ふじみ野市と川越市の境目付近の場所にアンティークショップ「Sunday Garage(サンデーガレージ)」はあります。映画の世界に入り込んだかのような不思議な感覚に襲われる魅力的な店内にぜひ足を運んでみてください!
Sunday Garage 目黒さんが、川越にお店を立ち上げた経緯をお聞かせください。
もともと店舗は都内にあって、そこから所沢に移ったのですが、火事で30年やっていたお店が全焼してしまいました。
そこで別の場所を探していたのですが、業者のお客様が多いので市内ではないところがいいと思い、ここにお店を構えました。
前の店が火事にあったのは大変でしたが、今となってはスッキリして良かったなと思います。
私自身はもともとモダンデザインのディスプレイの仕事をしていたのですが、古いものが好きだったことに改めて気づいて古物の世界に弟子入りしました。
お店を通して自分がやっていたことに対してリベンジしたいという思いがあり、新しいもので勝負するのではなく古いもので訴えかけていきたいと思っています。
Sunday Garage 目黒さんのこだわり、お店の特徴を教えてください
一つ一つの商品を説明したり、ストーリーを伝えたいという思いがあります。
加えて価格帯は他のアンティークのお店と比べて手に取りやすいものになっているのが特徴ですね。
いわゆるアンティークという感じではなく、古いものかつ若い人が共感出来て手に取りやすいものを販売しています。
修理や仕上げを省いているからこそ、商品そのままの価格になっています。
Sunday Garage 目黒さんの、働く上でのよろこびを教えてください!
シンプルなんですけど帰るときに楽しかったって言ってくれることですね。
一般のお客様も多くご来店いただいているので、皆さんが帰るときに伝えてくれるのが嬉しいです。
基本は一人でお店を回しているのですが、常連の方々がお店を手伝ってくれています。
私と話す中で常連さんにも今日楽しかったって思ってもらえることは嬉しいですし、楽しんでくれてるといいなと思います。
Sunday Garage 目黒さんの、働く中での大変な部分を教えてください!
このお店は皆さんがイメージする街の雑貨屋さんという感じではないので、重いものを持ったり、汚れ物があったり、というところが大変ですね。
昔のものは重量もありますし、年期も入っているので皆さんの想像とは違うところもあります。
Sunday Garage 目黒さんが思う、このお店の伸ばしていきたいところはどちらになりますでしょうか。
お店という型でとどまりたくないなと思っています。
このお店を通して演出であったり、ディスプレイであったり、店舗の構想デザインを練るというところで協力して、見せ方置き方にこだわっていきたいと思っています。
単なるお店で収まるのは自分自身の想いと異なる形なので、様々なことに挑戦していきたいと考えています。
Sunday Garage 目黒さんが思う川越の好きなところを教えてください!
私にとって川越はこどものころからいる本当に大切な場所です。
だからこそ変わっていってしまう姿を見るのはとても切ないですし、これまで遺してきたものをしっかり残してほしいという思いもあります。
こんな風に街に願うことがたくさんある、希望を持てる部分がたくさんあるというところが川越のいいところだと感じています。
今は所沢で自然を守るアヲルフェスというものをやっていて、いずれは川越の方と手を組んでいきたいと思っています。川越の方にも身近な自然に目を向けていただきたいですね。
住所 | 〒350-0013 埼玉県川越市渋井830−5 |
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営業時間 | 営業時間12~19時 定休日火・水/第一木曜 |
アクセス |
国道254号線(旧富士見川越有料道路)渋井交差点そばです |
公式SNS | https://www.instagram.com/sunday_garage/?hl=ja |