宿泊

「Hatago COEDOYA~旅籠 小江戸や~」は小江戸川越の中心にある観光に最適なホテル。本川越駅から徒歩8分アクセスで、和モダンな施設でおもてなし。

旅籠小江戸やは、江戸から明治・大正・昭和と移り行く時代を表現する小江戸川越で、 国内外のお客様をおもてなしする宿泊施設です。

 

旅籠小江戸やは、川越の中心市街地に隣接した場所で、ルームタイプはシングルルームから最大12名のドミトリータイプまでお客様のご要望にお応えした和モダンな施設です。

今回は旅籠小江戸やの総支配人である藤原さんにお話を聞いていきます!本日はよろしくお願い致します!

旅籠小江戸やさんが、川越に立ち上げられた背景にはどのような理由があるのでしょうか?


藤原:もともとこの場所には旧鶴川座という施設がありました。
旧鶴川座というのは、明治31年に蓮馨寺境内に建てられた芝居小屋です。
蓮馨寺の境内には明治時代の初めに松蓮座という芝居小屋がありましたが、明治26年の大火で消失したため、鶴川座と名を改めて再建されました。
再建後は、芝居興行を中心に講演会場としても使用され、大正時代になると浅草で人気のあった活動写真の上映も始まりました。大正11年までに、外観がタイル張りの洋風に改善されますが、内部の客席は枡席のままで、回り舞台もそのまま使われていたようです。

そんな鶴川座は、建物の老朽化が進み、人が入れないほど危険な状態でした。地域から愛されてきた建物なので何とか残したかったのですが、採算性など諸々の面からも難しいという結論になり、取り壊すことにいたしました。
そこで、姿が変わったとしても引き続き地域に愛され商店街の活性化につながる建物にしようということで、旅籠小江戸やが立ち上げられました。

旅籠小江戸やさんの、こだわりや特徴をどのようなものがあるのでしょうか?


藤原:特徴としては、個人客、ビジネス客、観光客といったシングル、ダブルのお部屋はもちろん、ファミリーや女子会、スポーツクラブといったグループ客にも対応できるというところがございます。

コロナによって当初の目的通りではなくなってしまったのですが、当初は、インバウンドのお客様に楽しんでもらう目的でこの施設は建てられました。
基本的には、ドミトリーの相部屋がメインとなっています。そのほかにも、1人でゆっくりしたいというお客様もいらっしゃるので、シングルやダブルといったお部屋もご用意しています。

海外のお客様に気軽に宿泊していただき川越を楽しんでもらうというのがベースでしたね。あとは、日本人のバックパッカーの方などに安く長期滞在してもらうといった目的で最初は建てられました。
建設からオープンまでの1年間の間で、新型コロナウイルスが流行してしまい、建設途中に変えられるわけもなく、そのままオープンいたしました。
そういった中で、ドミトリーを海外の方に安く泊まっていただこうというスタンスは変わっていないのですが、もちろん海外客は来ないので日本人をターゲットに切り替えています。
現状としては、ファミリーやカップルなどに部屋毎に売ることに力を入れています。また、9〜10名泊まれる部屋が2部屋あるので、団体のお客様に対しては川越の中で泊まりやすい部屋を提供できるという大きな特徴がありますね。

旅籠小江戸やさんを運営していて、大事にされていることはなんでしょうか?


藤原:やっぱり、「人とのつながり」ですかね。サービス業、接客業なので、一度で終わらずにリピートしてもらえるような運営を大事にしています。
お客様も知らない土地にきて、どこに何があるのかわからないといったことも多いんですよね。お客様が知りたい情報をフロントで共有して、適切に答えられるように準備しています。
ただ、必要以上に接客をしすぎないということも大切にしています。旅館の人にベタベタされすぎても心が休まらなかったり、くつろげなかったりするじゃないですか。ですので、私たちはお客様に求められた時に最善の対応をする。そのための準備をしていますね。

旅籠小江戸やさんは、川越でどのような存在になりたいなどございますか?


藤原:川越といえば、「旅籠小江戸や」という存在になりたいです。

旅籠小江戸やは川越の中心にあるんですよ。
ですので、ここを起点に、川越のいろいろな場所に遊びに行ってもらって、2、3泊していただけるようになると嬉しいです。
川越と言ったら、時の鐘、菓子屋横丁、氷川神社ですが、ここに入るような存在となり地域のシンボルになりたいですね。

川越というのは首都圏から1時間で来ることができるので、日帰り圏内なんですよね。
ただそういった中でも、「1泊してゆっくりしていきたい」と思っていただけるような存在になりたいです。

旅籠小江戸やさんとして、今後進化していきたい、伸ばしていきたいと思っている部分があれば教えてください。


藤原:日帰り客に宿泊してもらえる仕組みを作らなければなと思っています。先ほども言いましたが、日帰りではなく、せっかくきたからゆっくりしてきたいと思ってもらえるような仕掛けが必要だなと考えております。

その中でも、若年層の女性客を増やしていきたいと思っていますね。というのも、女性客が増えると共に、カップルやグループとして男性客も増えるんですよね。

その施策として、各部屋の壁紙を季節によって張り替えることを検討しています。四季を表すような壁紙はもちろん、写真をとると翼が生えるような壁紙などのポップなもの考えています!

川越の街の魅力、好きなところがあれば教えてください。


藤原:蔵づくりの街並みは本当に素敵ですね!

個人的には、時の鐘の近くのスターバックスの雰囲気が大好きで、外観は教会みたいな佇まいでありつつ、中には小さな庭園があって、非常にゆっくりできますね。

スターバックスに限らず、旅行に来た人が写真を撮りたくなるような街並み、関東に住んでいるとこのような街並みを見る機会はないのかなと思います。
東京から30分40分で来ることが出来る距離感という立地でありながら、古い街並みが凝縮されていて、タイムスリップしたような感覚になれるのも魅力だと思います!

住所 〒350-0066埼玉県川越市連雀町8-1
交通アクセス 西武新宿線 本川越駅より徒歩にて約8分
公式HP https://hatago-coedoya.com/
公式SNS Instagram:https://www.instagram.com/hatago_coedoya/?hl=ja
TEL 049-277-4901