「旧川越織物市場」って何?どんな特徴や歴史が?
「旧川越織物市場」とは、川越の観光地の1つである、大正浪漫夢通りの近くにあり、川越市が所有している建物です。
また、同じ施設内の旧栄養食配給所)は、中小織物工場主たちが従業員のために設立したもので、同じく貴重な建物とされ残されています。
明治後期の1910年(明治43年)に建設され、産業遺構として当時の姿を残す全国的にも希少性の高い建物で、2005年には川越市の有形文化財(建造物)に指定されている重要建築物です。
オフィススペースへは入ることはできませんが、施設自体は無料で見学可能です。
「旧川越織物市場」は2024年4月に「コエトコ」としてリニューアルオープン!
そんな「旧川越織物市場」ですが、市指定文化財である旧川越織物市場及び旧栄養食配給所を文化財としての復原工事を行うとともに、文化創造インキュベーション施設として2024年4月にリニューアルオープンされることとなりました。
その名も「川越市文化創造インキュベーション施設」、通称コエトコです。
コエトコでは、川越の未来をつくる新しいクリエイターの育成支援や、地域と連携した創造的活動の推進を目指すほか、、重要な建物の展示室や、どなたでも利用可能な「cafe crescent-ichiba-(カフェクレセントいちば)」というカフェもあります。
「cafe crescent-ichiba-(カフェクレセントいちば)」は、川越蔵造りの町並を一望出来るcafeCrescentの2号店になり、いくら丼や押し寿司といった和のテイストを楽しむことができるカフェのようです。
コエトコの名前の由来は、【カワるとコエるをつくるトコ、コエトコ】のようです。いろんな方の想いを背負った施設なんですね。素敵です。
「旧川越織物市場」へのアクセスって?駐車場は?駐輪場は?
「旧川越織物市場」、コエトコへのアクセスとしては、場所は川越の観光名所の1つである、大正浪漫夢通りの近くの位置しています。
そのためバスなども頻繁に運行しており、川越駅や本川越駅からのアクセスも良いです。近隣にはランチやディナーがいただけるお店も多くありますので、観光とセットでの利用も十分可能です。
駐車場はありません。近隣にコインパーキングは多数ありますのでそちらをご利用ください。駐輪場はありますので、自転車は可能です。
「旧川越織物市場」は、クリエイターも入居可能!川越で起業したい方の味方
「旧川越織物市場」、コエトコはクリエイターが起業した際のオフィスとしての利用も可能です。
入居状況の詳細は施設へお問い合わせください。デザイン事務所や建築事務所などが入居されているようです。
川越らしい建物で、川越市からのサポートもありながら起業できるのは事業者としても嬉しいですね。川越の歴史を背景に新しい起業、事業の力がどんどん生まれていくといいですね。
川越の歴史を感じながら新しい文化の風を感じることのできる施設です。
ぜひお立ち寄りください。
住所 | 〒350-0056 埼玉県川越市松江町2丁目11番地10 |
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電話番号 | TEL:049-298-3727 / FAX:049-298-3728 |
営業時間/定休日 | 開館時間 9:00〜17:00 休館日:月曜日(祝日、振替休日の場合はその翌日)、年末年始 12/29〜1/3 入館料:無料 |
アクセス | 本川越駅より徒歩約12分、川越駅より徒歩約24分 バス「蓮馨寺」停留所より徒歩約4分 ※施設に駐車場はございません。駐輪場はあり。 |
公式HP | https://koetoko.jp/ |