文化

ミュージカルカンパニーすてっぷ1主宰の飛翔さんは宝塚歌劇団出身。豊富な経験をもつ飛翔さんが見つめる川越の未来と夢

川越ミュージカルカンパニーすてっぷ1
宝塚歌劇団出身の飛翔ひかるさんが主宰を務める川越の劇団。

 

ミュージカルカンパニーすてっぷ1では年齢・性別・経験等は関係なく、プロと一緒に本格的なミュージカルの舞台に立てます。楽曲は全て、プロの作曲家によるオリジナルで、川越での公演は20年以上続いており、宝塚への合格者も出しています。

今回はミュージカルカンパニーすてっぷ1の 飛翔さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

ミュージカルカンパニーすてっぷ1が川越に立ち上げられた経緯について教えてください。

川越ミュージカルカンパニーすてっぷ1

飛翔:大好きな川越に何か役に立てる事はないかと思い、舞台を通じて社会貢献が出来たらと考え、川越で川越の人たちと舞台を創りたいと思うようになりました。
それが、ミュージカルカンパニーすてっぷ1の始まりです。

ミュージカルカンパニーすてっぷ1を運営していて苦労されたことはどのようなことでしょうか?

飛翔:やはり新型コロナウイルスの流行には大変苦労しました。
舞台は勿論、お稽古もできませんでした。今もマスクをしながらのお稽古で、夏の暑い日の中では歌い、踊りはやはり出演者全員が苦労をしたと思います。
舞台芸術公演の規制も少しずつ緩和されているので、希望を持ち頑張っています。

ミュージカルカンパニーすてっぷ1を運営されていて喜びに感じることはどのようなことでしょうか?

川越ミュージカルカンパニーすてっぷ1

飛翔:当カンパニーのお稽古にいらっしゃる方の中でも、最初は自分に自信がない様子で会話の中で目を見ることが出来ない方も多くいらっしゃいます。
焦らず少しずつ自信をつけ、関係性を作っていき、やっと目を合わせてくれるようになった時は本当に嬉しいです。

そして、そんな皆さんと創り上げた舞台の緞帳(どんちょう)が降りる瞬間。
お客様の笑顔が見え拍手をしてくれている。なおかつ、出演者の皆さんから「楽しかったね、またやりたいね」という声が聞けた時、心の底から喜びを感じます。

ミュージカルカンパニーすてっぷ1は今後川越にとってどのような存在でありたいと考えられていますか?

飛翔:私が所属していた宝塚歌劇団は小林一三先生が阪急電車の利用者の少ない終点の宝塚駅に少女歌劇団をつくり、周辺地域の発展と阪急電車の利用者増加に繋げました。
私もそのような劇団をつくりたいと考えています。

川越の新たな観光スポットとして、他の地域から見にきていただけるような劇団をつくりたいです。
これまでに、「喜多院の物語」や「家光公の誕生」、「太田道灌」など川越にまつわる舞台を行いました。
こういった作品は、これからも作っていきたいですね。

ミュージカルカンパニーすてっぷ1飛翔さんが思う川越の魅力、好きなところがあれば教えてください。

川越ミュージカルカンパニーすてっぷ1

飛翔:私は川越の全てが好きです。
人も土地も、地震があった時に地盤がしっかりしていて、心配が少ないというところも(笑)。
私は川越に長く住んでおりますが、未だに新しい発見があります。
いつもと違う道やお店を発見したり、古き良き街並みの中でもいつも刺激をもらえます。
東京からのアクセスも良く、何度来ても楽しんでいただける街だと思います。

住所 〒350-0033 埼玉県川越市仙波町1−11−29
電話番号 049-226-3494
公式SNS 【インスタグラム 】
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