宿泊

「松村屋旅館」は1872年創業の小江戸川越老舗旅館。観光地からのアクセスもよく、お客様を心からおもてなし、くつろぎのひとときを観光地川越で

松村屋旅館 小江戸川越
松村屋旅館は1872年創業の小江戸川越の老舗旅館。

松村屋旅館は1872年創業の小江戸川越の老舗旅館です。観光地川越の時の鐘や蔵づくりの街並みからのアクセス抜群です。観光地の中心にあるゆっくり寛げる宿で、川越では珍しい旅館です。

今回は松村屋旅館の代表取締役である、今井洋平さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

松村屋旅館と川越の繋がりや立ち上げられた背景を教えてください!

今井:松村屋旅館が作られたのは、明治初期の廃藩置県が行われた直後に作られたそうです。
旅館としては150年くらいの歴史があります。
戦時中は軍事会議に使われていたり、その後は狭山などにあった工場の職員が利用したりとビジネス旅館のように営業をしていました。

私が5〜6年前に継いでからは、川越が観光に力を入れていたので松村屋旅館としても観光客をターゲットにしていくために転換をしていきました。

松村屋の名前の由来は、川越藩で最後の藩主であった松平 康載(まつだいら やすとし)の松を取ったことを聞いたことがありますが、村はどこから来たのかわかっていないです。(笑)

今井さんが川越老舗旅館、松村屋旅館を継いだきっかけを教えてください!

今井:松村屋旅館を先祖代々今井家が継いでいるので、私も頃合いを見て継ぎました。

約6年前継いで私が7代目か8代目になります!
以前は、出版社で勤めていて、もう少し後に継ごうかと考えていたのですが、数十年前から川越市が観光に力を入れ始めて、2020年の東京オリンピックが決まったり、色々と巡り合わせがあってタイミングがよかったことがきっかけになりました。

川越老舗旅館、松村屋旅館の特徴やこだわりを教えてください!

今井:特徴などは取材でよく聞かれるんですけど、難しいですね。(笑)

今の川越には旅館が時代とともに減ってしまって無いのが現状なんですよ。
松村屋旅館は川越の観光地に近い場所にあるのでとても良いと思っています!

また、インバウンドをコロナの前は重点的に営業をしていたのですが、現在はコロナの拡大によって難しくなってしまいました。
なので、今は近場のお客様にも来ていただけるような旅館にもしていきたいという考えを持って発信などを行っています。
コロナ禍になって近場を見る様になった変化にも対応しようと思っています。

松村屋旅館の作りとしては、昔の雰囲気や名残を残しながらリノベーションをしています。旅館内を見てもらうと古い柱なども残っていますよ!
中でもフロントは大幅に改装していて、東京オリンピックがあることも意識していろんな方が集まれるようなスペースを作り、モニターで観戦できるような空間にしています!

部屋も13部屋あって、旅館は一部屋に大人数で泊まれるところが一つの良さであると思います。
1階に1部屋新しく和洋風の部屋を作りました!
部屋もリノベーションできるところは改装を行いながら、昔の風情を残していくことで雰囲気を壊さないようにしています!

川越老舗旅館、松村屋旅館にて大事にしていることはなんですか?

今井:大切にしていることは150年続いたので、次は200年を目指していきたいので、一つ一つを大切にして、旅館も歴史があるので和に雰囲気を残しながら変化をしていきたいと思っています。

また、お客様が喜んでくれたり、リピートしてくれると嬉しいですし、旅館として心からおもてなしをしてくつろいでもらえるように、お客様のニーズに答えることも大切にしています。

今では関東圏の方が多く来ていただいていますが、川越市民の方にとっても近い存在になっていきたいと思っています!

川越老舗旅館、松村屋旅館の今後伸ばしていきたいと思っている部分があれば教えてください!

今井:今後としては長い目で見て、インバウンドの方に戻って来てもらいたいと思っています。
でも今の時期はコロナが収まるまでは耐えながら営業をしつつも、状況をみながら新しい取り組みを行ったり模索しながらチャレンジしていきたいと考えております。

最後に川越の魅力を教えてください!

今井:今は、昔から川越にあるお店と新しく川越に出店するお店が混じり合っていながら、川越が好きという思いが共通になっていることがいいところだと思います。

常に新しく変化しながら、古き良いものが残り続いているのが川越の魅力ですね!

所在地 〒350-0062 埼玉県川越市元町1丁目1−11
電話番号 049-222-0107
公式HP https://coedomatsumuraya.com/