自転車買取専門店バイチャリでは、ロードバイク、クロスバイクはもちろんマウンテンバイクやミニベロ、BMX、折りたたみ自転車、アシスト自転車まで幅広く高価買取!数少ないオーダーメイドで自転車を作れるお店で1番敷居の低いお店を目指し挑戦されています。
バイチャリ川越店が川越に立ち上げられた背景について教えてください!
後藤:まずは川越が商圏としての規模が大きく、魅力的な街であったということですね。
バイチャリは中古自転車の買取販売を行うお店で、熊谷や大宮には既に店舗がありました。他の出店予定地も検討しましたが川越を出店地に選びました。
私は高校が自転車通学だったのですが、ママチャリだと走りにくいということで自分でアレンジを加えていました。
ギアを変えたり、泥除けやカゴを外して軽量化したりして通学していましたね。
アレンジは独学で学んでいき、手探りで進めていました。今思えば本当に危険でしたね(笑)。
野球部を引退した時に、初めてロードバイクを購入し一人旅やカスタマイズにハマり自転車が大好きになりました。
また私は背が低いということもあって、合う自転車がなかなかありません。
自分に合う自転車をということで様々探していたところ気がついたら自転車屋さんで働くようになっていました(笑)。
何年か自転車屋さんで働いているうちに自分のお店を持ちたいなと思うようになりました。
色々模索している中で新車を扱う自転車屋さんはたくさんありましたので、そこで生計を立てることは難しいのではないかなと思っており、行き詰っているときにバイチャリの社長さんと直接お話をする機会に恵まれました。
社長とお話をして、バイチャリに入社を決め、入社当時から独立したいという想いは伝えていましたので、2,3年働いたのちに独立をさせてもらいました。
現在はスタッフ1名と2人でバイチャリ川越店を運営しもうすぐ4年が経ちます。
バイチャリ川越店後藤さんが仕事をしていて、苦労したこと嬉しかったことについて教えてください!
後藤:苦労らしい苦労はあまりありませんね。
一つ挙げるとすると、一般の人が思っていたよりも自転車に無頓着だということです。
空気の入れ方を知らない人もいらっしゃいましたし、さらに言えば空気を入れないといけないということも知らない人もいました。それには驚きましたね(笑)。
私は小学校1,2年生の時から、近所の自転車屋さんに自分のマウンテンバイクを持っていって、油を差して欲しいなどとお願いしていましたし、近所のコンビニの店長にお願いをして空気入れを買ってもらい、コンビニに貸し出し用として置いておきながら、空気を入れに行っていました。
コンビニに自転車の空気入れを置いているところなんてそうありませんので、その空気入れは好評だったようです(笑)。
なので私が思っていた自転車に対する常識と一般の方のギャップにはやはり驚きましたし、苦労した点といえばそういったことの説明をしなければいけないところでしょうか。
苦労といってもそれくらいですね。
嬉しかったことは、今から2,3ヵ月前に20万円ほどするロードバイクのフレームを買っていかれた方が最近ご来店されまして、やっと自転車を組めたよと報告に来てくださいました。お客様との繋がりの中でそういったことに喜びを感じますね。
先程も言いましたが私は小さくサイズの合ったロードバイクがありませんので、私の自転車は自分で設計をし、パイプ加工、溶接をして、一から作りました。
私の好きな黒と黄色を使い最高にカッコイイロードバイクが作れました。
黄色は世界3大スポーツイベントの一つにも数えられるツール・ド・フランスの1位を取った人のジャージの色が黄色ということに由来しています。
ツール・ド・フランスは個人戦ではなく、最大9人の決められた人数でチームを組んで、約3500km先のゴールを約23日前後で目指す競技です。
ツール・ド・フランスでは前日までの総合1位の選手(各ステージレースで最も合計所要時間が短かった選手)がチームジャージとは別に黄色いチャンピオンジャージを着ます。
なので黄色には強い、速いというイメージがあります。
他にも白地に赤の水玉模様のジャージには山頂に設けられる山岳ポイント、緑色のジャージにはレース中の平坦なコースに設けられるスプリントポイントを多く獲得した人に贈られるジャージもあります。
なので私個人は決して速くは無いのですが黄色いロードバイクやジャージには憧れがあります(笑)
バイチャリ川越店は川越にとってどのような存在を目指されていますか?
後藤:最近ですと近所の方が自転車の修理に持ってきてくださったりしていますので、ここに自転車を持っていけばなんでも解決してくれる、困ったらバイチャリ川越店にいけばいいと思っていただけるようになりたいですね。
これに関しては、長くお店を続けて、信頼を獲得していくしかないと思っています。
いくら技術があったとしても、ネットのクチコミや宣伝活動だけでは伝わりきらないと思っています。
なのでお客様の期待にひとつひとつ丁寧に応えていかなければいけないなと思っています。
バイチャリ川越店が進化したい、伸ばしていきたいところはどういったところですか?
後藤:私の自転車は私自身で作ったものなのですが、お客様にも提供できるようにしたいと思っています。
今は準備として自転車を作れるところを作っている状況ですね。
自転車をオーダーで作れる場所はほとんどありません。
数少ないオーダーメイドで自転車を作れるお店の中でも1番敷居の低いお店にバイチャリ川越店がなれれば良いなと思っています。
自社の工場が出来たら、お客様に世界で一つだけの自転車を提供することが出来ますし、様々な自転車を作れます。
あえて乗りにくい自転車なんかを作っても面白いかもしれません(笑)
バイチャリ川越店後藤さんが思う川越の魅力、好きなところについて教えてください!
後藤:川越の魅力はやはり色々なことを楽しめるところがいいなと思いますね。
食べ歩きなどのお店も豊富ですし、この前は足湯を発見しました。
そんな新しい発見が多くあることが川越の魅力だと思います。川越のいろんなお祭りも好きです。
住所 | 〒350-0056 埼玉県川越市松江町1丁目5 |
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電話番号 | 049-272-7993 |
営業時間 | 12:00~19:00 定休日:火曜日、第2第4水曜日 |
アクセス | 西武線 本川越駅 徒歩5分 |
公式HP | https://kaitori.buychari.com/shop/kawagoe/ |