グルメ

「ヒロマルシェキッチン」は川越で飲食店と八百屋を展開。フードロス×未病をコンセプトに生産者と消費者を繋ぎ、地域に愛され新鮮野菜で美味しく健康になれるお店へ挑戦

ヒロマルシェキッチン川越
2022年9月3日オープン!新鮮な野菜販売の八百屋とランチ出来るお店!

 

「ヒロマルシェキッチン」は八百屋さんとお食事のお店が併設した、珍しいスタイルのお店です!身体に優しい野菜たちと、食と健康を意識して、体に優しい食事を提供を通して、地域に愛されるお店を目指されています。

今回はヒロマルシェキッチン笹川さん、吉田さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

ヒロマルシェキッチンが川越に立ち上げられた経緯について教えてください。

ヒロマルシェキッチン川越

吉田:私は東京の八百屋で働いていました。
笹川さんは八百屋の常連だったのでそこから仲良くなり、一緒にお店をやろうと言うお話になりました。
笹川さんも飲食店での経験があり、もう一度やりたいという事で最初は東京で物件を探していたのですが、なかなかいい物件に出会いませんでした。
その時に東京か川越のどちらかで探す事になり、一年探してようやく川越で見つけました。
川越という街を全然知らなかったですし、東京と川越で生活水準も異なるのかなと思っていたので、値段設定などには苦労しましたね。

ヒロマルシェキッチン川越

吉田:私は、川越で生まれて知り合いもたくさんいたので川越でお店をやることに抵抗はなかったですね。マンションもたくさんあったので心強かったですね。

笹川:以前、新宿御苑にあるお店で働いていたこともあったので、そういう部分では自信はありましたが、オフィス街と川越ではやり方も違うので現在は楽しみながら模索しています。
八百屋さんで仕入れた新鮮な野菜など、今まではスーパーで値段を検討しながらだったので、今はすぐに届いて好きなものが作れる喜びは大きいですね。

ヒロマルシェキッチンのこだわりや特徴を教えてください。

ヒロマルシェキッチン川越

笹川、吉田:八百屋での変わった野菜を飲食の方で食べていただける、そこからお客様に買っていただける流れは魅力だと思います。
お客様の中には飲食の方で食べられるから買わなくてもいいかな、また食べにくるねという方もいらっしゃいますが、それでもいいのかなと思っています。

お客様の反応が見られることが仕入れへのやりがいにも繋がっていますし、お客様に喜んでいただくことが一番だと思っています。

お惣菜とお弁当の販売にも力を入れているので、ここで食べなくても夜に食べるという方も多いです。
極力、体に悪くないものを提供したいと思っているので、農家さんから仕入れたりもしています。

あとは、当店はフードロスがほとんどないです。
八百屋だけですと売れるまで残ってしまいますが、飲食の方に流して新鮮なうちに食べていただけるようにしています。

ヒロマルシェキッチン川越
幸いお弁当の注文も多くいただいているので、徐々に軌道に乗ってきたのかなと思っていますが、今でも飲食できることを知らないお客様もいらっしゃるので、八百屋だけでない事をより多くの人に知ってもらえたらなと思います。
なるべく添加物を使わないようにしていますし、野菜をたくさん取っていただいて、食事を通して病気にならない体になってもらいたいという思いがこの店にはあります。

メニュー(一部抜粋)※時期によってメニューが変わる場合がございます。

ヒロマルシェキッチン川越 ヒロマルシェキッチン川越
ランチメニュー 990円(税込)
・日替わり定食
・豚生姜焼き定食
・ハンバーグ定食
・サバ塩焼定食
・鳥からあげ定食
さつまいもブリュレアイスのせセット 660円(税込)
チョコバナナパフェ 715円(税込)
さつまいもパフェ 715円(税込)
いちごパフェ 990円(税込)

ヒロマルシェキッチンの笹川さん、吉田さんが働かれていて喜びに感じる部分について教えてください。

ヒロマルシェキッチン川越

笹川、吉田:おいしかった!と言っていただいたり、どうやって作っているの?と聞かれた時は嬉しいですね。
おいしいものを作らないと、というプレッシャーはありますが(笑)

ここにお店ができて本当に助かっているというご年配の方が多いので、そういった言葉を聞けることはやりがいにもなっています

ヒロマルシェキッチン川越

八百屋さんが遠いと買い物も大変ですし、ご購入いただいたご年配の方が重そうにしていたら家まで一緒に届ける事もありますね。
一人暮らしのご年配の方も多いので、しばらく姿を見ないと家に行ってみようかなと心配になる事もあります。マンションに住んでいる方からはウチの畑と呼ばれています(笑)

お店を通して地域との交流を深めて、地域の方々に喜んでいただくお店を作っていきたいと思っています。この街に受け入れてもらえるかは心配でしたが、すんなり受け入れていただきとても安心しました。

ヒロマルシェキッチンの笹川さん、吉田さんが働かれていて苦労されているところがあれば教えてください。

ヒロマルシェキッチン川越

笹川、吉田:肉体的に疲れたと思うことはありますが、特に苦労していることやネガティブな感情はないですね。
明日、何作ろうかとか、どんな売り方にしようかなど日々楽しみながら営業できています。

楽しいと笑顔になれますし、それはお客様にも伝染していくと思っています。
市場に行っていい買い物ができた時は嬉しいですし、早く売りたいなと思います。

ヒロマルシェキッチン川越
ここに並んでいる野菜は、自分の求めている理想に完璧に近づけたいので、それが出来ない時はストレスになる事もありますが、それならば違う市場を開拓しようとか、取引先を増やしつつ、近くの農家さんを大事にしていきたいと思っていますね。
同じお野菜でも、作り手によっておいしさが異なるのでおいしいお野菜に出会えた時や探していく過程は楽しいです。

ヒロマルシェキッチンが今後伸ばしていきたい部分について教えてください。

ヒロマルシェキッチン川越

笹川、吉田:もちろん、より多くの人に認知されたいという思いはあります。
「ヒロマルシェキッチン」を運営している株式会社イノセンスは、天真爛漫という意味があるので八百屋と飲食だけでなく違う領域にも挑戦したいと思っています。

笹川:模索中ですが、10年弱医療にも携わっていた事もあるので飲食を兼ねて医療にも広げていけたらなと思っています。
医療コーディネーターとして海外からの患者さんをアテンドしていたのですが、海外から来た方々にも美味しい野菜や料理を食べていただきたいという思いを形にしていきたいです。

吉田:早急にもう1店舗出したいなと思っています。
埼玉も大好きですが、東京にも店舗を持ちたいので今少しずつ動いています。今の店舗が落ち着いた状態でここを任せて東京の方でもお店を出したいです。
綺麗事にはなりますが、お店が大きくなれば人を雇っていけるので、そう言った形で手助けをしたいですね。東京でもダブルワークの方やずっと正社員になれない方もいるので、成長していける環境を作っていけたらいいですね。

ヒロマルシェキッチンの笹川さん、吉田さんの思う川越の魅力や好きな所があれば教えてください。

ヒロマルシェキッチン川越

笹川:私はお寺や神社が好きなので、日本の各地を巡っていました。川越はその点でも魅力がありますし、街並みや小江戸も素敵だと思います。あとは、地方や東京から来ている方もいると思いますが、皆さん優しい方が多いですよね。

ヒロマルシェキッチン川越
吉田:もともと川越にいて、ずっとお囃子をやっていました。活気のある街ですし、そこに自分も入って盛り上げていきたいと思っています。
どこの祭りよりも川越の祭りが一番魅力的だと思いますし、川越でお店を出せて良かったなと思いますね。
蔵造りの街からは少し離れていますが、周辺の方々の生活の中心としてお店が受け入れられているので嬉しく思っています。

住所 〒350-0044 埼玉県川越市通町19−3
電話番号 049-298-5808
営業時間 営業時間
ヒロマルシェ(八百屋)
9時~19時 年中無休
ヒロマルシェキッチン(カフェ)
11時~18時 火曜定休
アクセス

本川越駅より徒歩5分

公式SNS https://www.instagram.com/hiro_marche/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D