昭和の街にあるフクフクスタンドでは、手作りのおむすびや米粉ワッフルなど、軽食を気軽にテイクアウトできるお店です!メニューはテイクアウトのみですが、店前にはベンチがあり飲食もできます!観光地からのアクセスもよく、食べ歩きにも持ってこいです!
フクフクスタンドが川越に立ち上げられた経緯を教えてください。
外澤:フクフクスタンドを14年前の2008年に立ち上げる前まで、ここは自宅でした。
この商店街の蓮馨寺さんの地所の一部で、蓮馨寺さんにはお店をやってくださいと言われていたので、自宅として住みながら、いつかお店をやりたいと言っていました。
私がもともと、川越とは別の場所で不動産をやっていたので、そこの事務所をこちらに移転した後に、そのままお店も始めるかという流れになりましてフクフクスタンドを始めることになりました。
不動産の方が本業ではあるので、基本的にコンパクトな形でできる飲食関係が私たちには合うという話を家族とはしていて、そこで地産地消とまではいかないのですが、メインは国産のものを使ったもの、手軽に食べることができるものを考えていました。
そのときに母がおむすび屋さんをやりたいと言っていたので、おむすび屋さんになりました。
ただそれだけだと場所柄、勿体無いと感じたので、お米つながりで、米粉を使ったものをと思いまして、私が好きだったワッフルも販売することになりました。
フクフクスタンドのこだわりや特徴を教えてください。
外澤:基本的には、手作りのものを直接お客様にお届けするということを大事に、こだわりとしています。
コンビニで売られているおむすびなどは、お米を炊くときに塩味を一緒に入れることが一般的なのですが、フクフクスタンドは昔ながらの手塩で手に塩をつけて握っています。
同じようにワッフルも一枚ずつ、店頭で焼いてお客様に提供しています。
出来る限り、出来立てをすぐにお客様にお届けするところをこだわってやっています。
一人で営業をすることが多く、たくさんの商品をお届けできない分ひとつひとつにこだわっています。
メニュー(一部抜粋)
米粉ワッフル 200円 | 選べるトッピング/てんさい糖シロップ(無料)、クランベリー・チョコレート(30円)
季節の限定ワッフル230円より |
---|---|
おむすび各種 100円より | こぶ120円/にく150円(豚肉甘辛炒め)/さけ140円/たらこ160円/沖縄むすび210円(わしたポーク&たまご焼き入り)/100円おむすび(かりかり梅、おかかetc)※季節によってメニューは異なります |
ドリンク コーヒー、ゆずジュースなど | NEW! 河越抹茶使用 抹茶ラテ300円(Hot&Ice)
[ HOT ] |
季節メニュー | <春・夏のみ>・スムージー320円/ゆず、いちごミルクなど <夏季のみ>・かき氷200円より/ゆず、いちご、ラムネなど |
フクフクスタンド外澤さんが働かれている中で、喜びを感じる瞬間を教えてください。
外澤:何しろ、作ってその場で出して食べてもらうので、反応が非常にダイレクトに帰ってくるところがやりがいを感じますね。
本当に出来立てのおむすびを出して、「美味しい〜」という言葉が向こうから聞こえてくると嬉しいです。
もちろん持って帰る方もいらっしゃいますが、この場で食べられるものを作っているので、ワッフルとかもその場で食べていかれる方の方が多いですね。
フクフクスタンド外澤さんが働いていて苦労される場面を教えてください。
外澤:観光地なので仕方ないところではあると思うのですが、人の波が全く読めないところです。
来ていただいているお客様は、地元の方半分、観光客の方半分、のバランスかなと思っています。
天候で注文の種類が変わってしまったりすることもあるので、読みにくいですね。
お店のこだわりとして、保存料などを使っていないので、たくさん作り置きができません。ですので、急にお客様がたくさん来られて、いっぱい頼まれると対応が難しいです。
気温や湿度の関係で、おむすびが多く出る日とワッフルが多く出る日があるので、そこがいまだにわからないので困っていますね。
また、本当に小規模でやっているので、ご飯が足りなくなってしまうこともあります。
こだわりのラーメン屋とかではないのですが、お米がなくなってしまったので、今日はおしまいですみたいなことはあります。
フクフクスタンドが今後伸ばしていきたい、進化させたい部分について教えてください。
外澤:すぐその場で食べていただくことがメインではあるのですが、もう少しお持ち帰りも強化していこうかと考えています。
特にワッフルについては、無添加ということを変えたくないので、そうすると日持ちの問題が出てきます。
手土産には向かないのですが、お持ち帰りをしてもらうことを増やせればと思いますね。
フクフクスタンド外澤さんが思う、川越の良さ、魅力について教えてください。
外澤:観光地としての魅力はたくさんあると思うので、観光客の方は川越が好きだと思うのですが、住んでいる方も同じように川越のことが好きだと思うんですよね。
私自身生まれは川越ではないのですが、川越の方は本当に川越好きだなと感じることが多くあります。
人が地元に根付いているので、個人で個性的なお店を経営していらっしゃる方が多いですし、川越でお店を始めるとしても、特にこの辺のエリアだと、ただ単にチェーン店が増えるというよりかは、個性的なお店を経営したいという方が非常に多いです。
そういう意味では非常に楽しい街だと思っています。
川越にはさまざまなお店が立ち並んでいると思うのですが、意外と知られていないことも多くて、観光客の方だけじゃなく地元に住んでいる方にもいろいろなところに足を運んでもらいたいです。
「お店」以外にも川越の街には面白いところがたくさんあると思うので、地元の人にこそたくさん歩いてみてもらいたいなと思いますね。
住所 | 〒350-0066 埼玉県川越市連雀町10−1 |
---|---|
電話番号 | 049-298-3468 |
営業時間 | 営業時間 10:00~18:00 定休日 |
アクセス |
本川越駅徒歩8分 |
公式HP | http://www.fukufuku-stand.jp/ |