生活

「澤口眼鏡舎」は川越でオーダーメイドのメガネフレームを。川越の古民家カフェの庭に佇み、かけやすさを追求し眼鏡の新しい常識を創り出す

澤口眼鏡舎川越
川越でオーダーメイドのメガネフレームを!

 

2019年3月、埼玉県川越市に手づくり眼鏡フレームの工房兼店舗!築100年越えの古民家をリノベーションした「ちゃぶだい Guesthouse,Cafe&Bar」の庭で営業され、お客様一人一人に合ったメガネフレームの製作を通して、お客様の笑顔を作っています。

今回は澤口眼鏡舎の澤口さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

澤口眼鏡舎さんを川越でお店を立ち上げた経緯を教えてください!

澤口眼鏡舎川越

澤口:私自身が埼玉出身で、川越の高校に通っていました
ITメーカーに就職して働いていましたが、その傍ら趣味で眼鏡づくりを行っていました。

趣味として行っているうちに手応えを感じるようになり、早期退職をして自分の事業を持ちたいなと考えるようになりました。
そのタイミングで川越のゲストハウス兼カフェの「ちゃぶだい」さんとご縁があり、ここでお店を始めることになりました。

眼鏡店の事業を始めるにあたって、東京の方が商売がしやすいのではないかとも考えましたが私があまり人混みが好きではなく、自分にはもう少し落ち着いた埼玉の方があっていると感じ、埼玉の中では人が集まりやすい川越を選んだという理由もあります。
自分自身にとってはとても居心地のいい環境で働くことが出来ています。

澤口眼鏡舎さんのこだわりや特徴を教えてください!

澤口眼鏡舎川越

澤口 :メガネフレームのオーダーメイドを専門としています。
メガネレンズは扱っていないので、そこが普通の眼鏡店と異なる点の一つです。

置いてあるサンプルをかけていただき、お客様のお顔のサイズを測り一人一人に対して完全オリジナルのメガネフレームを作っています
形や色を好きに選んでいただき、サイズやデザインをお客様に合わせて調整しながら作っていきます。
こういったフルオーダーメイドの眼鏡店は日本だけではなく海外を見ても非常に少ないと思います。それがうちの唯一の特徴であり強みです。

澤口眼鏡舎川越
そういった特徴のおかげで需要があり、遠方から来ていただけるお客様もいらっしゃいます。デザインももちろん大切ですが、「かけやすさ」を追及したいと考えていて今も日々勉強中です。

澤口眼鏡舎さんで、働く中で喜びを感じる瞬間や、やりがいを教えてください!

澤口眼鏡舎川越

澤口:お客様にぴったりのものを作ることが出来て、「本当にかけやすい!」と言っていただけるとテンションが上がります
月並みになってしまいますが、結局はお客様に喜んでいただけた時が一番嬉しいですね。

勿論新しいデザインをつくる喜びはありますが、この仕事はそこで終わりではありません。それをかけていただいてお客様に似合うか、かけやすいデザインなのかが最も重要です。ご依頼から納品まで一年ほどお時間をいただいているのですが、完成してかけていただく時にはいつもドキドキとワクワクが入り混じった気持ちでいます。やはり自分の作ったものでお客様に満足していただけると安心しますし、とても嬉しいです。

事業を始めたころは制作したものをクラフトフェアなどで販売する形で行っていたのですが、その時は「手作り」という点でしか量産の眼鏡と差別化が出来ておらず、自分の中でモヤモヤを抱えていました。
しかし今のオーダーの形に切り替えたことで量産のものとの違いや自分の作る眼鏡の特長が明確になり、その迷いがなくなりました。

また今は、デザインを凝るのではなく、かけやすさを重視した上でファッションとしても楽しめる眼鏡づくりを目指しています。
眼鏡は矯正器具でありながらファッション的な側面も持ち、個人のキャラクターを作るアイテムです。オーダーメイドの事業にしたことで本質をとらえたモノづくりが出来るようになったと感じていますし、仕事をする上での喜びにも繋がっています。

澤口眼鏡舎さんで、働く中で大変さを感じることや、難しく感じることを教えてください!

澤口眼鏡舎川越

澤口:精神的なストレスはほとんどなく、お客様に合うものを作れるかなというプレッシャーは感じつつも楽しく仕事が出来ています

ただ、毎月何本も自分一人で眼鏡を作るのは体力勝負の部分があり、まとまった休みはほとんど取れていません。代わりの人はいないので、体調を崩せないプレッシャーもあります。自営業という形がまだうまくこなせてなく、今後はそういった部分も改善していきたいです。

澤口眼鏡舎さんの今後の展望や、新たに挑戦していきたいことを教えてください!

澤口眼鏡舎川越

澤口:オーダーメイドだとどうしても価格が高くなってしまうので、廉価版でかけやすいメガネフレームを提供することも行っていきたいです。

韓国の眼鏡屋さんと一緒に何度かそういった事業をしていて、今年も行う予定です。
また、他のお店とも一緒に何かお仕事が出来たらいいなとも思っています。色々な方と協力しながら、まだ世の中に無い眼鏡を作ることにチャレンジしてみたいなと考えています。

川越の好きなところや魅力を教えてください!

澤口眼鏡舎川越

澤口:川越は業種に関わらず、色々な方と横のつながりが強いと感じます。
商売をする上でそういったつながりに助けられる部分も多いので、すごくいい場所だと思っています。

また、若い方が元気で活気があることも魅力だと思います。新しい方もどんどん入ってきますし、とても面白い街だなと感じています。

住所 〒350-0054 埼玉県川越市三久保町1−14
営業時間 営業日 土・日・祝(臨時休業あり)
営業時間 10:00~17:00
アクセス

【電車】
本川越駅 (西武新宿線)より徒歩15分
川越市駅 (東武東上線)より徒歩20分
川越駅 (JR/東武東上線)より徒歩30分
※本川越駅、川越駅からバス利用可能。松江町二丁目バス停から徒歩2分

【車】
専用の駐車場はございません。
近隣のコインパーキング(有料)をご利用ください。
目の前と100m先の二箇所にコインパーキングがあります。

公式HP https://sawaguchi-meganesha.com/