「手打ちうどん長谷沼」さんは本川越駅からすぐで、川越に人気のうどん屋さんで、ボリューミーで本格的なうどんをリーズナブルなお値段で提供されており、地元民にも愛されており、行列が絶えないお店です。
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手打ちうどん長谷沼さんが川越に立ち上げられた経緯を教えてください!
長谷沼:結論から言いますと、私がうどんを始めようと思ったお店が川越にあったからです。
この場所にはこの店の前にもうどん屋さんがあり、ここから私のうどんの道が始まりました。
飲食店を営む前は内装業をしていたのですが、ヘルニアで腰を痛めてしまって、病院のベットの上から求人誌を見ていたんですよ。
その時には内装業には戻れないなと思っていた時にうどん屋さんが目に留まり、いいなと思ったことがきっかけの一つです。
神保町のうどんを食べた時に、讃岐うどんの魅力に圧倒されて、近くにもないかと探していたら前のここのお店を見つけて、一回食べにきたんですよ。
募集していないかなと思い、電話をしたら、履歴書を持ってきてと言われて働き始めたという感じです。
その後に、そのお店を一旦出て別のお店で修行をしていたのですが、ここの前のお店が閉まるということを聞いて、自分がうどんを始めたきっかけのお店がなくなるなんて嫌だと思いました。
すぐ不動産屋さんに連絡して、ここでお店をオープンしたという流れになります。
1月にここを借りて、オープンしたのが3月なので、その時期はもうバタバタしていましたね。この場所も人気だったんですが、それよりもここでうどん屋さんをしたいという思いが、私を動かしたんだと思います。
手打ちうどん長谷沼さんのこだわりや特徴を教えてください!
長谷沼:このお店のこだわりは、三たてですね。
打ちたて、茹でたて、切りたての三たてです。
これは第二の修行先の香川の名店で教わったのですが、この三たては開業当初からずっと守っています。
お客さんの数を見て、打ち始めて、切って、茹でて、しめて、すっと出すっていうことを、ずっとそこだけ曲げないでやり続けています。
これを辞めてしまうとお客さんは来なくなってしまうとずっと言われていたので、そこはどんなにつらいときも守り続けました。
修行先で食べたうどんがすごい美味しかったんですよね。
うどんってこんなにうまいんだと思って、言っている三たての意味は深いんだなと思って、その教えはずっと守り続けています。私の頑張りでお客様が来てくれて、喜んでもらえるならそれは、続けるしか無いですね。
あとは、価格ですね。
小学生から大人まで、幅広い年齢の方に愛してもらうお店を目指しているので、この価格で商売をしています。
価格を低くすると大変なことも多いのですが、この価格は変えたくないです。
メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。
かけうどん | 大:770円 中:660円 小:550円 |
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月見うどん | 大:850円 中:740円 小:630円 |
きつねうどん | 大:900円 中:800円 小:700円 |
肉うどん | 大:770円 中:660円 小:550円 |
カレーうどん | 大:1100円 中:990円 小:880円 |
手打ちうどん長谷沼さんを運営していく中で、長谷沼さんが喜びを感じる瞬間を教えてください!
長谷沼:美味しかったと言っていただけることが一番嬉しいですね。
うどんは小さい頃からご家庭でも食べることができる食べ物で、それこそ高校生くらいだったお客様が大学生になり、結婚してお子さんを連れて来てくれたりとその方をずっと見守ることができる、親では無いのですが家族のような感じになれることが嬉しいですね。
似たようなことですが、同じお客様がずっと通い続けてくれることは、非常に嬉しいですね。
そこから仲良くなり、相談し合える関係になっていく、今後も続いていく関係は生まれることは嬉しいですね。
それが嬉しくて、明日の活力になっていると思います。二人とも、人が好きだから客商売を長くできていると思うんですよ。それが、常連の方が来てくれる理由だと思います。
手打ちうどん長谷沼さんを運営していく中で、長谷沼さんが苦労していると感じる瞬間を教えてください!
長谷沼:こだわりの中でもあったのですが、低価格で商売をしている分、回転率が重要になってくるので、1日の疲労度が普通じゃ無いなと日々実感しています。
川越のみんなから愛されるお店を目指しているので、この価格帯なんですが、今後も続けていくとなるとなかなか難しいところではあるなと思います。
価格とのギャップがあって、この価格帯でこれが出てくるのっていうのも実はこだわりの一つなんですよね。
だから、この値段でやるクオリティ・技術の部分はもちろん労力で、本来であればそこも金額に反映しなきゃいけないですが、自分のひと手間で美味しさが変わるんだったらそれを惜しまず、本当のおいしさをわかってほしいという想いがあります。
できる限り香川の名店の店主だった人の味を引き継いで作っていますよね。
手打ちうどん長谷沼さんは、今後どのようにしていきたいと考えていますでしょうか!
長谷沼: まずは長く愛され、長く愛されている場所で続けられることです。
野心はそんなに無いのですが、いい人と巡り合えて、スタッフと巡り合いでいいことがあればいいですね。
あと1個ぐらい店舗を増やせればいいのかなとか思ったりするときもあるんですけど、今はこの立地で、長く、長く地域の人に愛されることが今のところの目標ですね。
今の美味しさとか商品のこととかそういうことはいつも同業の人と連絡とりながら勉強しています。いろんなコミュニティがあるので、そういうところに参加していつも勉強させてもらっています。
長谷沼さんが思う、川越の良さ、魅力を教えてください!
長谷沼:古いものと新しい文化が混在していることです。蔵造りの歴史的な部分と駅前の近代的な部分の融合がこの街の魅力の一つです。
あとは長く住むとわかってくることなんですが、暖かい人や親切な人が多い街です。
川越に対して熱い気持ちを持っている方も多く、商売をしていく上では、住みやすい街だなと思います。いろいろな新しい文化も入ってくるので、新しい考えやマッチングができて素晴らしいと思いますね。
住所 | 〒350-0042 埼玉県川越市中原町2丁目1−13 |
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電話番号 | 049-277-4838 |
営業時間 | 営業日:月~日 営業時間:11:00~15:00 ※水曜定休(他臨時休業あり) 各日麺切れ次第終了。 |
アクセス |
・西武鉄道 西武新宿線「本川越駅」から徒歩1分 |
公式SNS | https://twitter.com/UdonHasenuma/ |
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