ワーケーション・ソリューションさんが川越に立ち上げられた経緯を教えてください！

江口：川越育ちで、今も川越に住んでいるので、起業するなら川越で、と思っていました。

元々は東京の会社で働くサラリーマンで、新卒でシステムエンジニアを2年間、その後、派遣社員を経て、複数の事業会社で人事・総務を15年ほどやってきました。

そんな中、なぜ毎日満員電車に乗って朝9時（多くの会社の始業時間）の東京に出社しなければならないのかというのがずっと疑問に思っていました。

だいたいの人って、会社で働くこと、会社に通うこと自体、ごく当たり前なこととして育てられてきたことと思いますが、IT化が進んだ現代において、なぜ日本人の働き方が変わっていないのか。
なぜわざわざムダな時間と体力をかけて行く必要があるのか。疑問に思いませんか？

私はそんな、いまだに根強く残る旧態依然な働き方とその価値観を変えることで、誰もが働きやすく、生きやすい世の中にしたいと思い、起業しました。

ワーケーション・ソリューションさんを運営していく中で、江口さんが喜びを感じる瞬間を教えてください！

江口：ご縁があって、独立して少ししてから働き方改革のコンサルのお仕事を頂きました。

クライアントの企業さんと一緒になって作り上げて、失敗もたくさんしてきました（むしろ失敗の方が多かったかも）けど、働き方の制度を本格稼働させた時は嬉しかったですし、別の仕事でも関わっていたサポート業務を終了したときに、先方の企業さんから感謝を伝えられた時は本当に喜びを感じました。

ワーケーション・ソリューションさんを運営していく中で、江口さんが苦労していると感じる瞬間を教えてください！

江口：（顧客先企業の）従業員のみなさんそれぞれいろいろ考え方をお持ちで、それをまとめるのがまず大変かなと思いましたね。

変化を好まない人もやはりそれなりの数いらっしゃいますので、そこをどうやって理解してもらうかというのが大変だったなというのが印象があります。
もちろんそれはどこの会社でもそうだと思うんですけど、これからもそういう壁があるのかなと思っています。

ワーケーション・ソリューションさんは、今後どのようにしていきたいと考えていますでしょうか！

江口：独立してからここまでは、「働き方改革のコンサルティング」をやってきました。

その中で見つかった課題を解決させつつ、ウェルビーイングを取り入れて，誰もが生きやすく、働きやすい社会を目指すべく、「well is」というブランドを立ち上げました（いずれは屋号にしたいと考えています）。

それ以前に、ウェルビーイングってなんぞやっていう人がまだまだ多いので、まずは広めていくことも大事なことだと思います。
将来的には、ウェルビーイングを地域活性化に活かしていく事業をやっていきたいです。

ワーケーション・ソリューションさんは、川越に対してどのようにしていきたいと考えていますでしょうか！

江口：まだ川越の会社さんとはお仕事ができていないのが現状です。

川越の街に対して何も貢献できていないので、川越からウェルビーイングを発信していきたいですし、1社、1人でも多くの川越の会社、川越の人に、働きやすさ、生きやすさを感じてもらえるようにお手伝いが出来ればうれしいですね。

江口さんが思う、川越の良さ、魅力を教えてください！

江口：人口35万都市で、埼玉県第3の都市で。市内のお店に行けばなんでも揃うし、都会的な部分と田舎っぽさがある部分が両方あるのが魅力的だと思います。

川越は、祭りとか歴史とか、佇まいとか、すごく誇れる街だなと。そういうところは東京に勤めてわざわざ川越に住むぐらい好きであった部分です。

とはいえ、朝の通勤は大変で、混み合う時間を避けるのに必死だったのですが、そこまでしてでも川越に住み続けてい他のはやっぱり自分が川越を好きだったんだなと思いますね。

住所	日本全国 ※拠点は埼玉県川越市、所沢市
公式HP	https://well-is.com/