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新河岸「ベーカリーオモシェ」は”面白い”パン屋さん。地元川越食材や和の食材を取り入れたパンやチャパタサンドなど「おもしぇー」メニューでパンの魅力を多くの人へ

新河岸ベーカリーオモシェ
新河岸駅徒歩8分の地元に愛されるパン屋さん!

 

ベーカリーオモシェさんは2021年8月にオープンしたパン屋さんで、毎週新しいメニューを出しているほど「面白い」パン屋さんであることを目指されてお店を運営されています!定番メニューからあまり他のお店ではみないパンまでお客様が来て楽しめるお店運営を通して、パンの魅力を発信されています。

今回はベーカリーオモシェの井上さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

べーカリーオモシェさんを川越にお店を立ち上げた経緯を教えてください!

べーカリーオモシェ川越

私自身が川越在住です。
元々都内でパン職人として働いていましたが、自分が暮らしている土地で仕事がしたいという想いからここにお店を開きました

出身は山形県で、パン職人になる前までは工場で働いていました。
40歳を機に、新しい仕事に挑戦したいと考え、脱サラしてパン職人になりました。
妻がパン教室に通っていたのでパンつくりの道具が自宅にあり、休日にふとやってみたことがきっかけです。

半年ほど自宅で作り続けて、これなら趣味から仕事にすることができるのではないかと感じ、仕事を辞めて都内のパン屋さんに就職しました。
3年間、始発に乗って川越から通っていました。このお店は一昨年の夏にオープンしました。以前の職場で学んだパンの知識を川越の街にも還元したいという気持ちがあります。

べーカリーオモシェさんのこだわりや特徴を教えてください!

べーカリーオモシェ川越

「フランスパンは硬い」というイメージを払拭したいという想いがあり、歯切れのいい、お年寄りでも食べられるようなものを作っています。

食パンにもこだわりがあって、2種類出しています。
1種類はバターを使わず、マスカルポーネというチーズを使って作っているものです。
バターを使わないのでカロリーが通常の食パンよりも低く、味は本来の食パンの美味しさが味わえます。
もう一種類は全粒粉を使っているもので、粒が粗目の全粒粉なので香りがすごく良いです。

他にも、曜日限定で出しているパンなどもあり、チャパタサンドという少し変わったサンドウィッチもあります。
パンは洋風のイメージがありますが、和の食材も取り入れたパンも作っています。

山形の実家が農業を営んでいるので、実家で作ったジャガイモや人参、ゴボウなどの野菜を入れたメニューも出しています。
あまりパンで使われない食材もどんどん取り入れて、面白いパンを作りたいです。

店名の「オモシェ」というのは山形の方言で「面白い」という意味
です。
あそこのパン屋は面白いなあ、と多くの方に思っていただけるようなお店にしたいと思い、この名前を付けました。

メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。

ココア苺 クリチWチョコ 350円
秩父みそポテト 280円
ずんだ白玉 ずんだザマンド 300円

べーカリーオモシェさんで、働く中で喜びを感じる瞬間や、やりがいを教えてください!

べーカリーオモシェ川越

新しいアイデアが生まれて、それを作ってお客様に披露した時の反応が楽しみです。

定番のパンがだんだん売れなくなる、というのがうちのお店の特徴でもあって、ここに来られるお客様も新しいパンとの出会いを求めている方が多いのかなと感じています。

自分のアイデアを出してそれをパンで表現できる、というのがこの仕事の一番面白いところで、一般企業で働いていたらなかなかこの体験は出来ないと思います。
人任せにできないし、アイデアがなかなか出ないと大変な時もありますがそれが楽しい部分です。パンの種類によっては週に一回くらい新メニューを出すようにしています。

べーカリーオモシェさんで、働く中で大変さを感じることや、難しく感じることを教えてください。

べーカリーオモシェ川越

お店は夫婦二人でやっているので少し大変です。
平日は5時前、土曜日だと夜中の2時にお店に来て、18時くらいまではお店にいるので身体がしんどい時もあります。自分の代わりがいない、というのは身体的にも心理的にも大変ですが、仕事の内容で大変に感じることはあまりないですね。

カレーパンのカレーや、チャパタサンドの具材、クリームパンのクリームなどは全部妻が作ってくれています
パンを構成するものほとんどが手作りなので、そこもうちのお店のこだわりの一つです。

もちろん大変なこともありますが、トレーいっぱいにパンを買ってくれるお客さんの姿を見ると嬉しいし、自分の仕事に対するモチベーションの源泉になっています。

べーカリーオモシェさんとしての今後の展望や、新たに挑戦していきたいことを教えてください!

べーカリーオモシェ川越

いずれは自分の地元である山形にもお店を出したいと思っています
また、川越の方にももっとパンの美味しさや面白さを広めていきたいです。

コンビニやスーパーなど、いろんなお店でパンを買うことができますが、粉から手作りしたパンの美味しさをもっと知ってもらいたいです。

また、地元の方以外の全国の方々にもオモシェのパンを知ってもらいたいと思っています。全国的に有名になれば地元の方々にもより一層来ていただけると思うので、SNSでの告知や配送のサービスも行っていきたいです。

川越の好きなところや魅力を教えてください!

べーカリーオモシェ川越

もう20年ほど川越に住んでいるのですが、まずアクセスが良いところが魅力だと思います。
川越独自の文化があり魅力的な行事やイベントが沢山あり人々を楽しませてくれる街だと思います。

住所 〒350-1137 埼玉県川越市砂新田2丁目5−18 サザンクロス 103
営業時間 営業日
◉火木土は10時〜18時
◉水金は9時〜無くなり次第終了
アクセス

新河岸駅徒歩8分
駐車場2台

公式SNS https://www.instagram.com/inodai0238/