グルメ

「もとはし屋」はアトレ川越で昔ながらのあん入りドーナツを提供。昭和40年から受け継ぐ工法のあんドーナツは素材へのこだわりや手づくりの美味しさが伝わるこだわりの一品

もとはし屋川越
昭和40年から受け継ぐ工法のあんドーナツ!

 

「本橋製菓のあんドーナツ」は一口食べただけで素材へのこだわりや手づくりの美味しさが伝わる。川越土産にも人気の一品!ぜひアトレ川越へ!

今回はもとはし屋の佐久間さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

もとはし屋さんが川越に立ち上げられた経緯を教えてください!

佐久間:元々は宇都宮に本橋製菓というあんドーナツの専門工場がありまして、私自身は販売や企画製造の部分で外部スタッフとして関っていました。

あんドーナツだけを50年近くやり続けている工場というものは俄かに信じがたかったのですが、実際に行ってみると商品も味もほとんど一つに近い状態で、あんドーナツ一本で営んでいることに驚きました。工場は先代から息子さんに、そして新しい世代に繋いでいけたらという思いで取り組んでいたのですが、その息子さんがお亡くなりになってしまったんです。その中で誰かがまとめていかなければならない状況になる中で、他の方よりも経験があるということで自分自身も入り込んでいったという形です。

もとはし屋川越

そんな形で工場としてどうあるべきかというようなことを考えていく中で、まずは『本橋』という名前と「あんドーナツ」を一致させること、「本橋さんのドーナツ美味しいよね」と思っていただくことが重要かと。その後、首都圏を中心に催事での販売を始めていく中で、マルイさんからお話があり、志木に店舗をオープンしました。

志木での営業が4年を過ぎ、次のステップを考え始めた頃に、アトレさんからお声掛けをいただきました。
川越は私が育った街ですし、和菓子に親和性のある街という印象がありましたから、すぐに移転を決めましたね。

もとはし屋さんのこだわりや特徴を教えてください!

佐久間:工場ができた昭和42年の作り方をそのまま引き継いでいます。

昭和40年の工場は空調設備などが良くなかったこともあり、その日の気温や湿度によって、生地やあんこの配合やミキシング時間を変えていました。今でも、当時のスタイルを踏襲して、季節ごとに配合を変え、その日の気温によって、ミキシング時間を変えています。また、当時の味を守るために、埼玉県産の小麦粉、自家製こし餡、国産米油と、原材料にもこだわりを持って製造しています。

もとはし屋川越

このお店ならではの商品としては、工場で包装した日持ちのするドーナツの他に、
その場できな粉やごま、ホイップクリームをトッピングして食べていただけるよう、カップに入れた食べ歩きテイクアウト用の商品も販売しています。

もとはし屋川越

また川越に移転してから、ドーナツのトッピングに生搾りモンブランを来て挑戦しているのですが、始めたのですが、インスタグラムなどでも反響をいただいています。現在、川越芋を使ったモンブランを試作中ですので、近日中に販売出来ると思います。

昔ながらのあんドーナツと、モンブランクリームの相性がとても合いますので、是非一度お試しいただければと思います。

メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。

あん入りドーナツ12個入 ¥590 税込
芋あんドーナツ6個入 ¥450 税込
あん入り黒ごまドーナツ 8個入り ¥380 税込
プチあんドーナツ巾着入り ¥450 税込

もとはし屋さんを運営していく中で、佐久間さんが喜びを感じる瞬間を教えてください!

もとはし屋川越

佐久間:やっぱり食べた時においしいって言ってもらうことですかね。うまく言葉で表現できないんですけど、お客様がひと口食べたときに、笑顔のような表情になる瞬間が嬉しいですね。

あんドーナツは生活の必需品というわけではないと思うんです。ですから手に取って食べていただいて、喜びだったり楽しい時間を過ごしていただける、そんなプラスアルファの喜びを提供できることがとても嬉しいなと思いますね。

もとはし屋さんを運営していく中で、佐久間さんが苦労していると感じる瞬間を教えてください!

もとはし屋川越

佐久間:意外だったのですが、地下にこのようなお店があるということを知らない方が多いことですね。アトレマルヒロの上階にはいろんなお店があることはみなさん知っていると思うのですが、地下に飲食のお店がたくさんあることを知っていただけていない部分があると思います。

ここに来たお客さんはこんなお店あるんだとおっしゃる方も多いので、地下1階の知名度を上げていきたいと思っています。商品には自信を持っているので、みなさんにまずは来ていただけると嬉しいですね。

もとはし屋さんは、今後どのようにしていきたいと考えていますでしょうか!

もとはし屋川越

佐久間:先程も少し触れましたが、川越芋を使用したドーナツを作りたいですね。

昔ながらのレシピを基に新しい“餡(あん)”の開発を考えていたところ、最近、地元の方々と交流を持つ機会があり、川越芋を使って作ってみようと思った次第です。子供の頃に「芋掘り」をして育った地元の方々や、川越を訪れる観光客の方たちにも手に取ってもらえるような商品が作れたらなと思っています。

佐久間さんが思う、川越の良さ、魅力を教えてください!

もとはし屋川越

佐久間:街に独自の歴史があるところがなんと言っても魅力ですよね。それぞれの建物が建てられた時代ごとに風情ある通りとして残っていることも面白いと思います。このままキチンと残していって欲しいと改めて思いますね。そして、この街の一番の強みみたいなものを、みなさんがきちんと守りながら、今の時代に則したものにしていく、みたいな文化が根付き始めているようにも感じます。

リノベーションと若い世代のチャレンジと言うか。私が学生時代に住んでいた頃よりも、素敵な街になっているなと思っています。

住所 〒350-1122 埼玉県川越市脇田町105 アトレマルヒロ B1F
電話番号 049-227-9985
営業時間 10:00~21:00
アクセス

川越駅東口直結

公式HP/SNS https://www.instagram.com/motohashidonuts/

https://motohashiseika.com/