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かき小屋小江戸。牡蠣を通じて、被災地支援。埼玉県川越市から三陸 を発信する、店主太田さんの想い。

川越の卸売市場内にある三陸直送の牡蠣を楽しめるお店。三陸の牡蠣にこだわり、鮮度抜群でプリプリの生牡蠣やカキフライなど食べれて牡蠣尽くしです。

 

川越にあるかき小屋 小江戸の太田さんの海のない埼玉県内で三陸の牡蠣を発信したいという想いや動機を取材させていただきました。

今回はかき小屋 小江戸の太田さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

かき小屋 小江戸の店長の太田さんの簡単な経歴とお店を作ろうと思った経緯について教えてください。

太田:私は秋田県の出身で、若い時は秋田で過ごしていました。
小さな頃から自動車が好きだったので、働くなら自動車会社がいいと思い、会社見学に行きました。
ただ実際に職務内容を見ると車の生産とか単純作業が私の性分 には合わないように感じたので、自動車の道は断念しました。

そこからすぐ に陸上自衛隊の自衛官になったのですが、私の父親が旧日本軍出身であった ということ少し関係しているのかもしれませんね。

私にとって、自衛隊というのは未知の世界でしたが、人の役に立てるというイメージもありましたし、 チャレンジしてみようと思い、入隊を決めました。その当時は特別愛国心を もっていたというわけではありませんでしたが、自衛隊員として人の役に立ち、人の喜ぶ姿を見られることはやはり嬉しかったですね。

私は高校時代柔道をやっていて、地元の強豪校で主将を勤めさせてもらっていました。そこでの繋がりで、高校卒業後横浜の方の会社で柔道の社会人選手を続けるというお話をいただいたこともあったのですが、今ではあの時自 衛隊を選んで良かったと思っています。もちろん自衛隊ですので、肉体的にも精神的にも大変なことはたくさんあって、「もう辞めよう」と思ったこと も何度もありましたが、その度に多くの人に支えていただきました。苦しい ことが楽しかった 34 年間です。54 才まで自衛隊で勤め上げました。

そこから 6 年間は私の兄が埼玉県狭山市の方で経営している無添加食品や有機栽培の野菜を取り扱う食品会社で働きました。サミットやイオンといった 大手スーパーが主な取引先でした。私と飲食業との出会いはこのタイミング でしたね。

その後 59 歳でかき小屋小江戸をオープンしたのですが、これには 2011 年に 起こった東日本大震災が大きく影響しています。東日本大震災の時、私は予備自衛官でしたが、災害派遣に参加することはなく、当時勤めていた会社の状況では個人的にボランティアに参加することも現実的ではありませんでした。

私の生まれ育った東北の被災地に何も貢献できていないことへのモヤモヤした気持ちが消えることはありませんでした。この時の経験から自分で自 由に動ける立場にいることの重要性を感じ、自分で事業をやろうと思い立ち ました。

さらに、宮城県仙台市でかき販売を通じて被災地の支援を行なって おられる方と出会い、「被災地支援の形は色々あっていい。この三陸の味を 埼玉に伝え広めることで、生産者の方々の手助けをしよう」という想いから、 2016 年にかき小屋小江戸を埼玉県川越市にオープンしました。

かき小屋小江戸が川越総合卸売市場に生まれた背景にはどのような理由があるのでしょうか?

太田:かき小屋 小江戸をオープンするにあたって、川越総合卸売市場を選んだ背景には川越総合卸売市場のアクセスの良さがあります。

高速道路の川 越 ICも近いですし、工業団地も近くにあります。さらに市場ですので、新鮮 なものをすぐ扱えるということも大きなメリットでした。

さらに、よくあるかき小屋というと、簡易テントと簡易トイレで、夏は暑く て冬は寒い、衛生的にもあまり綺麗ではないというイメージがありますが、 川越総合卸売市場、特にかき小屋小江戸がある食堂棟は衛生面に力を入れて いて、トイレも綺麗です。市場ですので、駐車場も広いですしね。

こういったところから、私がこの川越総合卸売市場でかき小屋をやりたいと思い、市場の方に直接お話をさせていただいたという形です。

太田さんがかき小屋 小江戸で成し遂げたいことはどのようなことになるでしょうか?

太田:まずは、三陸の牡蠣の魅力をかき小屋小江戸から発信していきたいと 思っています。ここ埼玉川越で三陸の牡蠣を広く知ってもらうことが生産者 の方のためにもなり、被災地の支援、復興に繋がっていくと考えているから です。

さらに、海無し県だからこそ、美味しい海鮮が食べられるお店にしていきたいと思っています。

私個人的に埼玉の方々は美味しい海鮮が食べたいという 想いを他の場所に住まれている方よりも強くもっているように感じています。

雪の降らない県の人が雪に憧れるように、雪国の人が南国に憧れるように、埼玉の人は美味しい海鮮というものへの憧れが強いのかもしれません。埼玉の方が思う、美味しい海鮮を食べたいという気持ちに応えられるようなお店にしていきたいですね。

かき小屋 小江戸のおすすめメニューを教えてください!

太田:かき小屋小江戸では基本的に自分たちで焼いて食べていただくスタイルです。
ご要望があれば、お店の混雑状況次第で私もお手伝いさせていただきますが、自分自身で焼いていただくことが主になります。

メニューについてですが、まずは試しに食べてみたいという方向けの牡蠣皿 は約 1kg の牡蠣が入っています。2~3 人くらいでシェアしたいというお客様 には約 3kg の牡蠣が入った牡蠣バケツがおすすめですね。牡蠣をお腹いっぱい食べたいというお客様には 90 分の食べ放題コースもご用意しております。

特に、牡蠣バケツはお話も楽しみながら牡蠣を食べたいという女性のお客様 に人気ですね。牡蠣の他にも、ホタテやエビなど他の海鮮もありますし、海 鮮を焼きながらお酒を楽しむこともできます。ランチですと 15 個のかきフラ イが食べられる俵かきフライ定食や三陸産の生牡蠣、焼牡蠣、かきフライ、 牡蠣ご飯、煮牡蠣が一度に楽しめる牡蠣づくし定食、牡蠣カレーなども人気 の商品です。

市場の関係者や近くで働かれているサラリーマンの方々に多くご来店いただ いていますが、今日は埼玉県寄居町からかき小屋小江戸を目当てに来ていただくなど、様々なお客様にご来店いただいています。

女性のお客様ももちろんですし、多くの方がリピーターとして何度もご来店くださいますね。

かき小屋 小江戸を運営されていく中で大事にしていきたいことはございますか?また、川越という街でどのようなお店になっていきたいですか?

太田:牡蠣を通じて、かき小屋小江戸を通じて、お客様の笑顔を作るという ことは大切にしたいと思っています。お客様が帰られる時に「美味しかったよ」「また来るよ」と言っていただけることが何より嬉しいですね。

かき小屋小江戸は入口が少し狭いのと、お店の外から見ると店内が暗いように見えるということで最初は少し入りにくいという印象を持たれる方もいらっしゃるようですが、実際入ってみるとアットホームでいいお店だねとみな さん言ってくださいます。

当たり前のことですが、来てくださったお客様に 対してウェルカムな空気、受け入れる空気を出すようにしています。

この空気は必ずお客様にも伝わるもので、こちらが心を開いてお客様に接するとお 客様もにこやかに私とお話をしてくださいます。そういった繋がりを大切にこれからもお店を続けたいですね。

またかき小屋としてはやはり牡蠣に秀でたお店になっていきたいと思っています。最近のオイスターバーなどをみてみると、様々なトッピングをして牡蠣を楽しむ食べ方が多くみられますが、本当に美味しいものは自然のまま食すことが一番だと思っています。

特に三陸の牡蠣は塩気があって、そのままでも十分に美味しいので、そういった魅力も伝えていきたいですね。そのためにも私自身まだまだ勉強していかなければならないと思っています。

最後に川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください。

太田:まず交通の弁の良さは川越の良さの一つですよね。東武東上線や西武 新宿線、埼京線などいくつもの路線が通っています。とても便利ですよね。

あとはやはり象徴的な小江戸と呼ばれる蔵造りの街並みでしょうか。歴史が息づく街並みはとても魅力的です。

さらに、私も何度か参加したのですが、川越藩火縄銃鉄砲隊保存会も魅力の一つだと思います。
春祭りや夏祭りで披露される演武は大迫力で、祭りを彩るイベントの一つです。祭りが開催されることになったら是非観に行ってい ただきたいですね。

住所 〒350-1168 埼玉県川越市大袋650
アクセス 西武鉄道新宿線南大塚駅 川越総合卸売市場内にあります。
電話番号

営業時間


0120-079-960ランチ11時00分~14時00分 ディナー17時00分~20時30分
(定休日 月曜日)
公式HP https://kaki-bbq.com/
公式SNS Twitter:https://twitter.com/kaki_bbq

食べログ:https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11043098/