「すずのや おやさいとくだものとお酒と」さんが川越に立ち上げられた経緯を教えてください！

鈴木：うちの奥さんが川越の人ということもきっかけの一つです。元々は私の地元、秋田でやろうと思っていたのですが、子供のことなどを考えると川越の方がいいと思ったことなどをきっかけに川越へ来ました。もう川越に来て15年になります。川越のいい街並みが魅力的に感じ始め、街歩きのイベントなどを広報で知って、参加したことがきっかけで、「株式会社80％」を立ち上げたという流れです。

「すずのや おやさいとくだものとお酒と」さんのこだわりや特徴を教えてください！

鈴木：川越では里芋とか小松菜の名産品に加えて、いろんな野菜を作っていますので、直接目で見て仕入れるようにしています。その野菜を使ったメインの料理とおでん、多種多様な日本酒が売りです。野菜をメインにしているので、その日に一番美味しい料理を食べていただきたいという思いから日替わりで提供しています。この野菜も川越のたばちゃん農園さんから仕入れるなど、川越産の野菜を使った料理にこだわっています。

「おやさいとくだものとお酒と」の店名通り、果物のシロップなども作っています。自家製のジンジャーシロップを始め、色々な種類のものをご用意しております。

さらに前職のご縁で、10軒くらい酒屋さんから日本酒を取り寄せていまして、地元秋田からも良い日本酒があれば仕入れたりしています。あまり知られていないのですが、どのお猪口で飲むかで、風味が大きく変わってきます。すずのやでは、お猪口をお客様ご自身で選べるので、そういったことも楽しんでいただければと思います。正解はないので、好きなものを選んで風味の変化を楽しんでもらえれば嬉しいです。

メニュー（一部抜粋）※時期によってメニューが変わる場合がございます。

おでん	おすすめ5種盛　850円 単品　150円〜
野菜	すずのやサラダ　680円​ フルーツトマトのナムル　480円
あて	すずのや特製しょうゆのひたし豆　280円​ いぶりがっこの酒粕クリームチーズ　480円
本日のおすすめ	本日のお造り　680円〜 塩ゆで鶏　880円​
ドリンク	自家製　赤しそジュース（水割り or ソーダ）　380円 自家製　はちみつレモンソーダ　480円

「すずのや おやさいとくだものとお酒と」さんを運営していく中で、鈴木さんが喜びを感じる瞬間を教えてください！！

鈴木：この職業は、お客さんの反応がわかりやすいと感じています。美味しいとか嬉しいとかだけでなく、表情を見れば、口に合わなかったこともわかります。お客様の表情が見
れるので、ちょうどいい大きさのお店だと思います。

そんな中で、美味しいとか幸せそうにしているところを見られることが幸せだと思います。自分の好きなことをやることが重要です。本当に好きだと、そこには本当に好きな人が集まってきてくれると思います。

「すずのや おやさいとくだものとお酒と」さんを運営していく中で、鈴木さんが苦労していると感じる瞬間を教えてください！！

鈴木：大変なことはたくさんあると思います。ただ、好きなことをやって、好きなものに囲まれて、好きな人たちと一緒に仕事ができているので、大変と思うことはないです。前職で雇われていた時は、今よりも大変なことがありました。お店を経営する上で色々な問題が出てきますが、自分でやっている分、努力の分だけ結果に反映されます。お客様の反応が直でわかるといったように、全部自分がやろうとしたことの答えが出るわけなので、いいも悪いもそこで完結できるため、何か大変なことがあってもそれをクリアしていくだけなので大変だと思うことはありません。

結局は私、人と人だと思います。お客様や様々な人とお会いできることなども含めて、これはご縁だと思いますし、その人と人との繋がりが一番重要だなというのは自分の店をやっていて実感しています。そういった繋がりも大事にしていかないといけないですね。

「すずのや おやさいとくだものとお酒と」さんは、今後どのようにしていきたいと考えていますでしょうか！！

鈴木：この先、特別な目標を持って、何かをしたいというよりはご縁とご縁の自然な流れでいい方向にいかないかなと考えています。ただ、目の前の問題だけでなく、想定されうる問題を事前に防ぐことも必要であるとも考えています。そういったところで、従業員で食事に行き、新しいことを取り入れたり、素晴らしいものがあれば真似をしたりとお店自体を良い方向へと進めるように準備をしておく必要はあります。

料理の面で言えば、春夏秋冬の味を届けたいという気持ちがあります。そのため、たばちゃん農園さんから仕入れている野菜が春夏秋冬でいろいろな種類があるので、そこに向き合ってそこにちょっとしたエッセンスを加えた料理を作ることができればと思っています。季節感を大事にしたいなって常に思っています。

おでんでも、例えば夏だと、トウモロコシとかトマトのおでんといった夏だけしかできないおでんもあるので、季節感を大切にしたいです。

「すずのや おやさいとくだものとお酒と」鈴木さんが思う、川越の良さ、魅力を教えてください！

鈴木：川越は街の規模感がいいなと思っています。街全体も歩いて、丁度良いです。その中にその古い町並みがあり、他にも自然も都会の風景もあります。この丁度良い規模感で完結する、その感じが好きなところです。

住所	〒350-0066 埼玉県川越市連雀町27-1
電話番号	049-272-7794
営業時間	火曜から日曜（月曜定休）14:00〜22:00（21:00 L.O.）
アクセス	【電車をご利用の方】本川越駅から徒歩8分　／　川越市駅から徒歩10分　／川越駅から徒歩20分 【川越駅よりバスをご利用の方】川越駅東口市内バス神明町方面行きにて【中原町】下車。バス停を背に右に進むと連雀町の交差点があり、渡ってすぐ左に進む。約200m歩いたところで、角のglincoffeeさんの隣。
公式HP	https://www.suzunoya-oyasai.com/