占いマルシェと川越とのつながりについて教えてください！

大野:川越は2歳の時に引っ越し私自身が育った街で、高校も川越初雁を卒業しました。

最初は、川越で根付いて何かやろうという思いはなかったのですけど、占いマルシェというイベントを形にして事業にしようとスタートしたところ川越を拠点に全国に展開したいと思うようになりました。

企画当初は数人の仲間と会場探しからでした。
近隣の地域も色々検討しましたがやっぱり「川越でやりたい！」と意見がまとまりました。

仲間の中には自己啓発とか心理学とか占いとか学びにすごく投資して何十年も学び続けているのに自信が持てない…そういう方が多くて…それなら「場を作るから一歩踏み出してみようよ」ということから占いマルシェが始まりました。

占い師側の表舞台への進出機会創出が狙いとしてあります。
第一フェーズで知らない人に占いをする、第二フェーズでお金をいただく、単価を上げる。

それから自分の本商品などに繋げていただくような目標設定の支援というイメージがあります。

川越では4回ほど、福岡では２回ほどイベントをやらせていただいていて、オンラインでも一回行いました。

占いマルシェの大事にされている部分について教えてください！

大野:まずは、出店者の方に勝っていただく(利益を手に入れていただく)ことを大事にしています。

利益といっても、いろんな利益があると思います。
経験、自信、前進、お金、喜びなど、出店者様が何人かいる中で平等に機会を分けることは難しいですが、出店者様には、出店料以上の利益を出していただけるようにすることは大事にしています。

コンセプトの一つとして、「スピリチュアルや目に見えない世界が大好きな人」と「非現実的なことやプロに人生のことを相談することが日常でない人」が関わる機会を占いマルシェというイベントを通して、作っていきたいと思っています。

海外では、カウンセリング、セラピーやライフコーチなど悩みをプロに相談するのが当たり前ですが、日本ではまだまだ悩みを抱えてしまう方が多いと感じています。

占いマルシェという楽しく気軽に集えるイベントを通して、悩みを前向きに捉えて学びにしていく文化が根づいたらいいなあと思います。

大野さんが働かれていて喜びを感じる部分について教えてください！

大野:出店者の方たちが終わった後に、やってみて良かった、次回もチャレンジしたいと思っていただくことが一番ですね。
あとは、占い師同士でスピリチュアル言語という共通言語があるんです。

一般的に見ると怖いと感じる人もいる中で、やっぱり生きづらさを感じている人もいると思うんです。
だからこそ、同じ業界同士での空間や繋がりを生み出せていることは、良い事だと思いますね。

大野さんが働かれていて苦労されているところがあれば教えてください！

大野:今の所そこまでありませんが、難しいという部分でいうと、初めてご来場下さった方に安心して楽しんでいただけるようにその方に合わせてコミュニケーションをしっかり取れるように心がけていますが、毎回学びの連続です。

私自身としては、運営者ですのでマルシェで何か売るということはないですが、占い師の世界観やスピリチュアル的なものをいかにわかりやすく現実の世界の言葉で言語化できるかということにチャレンジしています。

占いマルシェとして今後伸ばしていきたい部分について教えてください！

大野:ある程度広告をかけているので、出店者様に勝っていただいている(利益が出ている)現状ではありますが、より認知を拡張し、出店者様に安心して出店いただけるようにしていきたいですね。

告知方法としては、ウェスタ川越にチラシを配布させていただいたり、各出店者の方々がS N Sで宣伝したり、Instagram、Facebookなどの広告にも掲載しています。

一番は、占い師のステップアップを支援したいという思いなので、占いマルシェへの出店がメインではなく、独り立ちを後押しできたらなと思っています。

占いマルシェとしては、主要都市で開催することが今年の目標ですね。仲間をどんどん増やして、川越をベースに認知を増やしていきたいです。仮に川越で占い組合のようなものがあれば、そのトップに立ちたいと思っています。

大野さんの思う川越の魅力や好きな所があれば教えてください！

大野:川越という漢字が好きです（笑笑）他県の方とお話しする時も、「川越」というと大体わかってもらえるのでありがたいし、川越に住んでいることが誇らしいという気持ちが強いですね。最近は蔵造りの街に出かけると、みなさんが色々なアイディアをカタチにしていて面白いなと思っています。

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