生活

川越の「佐々木工藝舎」はオーダー家具やRe-board事業を手がけ、お客様の要望を形にする。自由と挑戦を掲げ、社員の個性を尊重し世界に負けない日本を作るための想いと取り組みとは

佐々木工藝舎川越
「佐々木工藝舎」はオーダー家具やRe-board事業を手がける!

 

南古谷に位置し、佐々木工藝舎さんは埼玉県川越市を拠点に特注家具、店舗什器の製作をメインに行っております。こだわりがたくさん詰め込まれた、大好きなお気に入りの家具がある生活で、「想像をかたちにし、心をアートにする」そんな暮らしに楽しさを添えるお手伝いをされています!

今回は株式会社佐々木工藝舎の代表取締役の佐々木健太郎さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

佐々木工藝舎さんが川越に立ち上げられた経緯について教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:2008年くらいから川越に住み始め、もう15年目くらいになります。
愛着のある川越で佐々木工藝舎を始めました

私自身、小さい頃からものづくりや絵を描いたりすることが好きで、将来何かしらでものづくりに携わりたいという想いがありました。
元々は建築関係に興味があったのですが、たまたま学校の先生から家具を作っている工場を見学しに行こうと誘われて見学しに行ったのですが、その時に社長入らせてくださいと言ったことがきっかけですね。

なかなか知られてない業界ですが、特注で一点一点作った物がお客様に喜ばれることがやりがいとしてあるのかなと思って、実際にやってみてやりがいを感じて今に至ります。

佐々木工藝舎さんのこだわりや特徴を教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:特注家具を作っているところは他にもありますが、その中でも特殊な形であったり他ではできないものを当舎では作れることが強みでもありますし、お客様に重宝されているところかなと思います。

お客様の要望を形のすることが私たちの仕事なので決して出来ないとは言わないですし、常に出来るためにどうしたら良いかを考えています。

軸は特注家具をメインにやっていて、それ以外には環境に配慮した素材を使ってRe-board事業を世に広めていきたいと思っています。
いろいろな付き合いがある中で、Re-boardを取り入れるきっかけがありました。

根底には、日本をよくしていきたいという思いがあり、世界に負けないためにも教育から変えていかないと底上げは出来ないので、より海外のものを取り入れながら取り組んでいます。

佐々木工藝舎さんを運営していくにあたって大事にされていることを教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:社員とは何でも言えるような環境づくりは意識しています。
会社という型にはまった考えではなく、他にはない会社の作り方をしたいなと思っています。

具体的には、決してNOとは言わないですし、年齢や経歴などは関係ない環境作りを目指しております。
髪色やピアスに制限はないですし、髪を染めて自分のモチベーションにも繋がるなら良いと思います。
発想を大事にして、学校のように縛られる環境にはしたくないです。
全員が右ならえではなく、個性を尊重した環境づくりが必要だと思うので、当舎はそう言った環境を作っています。

日本人は自分で考えることが苦手なように思いますね。
自分で線引きをしてメリハリをつけて行動する、弊社の方針に合う人、合わない人はもちろんあると思いますが、考えられる人にとってはとてもやりやすい環境だと思います。

佐々木工藝舎さんの佐々木さんが働かれていて喜びに感じる部分について教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:お客様に作ってもらったものを喜んでもらうことが一番ですね。
同じ物だと見飽きてしまうので特注でオリジナルだからこそのやりがいがあると思います。絶対に出来ないだろうということでも、当舎が形にしたときは喜びが倍増すると思います。
あとは端材を持っていってくれた時ですかね。地域の方が持っていってくれて、何を作っているか聞いたら小さい家みたいなものを作っていたりだとか、今では多くの人が持ちに来てくれていますね。

佐々木工藝舎さんの佐々木さんが働かれていて苦労されているところがあれば教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:大変なことを大変だと思わないことを意識しているので、あまり苦労している事はないですね。
大変なことがあったりしても、苦労とは思わずそれをどう解決していくかというマインドに変えていますね。

佐々木工藝舎さんが今後伸ばしていきたい部分について教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:日本を代表する家具屋、会社にしていきたいなと思っています。
そうなるためにも一つ一つ気持ちを込めて作ることや、難題でもめげずに解決していく、日々挑戦していくことが必要になるのかなと思います。
木工もそうですし、Re-board事業も両方伸ばしていきたいと思っています。

佐々木工藝舎さんの思う川越の魅力や好きな所があれば教えてください。

佐々木工藝舎川越

佐々木:歴史がある所、落ち着く所や飽きない所が良いですよね。
小江戸の方は夜になると閑散化していて、それが良い所でもある反面、自分的にはもったいないなと思います。お店を営業して、バスも出せば夜でも人が来ると思いますけどね。

昔に比べたら若い人向けのお店も増えてきているので、観光しやすくはなっている所は良いと思います。交通の便もいいですよね。
観光客が多い割にはお金をあまり落としていかないということを聞いたことがあって、そこを改善すればより活性化していくと思います。

住所 〒350-0027 埼玉県川越市南田島570−1
電話番号 049-293-4801
アクセス

南古谷駅から徒歩10分

公式HP https://www.sasaki-kougeisya.com/