株式会社協和精機が設立された経緯について教えてください！

創業者の我が父立松和雄が東京練馬にて自動車部品中心の精密加工工場を営んでいましたが、近未来を考え都内住宅事情や生活環境（騒音・交通事情等） 変化に伴い数多い候補地より・現在の地 川越市に 1971年に移転をしました。

以来50年間（半世紀）に渡りこの地川越にて根を張り「ものづくり」をしています。

株式会社協和精機の代表取締役立松さんの川越とのつながりについて教えてください！

私自身の入社は42年前で、入社以来川越が生活の拠点となっております。
過去の川越は外食するお店も殆ど無い状況で、ナイフ・フォークを使用しているのは市内の吉虎殿か本川越駅前にあった唯一のレストランのみでした。

弊社の周りは、道路は舗装もされておらず水道も引かれていない場所で、会社の脇には小川が流れていました。
夜になるとカエルの合唱が響く田舎で、当初仕事とは言え当地に来た際は耳鳴りがする位の静けさと夜しさを覚えております。

都内には金属加工業が多数存在しており、その一つが大田区や板橋区が有名であり、東武東上線沿線に弊社と同様に移転が進み、 必要に応じ素材商社・工具商社・関連企業が同様の流れがありました。
大手得意先も例外ではなく地方への移転がされた中で、この地の商売がやりやすくなって来た事を感じます。
また関越自動車道も開通したことで、更に物流も楽になり当地がベストの場所と変貌して来ました。

株式会社協和精機さんの強みや特徴について教えてください！

人財が弊社の強みだと考えております。
良き加工機械を保有しても良きシステムを保有しても、それを動かすのは人です。人が育ち始めてスタートラインに乗れる事を再認識しました。

7年前に新規入社した現副社長を中心とした多くの管理責任者（平均年齢40歳）の社員は零細ながら自分を持つ社員が自身の考えと前向きな考えを持ち育って来ています。
この人財（財産)を私は大きな財産だと誇りに思っております。

この人財がある以上、弊社の理念や社是を遂行出来る企業へ変化出来ると信じており社員が伸ばしたい事柄を伸ばすフィールド作りに徹して来たいと感じました。

株式会社協和精機様の今後伸ばして行きたい事について

もちろん、製造会社の一番肝心な加工技術、営業力は伸ばしていきたいと考えております。
また、企業として成長していけるよう日々考えております。

理想的な企業とは「製造技術を持つ企業」「管理能力も持つ企業」・「入社し良かったと思える企業」・「家族の皆様からも理解され誇りを持てる企業」・「社員全員が安定した生活が出来る企業」・「真面目な企業」・「やるべき事を守り、言う事はしっかりと言える企業」が私の夢の企業だと思っております。

基幹システムの使用・自動化・AI 等の使用にて無人化と簡素化出来るものづくり工場へしていくと同時に、人的に考えだけではなく、AI技術も取り入れることで、過去も振り返ることができるブランディングのある企業にして行きたい。
人が楽になることで物事への考えが更に深ぼる事が出来、効率が上がる工場作りを目指したいと考えています。

株式会社協和精機の代表取締役立松さんが思う川越の魅力について教えてください！

創業者の父は、都内から1時間余りの場所ということや、嵐山町でよくゴルフをプレィした後に川越のうなぎや、今は無き佐久間旅館のすき焼きを食していた事で古都小江戸川越の魅力を感じていたと確信しております。

私も同様でこの歴史ある川越の地にて商売が出来る喜びを感じております。
人のやさしさや真面目さを多々感じ何処にも負けない地と確信しています。

正に関東（埼玉）の京都的なプライドと地域を愛し祭り好きな所も素晴らしいとも感じています。

住所	川越本社工場 〒350-0832 埼玉県川越市菅間144
電話番号	049-224-4197
営業時間	営業時間　平日8:30～17:00 (土日祝休み)
アクセス	本川越駅から車で15分ほど
公式HP	https://kkyowaseiki.co.jp/