さんを運営していく中で、マスターが苦労していると感じる瞬間を教えてください!
マスター:お客様で困ったことは、ほとんどありません。
そういう意味では恵まれているのかなと思っています。
駅前とかでもなく、個人経営のお店なので正直入りにくいと思います。
果敢に入る勇気がある方か、いわゆるチェーン店等に行かないような何かを求めている方がいらっしゃるんだと思いますが、皆さん礼儀正しい方が多いイメージです。
混む時間帯で待たせてしまうこともあるんですが、クレームをいただくことも少ないですし、みんな本当にいい方ばかりですね。
よく来てくださる方に飽きさせないよう、ひと月の中で全く同じメニューがない平日の日替わりランチをご用意したりもしています。
メル珈琲マスターは、今後どのようにしていきたいと考えていますでしょうか!
マスター:そんなに店を大きくしたいとか野望もないですが、キッチンカーに興味はあります。
野外のイベントとかにも積極的に参加したいと考えています。
ちょっとおしゃれな車で全国を回るのが夢です。
元々は書道喫茶のようなものを目指していて、コーヒーを入口に、「書」に興味を持ってもらい、書道人口を増やしていきたいですね。
マスターが思う、川越の良さ、魅力を教えてください!
マスター:川越は歴史のある街ですから、昔から何かに守られている感じがしますね。
川越の方は、街に対する誇りと愛着があって、周りの人にも優しいし、街をよくしていこうという想いと観光客を楽しませようという想いもあるので、いいなと思います。
古き良き日本の姿がここにある気がしていて、人を大切にしている街に感じます。
心根の優しい人が多いと感じます。
今年は市制100周年ですが、川越の歴史はもっと昔からあって、脈々と受け継がれて来ている街を川越の人が大切にして、良くしていこうとしている、こういったところが魅力ですね。
住所 | 〒350-0052 埼玉県川越市宮下町1丁目4−21 |
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電話番号 | 080-3577-1421 |
営業時間 | 土日月火水祝:9~17時 木金:定休日 |
アクセス |
平日は日替わりランチやってます。 |
公式HP | https://shop.meru-coffee.com/ |